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高遠遙一

たかとおよういち

高遠遙一とは、『金田一少年の事件簿』のキャラクター。
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「僕は人を欺くことに快感を覚え……君はそれを見抜くことに”使命感”を感じている」

CV:小野健一 / 阪口大助(少年期)
演:藤井尚之(2001年) / 成宮寛貴(獄門塾殺人事件・金田一少年の事件簿N)

人物

犯罪芸術家


23歳。マジック団体「幻想魔術団」の元マネージャー

「魔術列車殺人事件」の真犯人で「地獄の傀儡師」や「犯罪芸術家」の名を持つ、金田一の最大の敵と言える殺人鬼。
マジシャンとして尊敬する母、近宮玲子が殺され、その復讐に手を染めたことがきっかけで人の死に芸術性を見出す狂気を発露させた。
事件の真相を見抜かれると速やかに自白したものの、警察の隙を見て脱獄。現在は犯罪コーディネーター「地獄の傀儡師」として殺意を持つ人々を唆し、完全殺人の脚本を提供してはその舞台の成り行きを自らの目で監視している。

母譲りの手品の才能を持ち、これを多様したトリックで金田一を翻弄し、何度捕まっても脱獄している。
得物にナイフを愛用しており、ナイフそのものやダーツの矢などの投擲のコントロールにも長ける。
また変装のプロでもあり、その一環として仮面をつけることを好み、あえて敵の前に出て挑発するなど大胆不敵な性格も持ち合わせている。留学経験もあり、語学も堪能。
更に明智と同じ私立秀央高校出身で試験全教科満点で入学した秀才でもある。しかし自己主張の塊であった明智とは異なり、近寄り難い雰囲気から周囲に馴染めず孤立していた。

金田一が祖父の名にだけではなく、自身のプライドをもかけて捕まえると誓った唯一の人物で、お互い相容れないが常に意識し合う宿命のライバルのような関係である。
ライバルの王道として、稀に共闘して事件を解決に導くことがある。お互いの実力を認め合っているからか、その時のコンビネーションは抜群である。

ちなみに、『金田一少年の事件簿』本編では現在のところ金田一は高遠の用意した、あるいは実行犯に用意させたトリックは全て解き切っており、自身の犯罪も含め完全犯罪をコーディネイトしたことは実はない。しかしあくまでも“作中で披露された話”の全てであり、一が絡んでいない事件に関しては不明。
抜かりの無い高遠は計画に綻びが生じるアクシデントが起きた際のアドバイスもして、完全犯罪を達成させようとしている。
それでも停電や火事などの予想できないことがきっかけで、犯人がボロを出してしまうことがある。完全犯罪に拘る彼には「事実は小説よりも奇なり」という諺を投げかけたいものである。

端的に高遠のことを説明するなら、ルパン三世怪盗キッドのようなスペックと、ジェームズ・モリアーティのスペックが加わった人物といったところ。なお、ルパンやキッドに近いキャラとしては作中に「怪盗紳士」がいる。

地獄の傀儡師として活動する裏で自身のルーツを追い求めており、実父の正体を探っている。
世界で二株しかない無色透明の薔薇、蜉蝣を所有する。

性格

初登場時は眼鏡をかけて気弱な印象を見せていたが、それは人を欺く演技に過ぎず、金田一に犯人と見抜かれてから徐々にその恐ろしい本性を現すようになる。彼の演技は俳優として通じるほどのレベルを持っている。
本性は前述したとおりに大胆不敵。プロの殺人者としての冷酷さとマジシャンとしての用意周到さを兼ねている油断のならない人物である。
静かな微笑みと丁寧な口調でどこか掴み所のない雰囲気を醸し出している。口癖は「Good Luck!
残忍な愉快犯兼サイコキラーとしての一面が目立つが、作品によっては異なった一面を見せることもある。
全体的に見ると、無関係な人間を巻き込むことは極力せず、殺人教唆も被害者が救いようもない外道であり、そいつらに苦しめられた犯人を対象にしている。また、アドバイスはするが自らの手で代わりに標的を殺すことは決してしない。犯人の動機の複雑さや、法律では裁けない外道への制裁をしているため、ダークヒーローのような面も持ち合わせている。これは自身の殺人の動機が「母を喪った」という哀しきものであることが起因していると思われる。
マジシャンとしての経験と知識から、ある程度の推理力も兼ね揃えている。

自身の逃亡生活に協力してくれた相手には友好的な一面を見せる。また、金田一と協力する時は真犯人を暴いたり、自殺しようとした真犯人を助けるなど、複雑そうな想いを秘めていることが窺える。
金田一と協力していた姿を美雪からは「微妙に似た者同士ね」との評価。『光と闇』のように表裏一体という事だろうか。

容姿

両サイドに広げた髪(所謂、真ん中分け)と端正な顔立ちをしており、たれ目が特徴的。一部の作品では極端に作画が異なることもある。
不敵な笑みを浮かべることが多く、底知れない暗黒の感情を周囲に曝け出している。
体格は剣持警部に近いが、体重が成人男性としては非常に軽く、体重50kgそこそこ。
(これが上述の事件において、犯人だと暴かれる一旦となっている)
初登場時は眼鏡をかけていたので、デフォルメ気味に描かれた時は佐木竜二と似ていて紛らわしい。後に地獄の傀儡師として活動後も眼鏡をかけた姿で登場しているが雰囲気が全く違う。
母親と似ておらず、全体的に父親似である可能性が高い。

高遠遙一


ちなみに高校時代は前髪を下ろしていた。

経歴

本編

彼の夢は一流のマジシャンとなって同じ母親の基へ立つことであったが、母親が殺されたことでその夢は永久に叶わないものとなる。その後は自らのマジシャンとしての知恵と技術を活用し、復讐を兼ねた最高のマジックショーを実行した。しかしそれも金田一に見抜かれてしまったことにより、一世一代のマジックも台無しとなってしまった。それ故に、以降は金田一に勝つことを目的に動き、金田一をライバル視するようになる。

犯罪コーディネーターとして暗躍してからは、他人に犯罪を行わせ、それが失敗すると芸術を汚されたと称して犯罪者を殺害する残忍な行動を取る。また、身代わりを頼んだ人間すらも容赦なく殺すなど、残忍さが強調された場合もある。
高遠曰く父親は何でも完璧を志す存在であったらしく、父親のもとでは自由らしい生活が送られていなかったとも語っている。
しかし高遠本人はその父親とは似ていないと感じており、実際に本当の父親が別にいるようだが正体は不明。そのため現段階での高遠のルーツは不明だが、本当の父親はトリックに都合の良い何らかのからくりが施された館を残すなど、只者ではないことは間違いないようである。
以降は自身のルーツを探るという目的も持ちながら独自に行動を執る。

逃亡中は自身が関与した事件の人形劇を子供たちに披露することが日課になっている。彼自身、幼少期に母親から公園でマジックを教わっていた。

現在はどうやら家を持ってるらしく、喫茶店を経営しながら裏で犯罪者として暗躍している。この家が高遠の実父のものなのか新築のものかは現時点では不明。

本編前

魔術列車事件以前の彼の動向で分かっていることとして、プロのマジシャンとしてラスベガスのホテルでマジックショーを開いていたことがある。
日本に帰国する前なのでまだ犯罪者としての気質が目覚めていなかった頃の高遠の貴重な姿であり、
「マスクマン」という仮面のマジシャンに扮してマジックを披露していた。
そしてこの時に明智警視と接触している。

この頃の高遠は存外に人のいいところがあり、マジックショーの最中、明智警視が監視中の容疑者と揉めてしまった際マジックで彼を助けたり(迷惑な客を追い払いたかった本音もあるっぽいが)、その容疑者がホテル内に隠した金の在り処について明智警視が悩んでいるときには、カードを使ったマジックでさりげなくヒントを与えたりしていた。
またこの事件で明智警視と接触したことが、魔術列車事件で脅迫状を警視庁に送りつけた遠因であるといわれている。
ちなみに、マンガボックスで連載されていたスピンオフ作品『高遠少年の事件簿』では、明智と同じ秀央高校に通っていたことが判明。明智の4学年下であり、また明智以来4年ぶりとなる全教科満点での入学である。なおこの時、明智は高遠を一瞬見ているが、高遠の方は直接明智を関知していない。

関与事件

以下、犯人の名前などは伏せてますが、ネタバレに注意して下さい。




本編内での自らの手による直接的な殺人は7件(魔術列車殺人事件で3件、速水玲香誘拐殺人事件・金田一少年の決死行・獄門塾殺人事件・黒魔術殺人事件で各1件)で、スピンオフでも殺人を犯しているが、こちらは正当防衛である。
また殺人未遂を含めればほぼ登場の度に犯罪行為を犯している。活動のメインである殺人教唆で間接的に殺害した人数は現時点で確認できる限り21人。加えて3回も脱獄している。警察は何をやってるんだとも言えるが、高遠の実力がそれ以上に優れているとも言えるだろう。

なお、世間的には指名手配犯のため変装していることが殆どだが、CASEシリーズ以降は殆ど「こいつ高遠だな」と簡単に連想出来る簡易変装が多い。のに金田一や明智以外の他の登場人物たちはなかなか気づかないことが多い。ぶっちゃけ、高遠であるかどうか以前にどう考えても怪しい人物である
その際の偽名もDQNネームレベルで人間の名前としておかしい物や非常に珍しい苗字のものが多く、登場人物の名前を並べただけでも誰が高遠か分かることすらある。いろんな意味で、こいつは親にならない方がいい気がする。

ちなみにその事件に高遠が関係するか否かは、冒頭あるいは序盤に高遠が登場するかで判明することが多い。また、金田一恒例の犯人につけられる「怪人名」は大抵は高遠が名付け親である。

FILEシリーズ

高遠の初登場から、因縁のライバルとしての出演まで。

魔術列車殺人事件

初登場であり、真犯人。マジックで使われるトリックをいくつも応用し、隙のない犯罪計画を実行した……のだが、自身の体重が軽すぎることが仇となり絞殺に失敗、その時とっさに考えた逃亡手段(翡翠)が原因で犯人であることを見抜かれてしまっている。母の教えで速やかに自白したのだが、他人の犯罪に厳しい割には意外と初歩的なミスをしている部分が窺える。
1度は捕まるも逃亡し、以降はサブレギュラー的存在として金田一の行く先々で暗躍する。

速水玲香誘拐殺人事件

リニューアル前最後の金田一少年の事件簿の事件にて登場。「地獄の傀儡師」として最初の犯罪教唆を行う。
この時は変装しており「小渕沢英成」と名乗って容疑者の一員に紛れ込んでいた。
犯人を見抜かれるとその犯人を殺害し、最後に金田一の前に姿を現しては得意のマジックを使ったかのようにその場から消えてしまった。

Caseシリーズ

金田一少年の第一期完結まで。このシリーズの高遠はアンチヒーローのような一面を持つクールなキャラクターとして描かれている。

露西亜人形殺人事件

この事件は高遠の逃亡生活を手助けした人物の依頼で関わることになる。前回は誰1人高遠であることを見抜けなかった程の変装の腕前を見せながらも、今回は仮面をつけてしかも奇術師スカーレット・ローゼスと名乗って登場。金田一にもすぐに正体を見抜かれる。
後に高遠への依頼人が殺されてしまい、その仇を討つために金田一と推理勝負を持ちかける。最終的には金田一と協力する形で犯人を暴くこととなった。
また、この時の犯人の動機が高遠自身が殺人を行うきっかけと似ているためか、自殺しようとした犯人を助け、殺人事件の舞台をあとにした。
最後にこの事件の裏に隠された真相について金田一と話した後に、自身と金田一の関係を「平行線」に例えた。その後宣戦布告をして、いかにも悪役らしい去り方をした。高遠自身が事件に直接関わっていない初の事件。

金田一少年の決死行

金田一少年の事件簿が不定期連載になる前のいわば最終回の事件にて、ラスボスの如く登場する。
なぜか牧師として教会に潜んでいたところ、殺人事件のタネとなるネタを収集。金田一を犯人に仕立て上げる犯罪計画を実行するも見破られ、最終的に剣持警部そっくりに変装していることも見抜かれる。実際はそれ自体も計算済みで、自殺に見せかけるマジックショーで逃亡を企てていた。
しかしそのことも見抜いた金田一達によってついに捕まり、再び刑務所へ送られることとなった。その後は天性の嗅覚で嗅ぎつけた、これから殺人事件が起こるであろう場所、あるいは殺人が起こるように仕組んだと思われる場所を記した「犯罪ガイドマップ」を作り上げ、金田一に手紙として渡した。
因みに後述の「剣持警部の殺人」にて金田一は「高遠は犯人にとって全く関係ない人間を巻き込む計画は決して立てない」と言っているが、この事件では犯人にとって無関係な明智警視が被害者として殺されかけるという事態が起きているため、さりげなく矛盾が生じている。

不定期連載の新シリーズ

新シリーズによる金田一少年の事件簿の連載が再開してから、一度は決着がついた高遠との対決も復活。本シリーズでは冷酷かつ残虐な人物として描かれている(原作者曰く、現代社会を考えた時、殺人者がカッコいいと思われる状況を良くないと考えたとのこと)。

吸血鬼伝説殺人事件

直接高遠が関わったことを示唆する場面は無いが、高遠の「犯罪ガイドマップ」に載っていた場所で起きた殺人事件であり、かつ犯人の使ったトリックがマジックショーでよく使われる「困難の分割」であったため、何らかのタネをまいた可能性は考えられる。

獄門塾殺人事件

「オペラ座館・第三の殺人」の終盤にて高遠が脱獄し、本格的に再始動した。
この時もまたどういう訳かゴムマスクをつけただけという簡素な変装をしており、外見はどう見てもスケキヨ。偽名の「赤尾一葉」も自分の名前を並べ替えただけとなっていて、この段階で「こいつ高遠だろ」と確信した読者多数。アニメ版では当然声も同じなため、もはや分からない方がおかしいレベル
こういった変装をする場合があるため、後の「雪霊伝説殺人事件」における仮面をつけた弁護士が高遠ではないかと疑った人もいるのではないだろうか。
謎を解かれた場合は犯人を見逃すという約束を金田一に取り付けられたが、無視して殺害した。
アニメ版だと町中で地獄の傀儡師状態で子供達に風船を配った後で明智警視にマリオネットを送りつけていて(金田一には犯罪ガイドマップを)そのマリオネットが煙突に待機していた地獄の傀儡師状態の高遠のところに飛んでいき、高遠は赤い薔薇と共に消失マジックを披露していた。お前何やってるんだとつっこみをいれたくなるだろうが彼もマジシャンだったのでやりたかったんだろう。きっと。ブラッディローズ(赤血薔薇) の脱出マジック
           

黒魔術殺人事件

他よりも高遠の残忍さが強調された事件。仮面とカツラをつけた黒魔術師「黒瓜鬼門」として登場。またお前かと思った人は数知れず。いい加減にその名前のセンスをどうにかしろ。
なぜかこの事件に登場する高遠はやたら顎が長く描かれている。さすがにアレほど酷くはないが。
自身の身の安全を優先して逃亡したために、この作品ではトリックを見抜かれた犯人が高遠に命を狙われることは無かった。…ただし、事件に無関係な人物(高遠自身が用意した黒瓜の身代わり)が殺害されている。
どうもこの事件の高遠だけ作画も性格も原点から大分ズレているようだ。
アニメ版では尺の都合上、役者は雇われず高遠本人が黒魔術をやっている。
また、金田一とも直接対面している。しかしその際に「後は私の人形が芸術的な犯罪を完成させてくれる」と、地味に吹き込みをした相手が複数いることをバラしてしまっている。
尤も原作にないシーンのため、ここで金田一が複数の人物によって事件が展開されたことに気づくわけではない。むしろ2回目を見た視聴者、もしくは原作を既読した視聴者宛の伏線と思われる。

剣持警部の殺人

指名手配もされている人物なのだが、変装もなしに牧師として普通に警察関係に介入して犯罪者と面会している。何やってるんだ警察。
この事件においては最後に犯人が自殺することを考慮してか、トリックを見抜かれた後に高遠に命を狙われることは無かった。
なお、犯罪教唆したのは高遠だがその状況を作った原因は警察や弁護士らにもあるので、作中での高遠の「犯人は大人に裏切られた」という発言は事実である。

20周年記念シリーズ

登場した回は1つだけで、高遠の殺人教唆による事件ではなく、むしろ味方として活動した珍しい回となる。
この辺りから自身のルーツを気にするようになり、父親だと言われていた人が養父であることが判明。実父が残したっぽいモノを殺人教唆しつつ追いかけている。

薔薇十字館殺人事件

20周年記念シリーズの最終章に登場。冒頭にて久しぶりにマスクなどではない本格的な変装を見せた。
ローゼンクロイツ(ドイツ語で「薔薇十字」の意)と名乗る謎の人物から、高遠さえ知らない異母妹を人質に取ったという内容の脅迫めいた招待状が送られ、金田一達に協力を申し込んで薔薇十字館へと向かう。
本人はフラワーアレンジメントの「遠山遙冶」と名乗って舞台に紛れ込んでいるが、変装はしていない。作中で招待客の1人によって高遠遥一である事が暴かれると、他の人物によって監禁されるなど警戒されたが、それまで変装どころかマスクやメイクの1つさえしていない指名手配犯本人と対面しておきながらなぜ怪しもうとすらしなかったのか疑問である。
事件解決後は当初の約束通りに警察へ出頭するもあっという間に脱獄し、ある目的地にたどり着いた模様。
また、露西亜人形殺人事件と同じく高遠が手を下していない事件であり、あの事件以上に金田一と高遠が協力するシナリオとなっている。
高遠と美雪がまともに会話するシーンがあるのは、実に魔術列車の一件以来となる。彼曰く美雪は金田一の助手的存在らしいが、あながち間違ってはいない。
なお、これも露西亜人形殺人事件と同じく高遠が犯罪に手を染めていない事件に数えられる……かと思われたが、ファンからは強制猥褻が罪状に加えられている。

金田一少年の事件簿R

地獄の傀儡師としての活動を再開。しかし、ルーツ探りを最優先にしているためか、完全犯罪にこだわるような描写が薄く、真相が見抜かれたからと殺人鬼に仕立て上げた人物に直接手を加えなくなっている。

亡霊校舎の殺人

薔薇十字館殺人事件の最終回にて高遠が訪れた山中の洋館を拠点に暗躍。今回はとある人物の思惑を探るため、その人物によって改造された黄金島の中学校を事件の舞台に選んだ。金田一達を誘導したことにより、獄門塾以来となる金田一と明智警視の共闘が実現している。また、今回の犯人「亡霊教頭」は高遠が作った『完全犯罪の扉』というサイト(推理小説の感想サイトに偽装されていた)を見たことがきっかけで教唆のメールが送られていた。
事件前は今回の計画を基にした紙芝居をしており、事件後は島で発見した黄金の一部を持ち帰り新たな資金源としている。
なお、この事件で高遠と犯人は始終無線でやり取りしていたため、金田一達と顔を合わせることはなかった。

蟻地獄壕殺人事件

これまでの高遠の「地獄の傀儡師」としての活動が絡む事件では冒頭にて高遠の存在を仄めかすのがお決まりになっていたのだが、この事件は裏で糸を引いていたことが中盤に発覚するという珍しいもの。
どうやら今回の舞台である蟻地獄壕も高遠のルーツを探る上で何かしら重要な要素を持っているようだったが、本編では明らかにされなかった。
今作はいつき陽介を意図的に巻き込んだ初の事件となっている。
かつてのマネージャーに似た姿で犯人となる人物の前に現れ、言葉巧みに殺人計画へと誘導。事件中には本気の変装をして容疑者の中に紛れ込んでいたが、金田一が事件を解決して変装がバレてからは正体を堂々と現し、ナイフで防御しつつ部屋の鍵をかけて逃亡した。

金田一二三誘拐殺人事件

喫茶店と葬式会場に紛れ込むことで事件のことを嗅ぎ付け、完全犯罪のためのトリックを伝授した。
今作では珍しいことに、意図的に金田一を巻き込まずして「地獄の傀儡師」としての殺人教唆をしている。そのためか冒頭どころか道中でも彼が関与したことを疑わせる描写がない。
そもそも陰でやり取りできる状況の無い犯行とはいえど、高遠が状況を見守っているような様子さえもない。
金田一は「完全犯罪」というワードを滑らせたことと、一般人にしてはよく出来たトリックから裏に高遠がいることを見抜いた模様。だが、それは高遠が関わっていないこれまでの犯人のことを否定するかのような物言いである。
ただし、誘拐目的に見せかけた計画殺人という点では「速水玲香誘拐殺人事件」に通じるものがあるので、デジャブを感じていた可能性も有る。

また、薄々感づいていた人もいるかもしれないが、カフェふくろうの店主の正体が高遠であることが発覚した。
高遠が殺人教唆した「亡霊校舎の殺人」と「蟻地獄壕殺人事件」に両方ともカフェふくろうが登場していたため、関連を疑った読者もいるのではないだろうか。
どのようにして喫茶店のマスターに転職したのかは謎だが、初登場が「亡霊校舎の殺人」であることから、手に入れた金塊を利用して店を立てた可能性が考えられる。
それにしてもルーツ探りの件はどうなったのか。

スマートフォンアプリ【マンガボックス

高遠少年の事件簿

高遠が主役のスピンオフ作品。
高遠が高校生の頃に遭遇した殺人事件を描いている。
後に単行本として発売された。全1巻。

【イブニング】

金田一37歳の事件簿

20年後の続編では43歳となり刑務所に収監されている。外見はロングヘアーの白髪になっている以外に特に変化は無い。

関連イラスト

地獄の傀儡師と少年
しかも一人は犯罪者


地獄の傀儡師
高遠少年は友達が少ない



関連タグ

金田一少年の事件簿 高遠少年の事件簿 マネ高 高遠遥一 地獄の傀儡師
眼鏡 翡翠 マネージャー 薔薇() (赤薔薇紅薔薇) Rose Roses Scarlet 平行線 Re:平行恋線
仮面 マスク ピエロ マジック マジシャン 緋色(スカーレット) (ローゼス) ワイン(ロゼ) 
/血液 ナイフ/包丁  脱出 脱獄 悪魔 マリオネット
ブラッディローズ(赤血薔薇) 

関連人物

金田一一 明智健悟 残間さとみ 幽月来夢 月読ジゼル 霧島純平 藤枝つばき
近宮玲子 高遠遙一の父親

コンビタグ

平行線コンビ 薔薇兄妹

NLカップリングタグ

高幽 高つば 高ジゼ

腐向けタグ

攻め:高金 高金♀ 高明
受け:霧高 金高 由良高

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