「俺がやる ゴキブリならば高熱に弱いはずだ」
プロフィール
- 年齢:26歳
- 身長:180センチメートル
- 体重:80キログラム
- 好きなもの:戦闘、嫌いなもの:戦争
- CV:津田健次郎
概要
第一部におけるバグズ2号乗組員の一人。
幼い頃からイスラエルの武装勢力で26年間闘い続けていた兵士。負傷して組織に置き去りにされた後、治療と同時にバグズ手術を施された。
テラフォーマーの巣を突き止めるため単独で調査に向かうも、テラフォーマーと戦い、死亡する。
作中で初めて能力を発動するが、変身してから僅か5ページで死亡。次に登場した時には引き千切られた頭部だけの状態だった。
変更点の多い実写映画版でも彼は殆ど変わらず(演:ケイン・コスギ)テラフォーマーズとの初戦で敗北、殺害される。
ファンからの評価
そのカッコイイ外見と物凄い名前、自信たっぷりの台詞、あっさりとした死に様からかませ犬として人気がある。
ちなみに連載開始前から犠牲者第1号にされる予定だったらしく、「こりゃ絶対強キャラだろう」という要素をこれでもかと載せたとのこと。
能力
「悪いが…先手必勝でやらせてもらう」
俗に言うヘッピリムシの能力。過酸化水素とハイドロキノンを体内で合成し、両掌にある孔から超高温のベンゾキノンを爆音と共に放出することができる。しかし高温に耐性を得ていたテラフォーマーには通用しなかった。
その後、第2部にて彼のバグズ手術の能力を得たミイデラゴミムシ型テラフォーマーが登場。
網に捕えられるも能力を使用してシーラを殺害。その後、激昂したマルコスによって網で頭部を潰されて倒される。
意外な家族関係
小説「THE_OUTER_MISSIONシリーズに「ジャニス・リー」なる女性科学者が登場するが、彼女はゴッド・リーの「娘」である。
余談
上記のように噛ませ犬として散ったことでネタにされる彼だが、ヤングジャンプ2015年3号に掲載されたQ&Aによると劇中で相対した個体は何とか撃退しており、その後現れた増援に殺害されたとのこと。
本編内でも「一時間で戻る」と言い残したリーに対して艦長が「……遅いな…」と発言する、リーの頭部を持って襲撃してきたテラフォーマーには能力で付けられた火傷跡がない等、予定より帰還が大幅に遅れていたことや遭遇した個体と襲撃してきた個体が別であることが描かれている。
このため能力が効かず、身体能力も自分より遥かに高いほぼ初見の相手にナイフだけで一時間以上持ちこたえていたことになり、噛ませ犬な描写とは逆に実際はかなりの実力者である。