「相変わらずねぇ金田一君」
「七不思議の謎を解いてほしいの。金田一君、あなたにね。」
「私、金田一君の才能に一番期待してるの。あなたならきっと、謎の究明に一役買ってくれるわ。頼んだわよ。」
人物
第I期・FILEシリーズ・ファイル4『学園七不思議殺人事件』に登場。アニメでは第1話に登場。
不動高校3年生。ミステリー研究会会長。金田一一、七瀬美雪がミステリー研究会に入部するきっかけを作った、作中屈指のキーパーソン的な存在。
不動高校に伝わる迷信「七不思議の七つ目を知った者は“放課後の魔術師”に殺される」という謎を解明すべく、一の才能を見込んだ上で、一および美雪をミス研に勧誘する。
名前の元ネタがAV女優の桜樹ルイであるためか、妖艶な雰囲気と、色仕掛けや際どい発言(というかガチなやつ)も平気でする歩く18禁な性格を持っている。極めつけは一にパンツを見られても嫌がるどころかお口ニッコリに「相変わらずねぇ金田一君」などと言い放つ強者っぷり。しかもこの発言に加えて、一がパンツの柄を見ただけで「桜樹センパイですね」と誰なのかを言い当てていることから考えて、過去にも何度か見られている模様。最強かよこの女…。しかし完全にエッチに免疫があるかといえばそうでもないらしく、一が体を起こした拍子にうっかり顔を彼女の股に当たる寸前まで近づけてしまった際は、「やん」と少し恥ずかしがりながらスカートを押さえている。
美雪もからかっており、「男は自分を束縛する女をうっとうしいと思うものよ」や、「あなたも女だからわかると思うけど 優秀なオスの精子を受けたいと願うのはメスとして当然の行為だとは思わない?」となかなかに過激な発言をしている。さらに一にも「私は頭のいい男がすきなの…」という一言を放っており、一はそれに必死に抗うも、その反応を見て「そう?下半身は入部したがってるようだけど」とトドメの一撃を食らわすなど、ハンパないほどに性的な発言が目立っている。
そんな彼女について簡単にまとめると、実際にエロい上に本人にもその気があり、元ネタがアレなだけに「将来の夢はAV女優よ」とか言って素っ裸で手錠ハメながら喘いでいてもおかしくない、そっちの意味で危ない人物である。
当然ながら、アニメでは大人の事情(尺の都合とコンプライアンス)からこれらのやり取りは丸々カットされた。そのかわりに、一が美雪に頼んで返された宿題を代筆するかわりとして「学校の七不思議を解くこと」を依頼するやり取りに変更されている。また、その時のセリフもそれぞれ「ほっときなさい。幼馴染のタコ娘なんて」「あなたの隠された価値がわかってるのは、私だけ。」などになっている。
性的で過激な発言が多い一方で身持ちは固く、真壁に言い寄られた際は彼が「偽りの小説家(ゴーストライターによる名声を得ていただけに過ぎない)」であることに気付いており、軽くあしらっている。また、自身の推理力もそれなりに高い。
なお前述の名前ネタのせいか、公式ガイドブックによれば『学園七不思議~』掲載中に「ハァハァハァ、桜木るい子、いいっすよ」というだけの気持ち悪い変態電話が講談社当てに10本くらい、しかも全部違う声の主からかかって来たらしい。ヒマなのかコイツらは…。
容姿
黒髪ロングに細目という美人な顔立ち。また体格もよく、伊達に歩く18禁はやっていない模様。今のところ本編では不動高校の制服姿(ブレザーにクロスタイ、スカートの構成)しか描かれていないが、後述のキャラクターソングのCDのパッケージでは私服を着た彼女の姿が確認できる。
ドラマ版
堂本版
名前が桜樹マリ子(出演 - 高橋玲奈)に変更されており、役割も若干変わっている。
道枝版
演者:大友花恋
名前の変更はなく、原作に忠実な設定で登場。
ただし一とは絡むことがなく、接点のないまま殺されてしまう。
そのため一がミス研に入るきっかけがなくなり、今後ミス研に入部するかどうかが不透明なまま。
アニメ版
記念すべき第一話に印象的な演出で登場。キャラクターソングの一つ『ペルセフォネの孤独』を歌っており、『金田一少年の殺人』に登場する花村葵&花村棗姉妹とともにCDのパッケージにその姿を見せている。
金田一に最初の事件の推理を決意させた人物の様に描かれており、原作の佐木竜太とドラマ版の鷹島友代のポジションに当たるという話もある。
関連タグ
宗像さつき…エロい先輩繋がり。
ネタバレ
自らの調査と、偶然起こった出来事により七不思議の正体に気付くも、一に教える前に「放課後の魔術師」によって口封じに殺害されてしまう。しかし、七不思議の正体を暗号という形で残し、一が謎を解くきっかけを作った。
公式ガイドブックによれば「放課後の魔術師」が逮捕された後、彼女に似た面影の美少女を校内で見かけた生徒が居たらしい。
佐木一号の幽霊も(主にギャグ演出で)しょっちゅう原作に出ていて、幽霊疑惑のあるゲストが登場する事件もあるのだが、まさか…。