『心霊探偵八雲』の登場人物についてはこちら ⇒ 七瀬美雪(心霊探偵八雲)
「あたしは自分の目よりはじめちゃんを信じます!はじめちゃんは絶対に人殺しなんかじゃない!!」
プロフィール
身長 | 161cm(書籍「金田一少年の全事件簿」より) |
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体重 | 48kg |
血液型 | A型 |
誕生日 | 11月24日 |
スリーサイズ | 88・58・89 |
ブラサイズ | Fカップ |
特技 | 百人一首の早詠み |
資格 | 書道3段 |
好きなもの | オムレツ、ヒマワリ、DREAMS COME TRUE、Mr.Children |
概要
主人公である金田一一の幼馴染。桜樹センパイ曰く「幼馴染のタコ娘」。
一とは友達以上恋人未満の関係であり、彼のことは幼少の頃から「はじめちゃん」と呼んでいる。
私立不動高校の2年生であり、生徒会長。ミステリー研究会(部長)と演劇部に所属している。
頭も性格も良いため不動高校の生徒の間では男女問わず人気が高い。特に男子にはしょっちゅう告白されているが、その全てを一瞬で断っている。
成績も非常に優秀であり、勉強もスポーツも駄目な一とは対照的であるため、秀才の彼女と落ちこぼれの一がいつも行動を共にしていることは、生徒の間では「不動高校七不思議」の一つとされている(普段の落ちこぼれ度があまりにも目立つため、一の推理力及び真の優秀さを認識している生徒および教師は一部にしかおらず、大半の者からは着眼点の鋭さを「妙な目敏さがある」程度にしか見られていない)。
また、フラワーアレンジメントを習っている。
ミス研部長になってからは、少しでも一の推理の役に立とうとしてミステリー小説を3日に一冊のペースで読んでいる。
周りの目が点になるような素っ頓狂な推理を披露したこともあるが、彼女の何気ない一言や行動のおかげで一が事件を解決に導くことも多い。発想力や雑学は豊富な一方で一般常識や学業レベルの知識が乏しいという一の弱点や、女子ならではの発想と言った部分でサポートしている。
一と共に度々事件に巻き込まれ、彼女自身もたいていロクな目に遭っていない。しかし一を信じて決して彼から離れようとはしない。
恋のライバルにアイドルの速水玲香やミス研の後輩の美浦エミリがいる。
一とはお互いに素直になれないだけで事実上の相思相愛であり、第Ⅰ期「金田一少年の決死行」のラストでは一と唇を重ねた。だが、第Ⅱ期以降も恋人未満のような描写となっている。
人物
几帳面で面倒見が良い、いわゆる真面目な優等生タイプ。グータラで落第寸前の一を心配してあれこれと世話を焼くことが多い。
年相応の少女なので、節度ある遊びに関しては一と一緒になって楽しんだり、CDドラマでは一が入手した新作ゲームに興味を持ってついつい勉強ほったらかしでのめり込んだこともある。
一に対して好意を抱いているが、彼がしょっちゅうスケベなことをしてくるため、平手で打ったりしてしまいなかなか素直になれない。着けているブラを盗られたりとか胸を触られたりとかパンツを見られたりとか。当然である。
しかし、スケベなところを除けば、自分が疑われた事件で自分のために捜査する一を見てはっきりと顔色が良くなったり、ある事件に巻き込まれて不安を隠せなかったときも、後から一が来た途端に安堵の表情を見せるなど、全幅の信頼を寄せている。
また、上記の通り真面目な性格なので、指示がない限り単独行動は控えてサポート役に徹している。
少々ツンデレかつヤキモチ気味。一が他の女性に手を出したり鼻の下を伸ばすと、途端に不機嫌な態度を取る。
最初の頃は足を踏んづける程度だったが、途中からは教卓や岩を投げつけるなどツッコミがグレードアップしている。更には無言で笑っていたり、ジト目で睨んだりもするようになった。
反対に一も美雪に他の男性が手を出そうとすると何らかの行動に出ることが多い。
その手の知識に疎いのか、初期は入部したがっているはじめちゃんの下半身を気付かないままギュッとお握りになることも多かったが、途中からはすぐに気付くようになり、制裁を加える描写が増えた。
トラウマを持っている色はピンク(トラウマを指摘された時に美雪は「ピンクのうさぎさん?」とだけ言い、トラウマの理由は判明しなかったが、本編にピンクを血液に例える表現が頻繁に登場している)。
私服やヘアピンにピンクを使うなど、好きな色でもある様子。
金田一37歳の事件簿
同い年なので、年齢は一と同じく37歳。
航空会社でチーフパーサー(客室乗務員)として勤務しており多忙のため、長らく実際に登場はせず、一とのメッセージアプリの会話によって意味深に動向が示唆されるのみだった。
『30th』の少年時代の事件の連載を挟んで再開した第97話にてようやく登場。
一のために食事を用意するなど昔と変わらず甲斐甲斐しく世話を焼いているが、この20年での関係進展については不明……というか学生時代からあまり変わっていないように見える。
また、一が「謎を解きたくない理由」も知っている模様。
そして遂に、物語開始時点で既に一と結婚していたことが判明。
元々は二人とも実家近くの自宅に暮らしているのだが、最近では多忙な美雪に気を遣った一が会社に近いアパートで寝泊まりしていたのが真相だった。
実はこれまでの話を振り返ると、少年時代では女性に下心満載の妄想をしていたあの一が慌てて正気に戻ったり、一の住むアパートの大家が美雪に対して簡単に鍵を貸してくれたりなど、親密な関係にまで至っている描写は然り気なくあった。
金田一少年の1泊2日小旅行
実質的な主役だが、性格はもはや別人。
一との関係を深めようとするが、事件関係者と出会って騒動のドサクサで有耶無耶になる事が多い。また、事件にばかり遭遇しているせいで、刑事も怯むような死体写真を何の感情も見せず平然と眺めるという某スピンオフの蘭ねーちゃんにも負けない肝の据わり方をしている。
腐女子化というお約束のキャラ崩壊もしており、変態化というよりは真面目で冷静沈着な情報通のように描かれた。
金田一が自分にキスをすると勘違いしてドキドキしながら目を瞑っていたこともある。こちらの作品では一への想いを隠していないどころか当たり前のように彼女面しており、若干ヤンデレ化している。
容姿
美人でスタイルがよく、巨乳であり連載初期の時点で既にDカップ、しかも「最低値」と言われている。一からはちょっと太い足にボリューミーなお胸という評価を頂いており、その後は案の定一をボコした模様(魔術列車殺人事件にて)。
非の打ち所がない美少女であるが、女優の黒河美穂の男性ファンには「中の上」のレッテルを貼られてしまう。
お洒落であり、作中では様々な私服姿を披露している。髪型はストレートのロングヘアーだが、話によってはツインテールや三つ編みのおさげ、ポニーテールにすることもある。
原作では髪ツヤが青い近い黒髪だが、アニメ版では一と同じ焦茶色に統一されている(ゲーム版などの例外あり)。
小学生、中学生時代はボブヘアーで、この頃から両サイドに跳ねた前髪をしている。
時にビキニの水着やレオタードなどのセクシーな姿を披露している他、ナイスバディキャラの宿命か胸チラやパンチラといったサービスショットを見せることもある。
なお、世界には同じ顔が三人いるというが、美雪の場合も全く同じ顔の人が他に2人いる(1人は物語開始時点で事故死、もう1人は殺人事件の犯人)。
アニメ版「吸血鬼伝説殺人事件」ではある原作ゲストと瓜二つの設定が付け加えられ、同じ顔の人が3人になった(目の色が異なるため、完全な美雪似ではない)。
また、他の回では美雪に髪型と雰囲気を似せられた「美月」という既婚者のゲストも登場している。
初期設定では柄付きのニットベスト制服姿であり、特徴の両サイドに跳ねた前髪はもっと量が多かった。
後に原作では、クリーム色のニットベスト制服姿で登場している。
ドラマ版では黒髪のロングヘアーで美少女なのは共通しているが、一部を除いてスレンダーなスタイルで統一されている。
担当声優
中川亜紀子(アニメ・DS 悪魔の殺人航海)
氷上恭子(CDブック 悪魔組曲殺人事件)
宮村優子(PS 悲報島 新たなる惨劇・PS 地獄遊園殺人事件・PS 青龍伝説殺人事件)
飯塚雅弓(SS 星見島 悲しみの復讐鬼)
田村ゆかり(CR 長崎十字架島事件)
逢沢りな(チャンネル5.5)
担当俳優
ともさかりえ(95、96年・雪夜叉伝説殺人事件・上海魚人伝説)
鈴木杏(魔術列車殺人事件・2001年*1)
上野樹里(吸血鬼伝説殺人事件)
川口春奈(香港九龍財宝殺人事件・獄門塾殺人事件・金田一少年の事件簿Neo)
上白石萌歌(2022年版*2)
※.1…初代シリーズの連ドラ版(第2期)第4話金田一少年の殺人では都築瑞穂役を担当。
※.2…Neo第1話銀幕の殺人鬼では遊佐チエミ役を担当。
なお、ともさかりえはアニメ最初のED『2人』を担当していた。
余談
マガポケの連載作品『幼馴染とはラブコメにならない』での単行本5巻の表紙帯に「素直にならないと長期戦になる」と釘を刺すような彼女のコメントが記載されている。
関連タグ
金田一少年の事件簿 金田一一 幼馴染 はじみゆ 金田一少年の事件簿の登場人物一覧
毛利蘭:アニメが同じく読売テレビとその系列局で放送の推理漫画『名探偵コナン』のヒロイン。『主人公の工藤新一とは幼馴染かつ両思い』『その主人公は探偵に縁がある』『黒の長い髪』『イメージカラーがピンク』であることが共通。蘭を演じた山崎和佳奈氏は『金田一』では「雪夜叉伝説殺人事件」と「オペラ座館 最後の殺人(原作:第三の殺人)」にゲスト出演した。美雪を演じた中川亜紀子氏は、『コナン』ではゲーム作品にゲスト出演歴あり。
美南恵:同じ作者による推理漫画『探偵学園Q』のヒロインで、彼女もイメージカラーがピンクである。
ちむどんどん:2022年上半期のNHK連続テレビ小説。テレビドラマ版4代目の川口春奈氏と5代目の上白石萌歌氏が主人公の姉「良子」役と妹「歌子」役で共演。