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概要編集

1988年にチューニングカー雑誌『オプション』のビデオ版としてセルVHSで発売された、通称「V-OPT」。

開始当初は雑誌版とそこまで内容に差は無かったものの、中期より『湾岸の千葉クン』や『変だわスモーキー』といった濃いキャラクターによるコーナーや、初期からある『最高速チャレンジ』から中期以降の『スーパーラップ』『D1グランプリ』といった本格的なものまで多種多様であった。

ライバルにあたる『ホットバージョン』『ベストモータリング』と違い、ストリートでのチャレンジも前面に推されていたのも特徴で時代が時代だった故に緩かった部分があったにしろ現在の視点で見ると下手したら摘発されてもおかしくないような事もしていた(どう見てもアクアラインにしか見えない道路を『ビデオオプション特設テストコース』と称してごまかしていたり、スモーキー永田による公道最速チャレンジをイギリスの高速道路で行った結果300km/hオーバーこそしたが現地で逮捕され世界最高速違反者になるなど)。

更に、ラーマン山田が体を張って安全を実証する『ラーマン山田の人体実験』などの企画も人気を呼んだが、vol.289を以て発売を終了。

現在はYouTubeで新作を配信しているが時代を反映してVHS・DVD時代の様なストリートチャレンジは行われていない。


主な出演者編集

稲田大二郎…Daiちゃん、GOGO大二郎、不死身の男など。オプションの創始者にして後のD1グランプリ立ち上げに関わった人物。D1GPを運営との意見違いで離れV-OPTにも登場しなくなったが、V-OPTがYouTube配信専門に切り替えてからは不定期であるが再び登場するようになった。

D1GP離脱後に土屋と共に「ドリフトマッスル」を立ち上げたが、ドリフトそのものがFIA公認を受けると役割を果たしたとして身を引き、再び以前のような活動を中心とするようになった。

一時期は加齢による体力や判断力の低下を理由に一線から退いていたがその後復帰、70歳を超えた現在でも最高速チャレンジに挑戦するなど元気な姿を見せている。


土屋圭市…ドリキン。彼もまたD1GP立ち上げに関わったもののGOGO大二郎と同じ理由でD1GP及びV-OPTから離れたが、彼もまたGOGOと同じく現在の配信専門V-OPTには不定期ながら出演している。


織戸学…モン吉。「水戸納豆レーシング」など持ちコーナーがあったが、レーサーという立場上公道も舞台となる「水戸納豆レーシング」は嫌な企画だったと明かしていた。


木下みつひろ…史上最速の小学5年生。公称156cm・55kgと小柄の為にV-OPTでは小学生などと呼称されているが、この体型の為にバケットシートが合わないなどの苦労が絶えない。土屋と同じく長野県出身であり、碓氷峠での走り屋デビュー時代は土屋とも走った事がある模様。


飯田章…ヘナチョコ。先述の「水戸納豆レーシング」においては切込隊長として、別の企画で制作されたAE86レビンのTRDフルチューン仕様を用いていた。のはいいのだが、同企画での行為(オートサロンで持ち込んだポーターキャブのエンジンをかけて自走させる等)が原因で当時GTで所属していたホンダと揉めて2001年に追放される。その後はトヨタに移籍したものの「自動車サッカー」においてのロケット弾発射(第2回)、花火大会用の日本国内では売っていない打ち上げ花火発射(第3回)が原因でGT500のシートを失うなど、(大体は自業自得とはいえ)V-OPTにかなり振り回された。·····が、今現在でも後述の谷口やラーマン程では無いが出演する事がある。


谷口信輝…NOB。詳細は本人の記事を参照。


スモーキー永田…『トップシークレット』代表のチューナー。世界最高速違反者


ラーマン山田…噴飯者。詳細は本人の記事を参照。


湾岸の千葉クン…同名のコーナーに登場する謎の人物。V-OPT編集部に湾岸線などを攻めている映像が映っているVHSを送っていた(YouTubeでの新作ではSDカードに進化していた)……という設定で、実際はオプションの編集部員(当時)の秀里毅であり大人の事情で千葉クンに扮していた。


難波圭一…ケロシン難波。本ビデオのメインナレーターで、ビデオ内では独特のナレーションで出演者などにも(主にラーマンから)突っ込まれることがあった。V-OPTがYouTubeに舞台を移してからしばらく出演しておらず、ラーマン山田や千葉クンなどの名物キャラが再出演する中で難波のナレーションが無い事に寂しさを感じるファンも多かったが、2021年9月配信の新作で満を持して再登板。

この時は一度限りの限定的な出演だったが、本人はまた機会があるならラーマンやDaiちゃんの企画にナレーターとして携わりたいと意気込みを見せた。

その後、全部ではないがラーマンやGOGO大二郎の企画や2022年のV-OPT動画ベスト100のナレーションを務めたりと、機会はまだ限定されているがナレーターとして再びV-OPTに関わりつつある。


関連項目編集

モータースポーツ ドリフト レース

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