概要
東方Projectに登場するパチュリー・ノーレッジと稗田阿求のカップリング。
共通点
両者とも「本」にまつわる共通点を持つ。
阿求は稗田家の当主として歴代の御阿礼の子らによる「幻想郷縁起」やその資料他稗田家の蔵書にあたることができ、自らも「幻想郷縁起」の著者・編集者である。
パチュリーは紅魔館地下の大図書館にて膨大な量の書物を読み続けており、さらに自らも魔導書をはじめとした本を執筆するなど、こちらも読書家にして著者・文章家である。
同時に両者ともそれぞれの分野における研究者でもあり、研究スタイルは違うものの、何かを求め、究めようとする姿勢が共通している。
二次創作において両者とも体が弱いように描かれることが多いことも共通点である。
両者の接点
『虹色のセプテントリオン』が最新作である現時点では、両者が接触したという明確な様子は見られない。
阿求著による「幻想郷縁起」にパチュリーが紹介されているのが数少ない両者の接点である。
一方、『東方儚月抄』において阿求は紅魔館で開催されたパーティに参加しており、そのパーティにおいてパチュリーは司会役のレミリア・スカーレットの傍らにいたことから、両者は全く見たこともないという間柄ではないであろうことが想像される。
なお阿求は「幻想郷縁起」におけるパチュリーの項にて、紅魔館大図書館の蔵書に阿求も読める外の世界の本があるとした上で、「私も読んでみたい」と記している(『東方求聞史紀』)。