要領は良いが少し意地悪なところがあるエースと優等生を目指す元ヤンのデュースのコンビをケイトが「名前の最後に「ース」が付くから」と名付けた。
二人共同じ1年A組。公式ライバル関係である。
寮長達とは別枠で本作のメインキャラのような立ち位置にあり、OPでも出番が多い。
概要
二人は本編で生徒の中で最初に主人公に本格的に絡むキャラクターであり、プロローグの入学初日のトラブルを切っ掛けにその後も主人公を間に挟んだりして行動を共にする事が多い。
エースはそのちゃっかりした性格でデュースの一歩先を行く事が多いが、最後には何かと報いを受けやすい。デュースは何事にも真面目に取り組み寮長からも評価されてはいるが、短慮が祟りやる気が空回りする事も多い。時には揉め事の火付け役になってしまうこともザラ。要はトラブルメーカーコンビである。
同じ1年生という事もあり、簡単な魔法にも方向性は違えど(色を変える魔法をかけようとすると違う色になるとか全然違う方向に行くとか)てこずる事が多く、お互い発展途中といったところである。
運動は得意な事や後述の思考など共通点も見られるが、性格の他の明確な違いとして将来の夢の有無がある(デュースには警察官になるという目標があるがエースにはこれといったものがない)。
ちなみにイベントに於いては、一緒に実装された事例が全く無い。但しハロウィーンイベントの『Lost in The book with NBC』では二人揃ってお留守だったので、例年から考えると翌年のイベントにはその事例が覆される可能性が高い。
本編では
ライバル同士ではあるが、本編では殆ど同じ思考回路をしている事が読み取れる。
第1章では二人して逃げるグリムを捕まえる代わりに主人公に昼食を奢らせようとしていた。
第2章「荒野の反逆者」では事故で怪我をした先輩のマジフト大会の選手枠のおこぼれ目当てで事件の犯人探しをする主人公に協力した。
第3章「深海の商人」では二人(グリムもそうだが)揃ってアズールと契約するも果たせず奴隷のイソギンチャクにされてしまい……この章に至っては完全に主人公に助けを求めていた。
第4章「熱砂の策謀家」ではエースとデュースはウィンターホリデーで一時帰省する事になり、初めて主人公から離れる事となった。
グリムは言う。「アイツ等うるせー奴だと思ってたけどいざ離れてみると…ホントにうるせー奴だったんだゾ!」
因みにこの時主人公は学園長から緊急用のスマホを渡され、マジカメのIDを交換しあった。
後に主人公はある寮に監禁される事になり、助けを求めようとしたが連絡が取れた描写が無いのを見る限り、何の助けにもならなかったようだ。
その後、実は主人公に連絡を取ろうとしたことが判明。ただ、その時点で主人公側の連絡が途絶えてしまっていたため(詳しい描写はされていないが恐らくスマホの充電が切れてしまったと思われる)、監禁中での登場はなかった。二人は主人公たちを探すためナイトレイブンカレッジに向かうことにしたが、ホリデー中は闇の鏡が使用出来ないため、仕方なく公共交通機関を使って移動した(監禁中に合流出来なかったのはこのせいだと思われる)。学園に到着後も、スカラビア寮から約10km離れた東のオアシスに走って助けに来るなど、利害がなくとも主人公たちとの友情は確かなものであった(主人公から感謝を述べられた際は「暇だった」「メッセージを無視することは出来なかった」と何かしらの言い訳はしたが)。
第五章では共にVDCに参加して合格し(グリムは不合格)、強化合宿にも参加。ヴィルからは新じゃが一号、二号と呼ばれる。ダンス特訓は要領がよくまだ比較的に慣れているエースに比べてデュースは四苦八苦しており、他のメンツよりデュースが出来ていないことに対してエースが「要領が悪い」と言ったことで喧嘩に発展してしまう。
そして後半、デュースは見事ユニーク魔法を習得。明確にエースの一歩先を進んだ描写が見られた。
コミカライズ第1章では
原作であるゲーム通り、主人公雄剣と出会い退学が掛かった騒動を経て彼を認めて友好な関係を築くが、初登場時のメインストリートでの一件の時点で二人揃って登場している(たまたま居合わせたのか先に顔合わせしてたのかは不明)。