曖昧さ回避
村上奏太は実在の声優。
『花田少年史』に登場する村上壮太は、同音異名の架空の人物で、別人。
概要
R(リターンズ)で声優が変更になったのは、第1期で担当した青羽氏が現在所属する劇団のダンデライオンが声優の副業を認めていないためである。
二人とは中学時代からの友人で、3人ともミステリー研究会に所属している。
一方で弁護士志望で、スパルタ進学塾に通っているため、学業的に優秀な面もある。
美雪に思いを寄せている面もあるが、一との仲の良好さや、美雪が一に全幅の信頼を寄せている点から一歩引いた形を取っている。しかし、友達ポジションにありがちな不憫な描写は少ない。
当初は「一と美雪のラブコメ展開の起爆剤」として登場させたが、その役割が薄れつつある。
低年齢向けの小説『金田一くんの冒険』では小学五年生からの付き合いであることが判明。近年になってから追加された設定だが、正反対の一とも仲が良い理由の説得性が増した。
容姿
ちょっと髪がハネているのが特徴。
原作、アニメ版R:黒髪、色白の爽やか系
なのだが、なぜか
アニメ第1期:茶髪、ちょっと色黒
と少しチャラい系の男子となっている。
人物
とここまでは単なる「主人公のお友達」ポジションに過ぎない説明だが、彼が登場する経緯となったのは・・・
これ以上はネタバレになるので、詳細は千家貴司の項目を参照。
千家と入れ替わりで登場して、準レギュラーとして活躍する彼だが、「金田一」に出てる以上、犯人になったり、殺されかけたり、スクープゴートにされそうになったりとレギュラーキャラでもひどい目に遭うことの多い中、今現在、それほどひどい目には遭っていない。
長編として本格的に関わっている話に「獄門塾殺人事件」があるが、アニメ版では殺人事件に慣れていないためか、ある死体発見時に驚き顔の顔芸を披露してしまう(この顔芸は作画のさとう先生に好評だったらしく、ブログで絵を描かれた。原作は顔芸を披露する手前のような表情が描かれている)。千家の後釜だった草太のキャラが最も立った瞬間かもしれない。
しかし千家の例もあるため、永久名誉犯人候補と呼ばれたり、「いつか殺されるのでは・・・」という懸念も今なお存在しているとか。
ギャグ漫画『金田一少年の1泊2日小旅行』には未登場だが、初期からのレギュラーである佐木竜二が「最近ぼくは村上さんに出番を奪われがちですし!」と嘆くシーンがある。
『金田一37歳の事件簿』では前述の佐木2号共々第1話から一の飲み仲間(信用金庫課長、既婚で2児の父)として登場したため、少なくとも本編では死ぬような目には遭わない事は確定した。