概要
2014年発売。ラグジュアリークーペのRCをベースに、『F』の名の元にスポーツ路線に再設計し直したスポーツカーである。
自然吸気＋FRなので、単純な戦闘力ではターボ＋4WDで武装したホンダ・NSXや日産・GT-Rに一歩後れを取るが、ヤマハ発動機と共同開発した、現行で国産唯一のV8自然吸気エンジン『2UR-GSE』の官能的なサウンドが魅力である。
また後発で同じエンジンを搭載するLC500に比べると、重量が300~400kgも軽く馬力も10上回るため、よりスポーティーな走りが可能である。
レーシングカーのグループGT3仕様も、市販車と同じく華々しくデビューする予定であったが、GT3のレベルが設計段階で想定していた以上に高くなってしまっていたため、ホモロゲーションの取得に3年も必要とするという失敗をしてしまった。しかし2017年にやっとホモロゲーションを取得すると、SUPERGTのGT300では毎年優勝してチャンピオン争いに加わる活躍を見せている。
またホモロゲーションの必要ないGT500では2L直4ターボを積んで2014年~2016年に参戦し、2016年に強豪NISMOを破ってチャンピオンとなっている。
ちなみにあのパワー厨は「ラップタイム計測の価値なし」と酷評している。実際にタイム計測も行われなかったらしく、ボードに載せられていない。
