日本のレーシングドライバー。
1971年5月18日生まれ。
広島県出身。愛称は「NOB」。
元々は運送業で働いており、AE86に乗って走り屋(ドリフト族)をやっていた。
後にサーキットで行われるドリフトコンテストに出場し、軒並み好成績を収めて全国的に知名度を上げる。
2001年にアルテッツァのワンメイクレースに出場し、レーシングドライバーとしてデビュー。
当時既に30歳と、レーシングドライバーとしては遅咲きな年齢ながら、セミプロやプロが多数出走する中でも互角に戦い成績を残した。
また同年にはD1グランプリにも出場し、初代チャンピオンに輝いた。
翌2002年にはJGTC(後のSUPERGT)にステップアップし、プロ入りを果たす。
以降D1グランプリと並行してレース活動を続け、様々なチームを渡り歩くが、D1グランプリへの参戦は数回の中断をはさみ2014年をもって終了したため、GTレース一本になる。
2011年には、初音ミクの痛車で有名なグッドスマイルレーシングに移籍。
同年には自身初のシリーズチャンピオンを獲得、更に2014年と2017年にもシリーズチャンピオンに輝くなど、目覚ましい活躍を見せる。
2020年現在も、同チームの看板ドライバーとして、相棒の片岡龍也と共に参戦中。
メディアでは同じチューニング好きの土屋圭市、織戸学、松田次生らとともに出演することが多い。
さらに2022年には日本カーオプザイヤーの審査委員にも選ばれている。
2020年に自身のyoutubeチャンネルを設立。
自身の近況報告や珍車試乗などを中心にアップしている。
所有車両
(youtubeチャンネルより)
日産:S15シルビア、180SX(ゲテちゃん スプリッター迷彩→ダズル迷彩のフルラッピング)、V35スカイライン(ドリフト教習車、通称スカちゃん)、R35GT-Rリバティウォーク仕様
トヨタ:トヨタスポーツ800、ハイエース、JZS161アリスト(ATドリフト仕様)、AE85トレノ改(16バルブの所謂4.5A-G仕様)(auto stage miyoshiでボディーワーク)
レクサス:RC_F(ATドリフト仕様 ロケットバニーフルエアロ化予定)
スズキ:ツイン×2(最初、ヤフオクで購入したツインがボロボロで「ウエハース号」と呼ばれるヤバイ状況だったが、なんやかんやあって2台目を入手し、ニコイチ作戦にてカスタム。2023年11月10日にyoutube上で完成を報告)
マツダ・オートザムAZ-1:(本人曰く「初めて貰った」車両。後にリバティウォークLB40フルエアロに改造予定)
メルセデス・ベンツ:A45
テスラ:モデルY
余談
- 走り屋時代はAE86に拘りがあり、5台も乗り継いでいる。特に*3ドアトレノの後期型*が一番のお気に入りであり、アマチュア時代にいか天に参戦したときは前期型AE86を後期仕様に改造、全国大会では後期型AE85で参戦していた。
- プロデビュー以降も、下位カテゴリのレースにも盛んに出場している。シビックや86/BRZのワンメイクレース、スーパー耐久などでも強さを振るった。
- 幼少期はBMXからバイクレースに参戦していた経歴もあり、ミニバイクレースで優勝経験もある。自動二輪免許も保有していることから自身のチャンネルで試乗動画も投稿している。
- 185cmの高身長でスタイルも良く、さらにダンディな声と雰囲気から女性人気ランキングでは立川祐路と優勝争いの常連である。しかしその体格故にフォーミュラカーでの実戦経験が無い(イベントでF1マシンに搭乗したことはある)。
- チューニングへの造詣は一流であり、テレ東系『スーパーGT+』では愛車自慢コンテストの審査長を務める。「男は黙ってシャコタン・ツライチ」が信条であり、購入した自動車には必ずチューニングを施さないと気が済まない。(メーカーに車両提供という形でテスラも足回りを換えた。)
- かつて(D1時代)は川畑真人と同様シャコタンドリフトマシンにこだわりを持っていたが、現在はそうでもなく、ドリフト専用マシンとして川畑にチューニングを依頼したゲテモノ180SX(通称「ゲテちゃん」)や、斎藤太吾が制作を担当したHKSの86 RS-3(曰くレギュレーションを無視した結果どのドリフト競技にも出場できない車両)を自在に乗りこなす。
- 2013年にグッドスマイルレーシングのデモカーとして使われていたヨタハチを譲り受け、8年かけてフルレストア&チューニング(所謂レストモッド(restomod))を行い、2021年にシェイクダウン。そこからさらに2022年に公認車検を取得し、公道走行が可能までになった。