概要
週刊少年マガジンに連載された少年漫画、『金田一少年の事件簿』File:15。単行本では20~21巻に収録。
アニメ版では33~36話に該当。ドラマでは松本潤主演・二代目金田一の最初の1話として2001年に放映された。
なお、魔術列車は乗員乗客が全員途中下車してしまい、以降はサーカスや彼らの泊まるホテルでの殺人になる。
あらすじ
その中身は奇妙な(からくり仕掛けの)箱で、警察は謎解きに苦戦していた(明智警視は休暇を取っていたため不在だった)…が 金田一一はあっさり看破し開けてしまう。
すると、中には奇妙なねじれたマリオネットが入っていた。
そのマリオネットは後に事件と犯人を象徴するものとなる。
更に犯人は「地獄の傀儡師」という不気味な名前を名乗り、来る4月28日北海道死骨ヶ原湿原を通る列車「銀流星」に魔法をかけたと促した。
そして、銀流星号と終点の死骨ヶ原ホテルで血の殺人劇が起こる…
登場人物
本作で初登場した人物
- 近宮玲子 : マジック団体「幻想魔術団」の創設者で初代団長を務めた女性マジシャンだったが、かつてある事故によって命を落とした・・・・・。
- 高遠遙一 : のちに金田一の宿敵となる人物。当初は気弱な見習いマジシャンという感じだったが・・・・・(マネ高)。
ゲストキャラクター
- ジェントル山神:幻想魔術団の現団長。ドラマ版ではMr.マリックが演じており、作中のマジック監修も担当している。
- ピエロ左近寺:幻想魔術団の古株。軽薄な男。
- ノーブル由良間:幻想魔術団の古株。次期団長候補。
- マーメイド夕海:団長の妻。水マジックが得意。
- チャネラー桜庭:降霊術(と称するマジック)を得意とする。事故後に入団。左近寺とは仲が良い。
- 残間さとみ:ナイスバディな新人女性奇術師。高遠と親しい。
- 長崎巧四郎:死骨ヶ原ホテルのオーナー。
レギュラー
- 金田一一 : おなじみ主人公。実写ドラマ版では松本潤が演じた。
- 七瀬美雪 : ヒロイン。実写ドラマ版では鈴木杏が演じた。
- 剣持勇 : 実写ドラマ版では明智の代役を務めた。
- 明智健悟 : 実写ドラマ版では未登場(剣持が代役を務めた)。