『薬屋のひとりごと』の登場人物については→高順(ガオ シュン)を参照。
概要
呂布の配下として登場。張遼、陳宮に並ぶ呂布の配下筆頭として挙げられる。
人となりは清廉潔白で威厳があり、寡黙で一切酒を飲まず、また贈り物を受け取らなかった。部下は七百人だったが、敢えて千人と号し、鎧兜や武具はいずれも精錬されていた。攻撃した敵を必ず打ち破る猛将だったため、高順の部隊は『陥陣営』という異名をとった。
忠誠心も厚く、呂布も高順の武勇や忠誠心は認めていたが、次第に高順を疎んじるようになり、呂布に配下をすべて奪われて呂布の縁戚関係だった魏続に与えられた上、戦争が起きてからわざわざ高順に魏続配下の兵を指揮させた。しかし高順は終生恨みを抱かなかったという。
下邳城の戦いで奮闘空しく呂布・陳宮共々曹操軍に捕らえられ、絞首に処せられた。