特別にナイトレイブンカレッジへの入学を認めましょう!私、優しいので。
概要
得意科目 | なし |
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年齢 | ??? |
身長 | 185cm |
出身 | ??? |
趣味 | 旅行 |
好きな食べ物 | ジビエ |
CV | 宮本充 |
ナイトレイブンカレッジの学園長。ディアソムニアのメンバーの構成から、ディズニーのマレフィセントに出てくるディアブロを擬人化したと思われる(何気に教師陣では唯一のグレートセブン関係の元ネタである)。
個人ロゴは鍵をくわえた鳥(推測するにカラス)。
人物
常に仮面を着けている。口癖は「私、優しいので」。
主人公の猛獣使い、調教師の才能を見出してグリムと二人一組で生徒として任命し監督生の地位を与える。才能はあるが協調性のない個性豊かな生徒には苦労しているらしい。
異世界人で無一文の主人公の生活費、学費、食費を全て援助しているが、その代わりに様々な学校の問題を押し付けている(そもそも与えている住居が廃墟マニアが気に入るほどの廃墟で、しかもゴーストが住み着いている。さらにゴーストの大軍が一定時期に占拠するようなトンデモ物件を与えること自体が問題。しかも第四章にて水回りなどが整えられていないことが発覚した)。元の世界への帰り方を探すと言っているが、本気で探しているのかは謎。ウインターホリデーでは調査旅行に行くと言いながらもアロハシャツを着て南国への旅行計画を立てていた(その時でも仮面を外していないという珍妙な風貌)。
なお、普段の服装にある鏡はキラキラ輝くからという理由。当人曰く光り物が好きらしいが鏡でも満足しているあたり値段では無く輝ければ良いらしい。
結構ちゃっかりした性格で、(実際そうだったのかは分からないが)カリムとすれ違った際に旅行のパンフレットを見せ「下調べをしている」といってカリムに宴を企画してもらったり、ウィンターホリデー直前に生徒を送り返すときにすでにアロハシャツに着替えてたりしている(ちなみに仮面だけはつけたまま)。おまけに「何か問題が起きたらこれで電話して伝えるように」と監督生にスマホを貸しておきながらいざ電話をかけると留守電になるという無責任な面もある(そもそもホリデーの最中は購買も閉まっており、食料に困る監督生とグリムのことを忘れていた)。なお留守電にはSOSのメッセージを送っていたが気づいていた様子はこれっぽっちもなかった(同じくSOSのメッセージを受け取ったエーデュースは、闇の鏡が使えないため公共交通機関を乗り継いで助けに向かって来てくれた。全てが終わった後であったが)。
また問題を監督生や寮長などに丸投げしている所がある為か生徒からの信頼は薄い。(当人曰く生徒の自主性を育てるため)最終的には問題を解決するように言えば拒否されてしまうという事態になったりしているため、無責任とも言えるところがある。そのために基本的に生徒からあまり頼りにされていない様子。(カリムの遅れての編入に関してもジャミルはアジーム家の寄付金欲しさに入学資格がないカリムを無理に入れたのではと疑っているほどである)
クルーウェルからは常に忙しいと評されており問題が起きるとあわただしくどこかへ行くというのも仕方がないと言われていたが本音かどうかは謎(一応、上司なので)
これらを見ると子供っぽい性格だが、学園の設備維持のために家がお金持ちの生徒に対して癒着をするという大人の残酷さも持ち合わせている。またアズールのラウンジの営業を認める取引では一定の売り上げを徴収するというきちんとした取引になっている。
また癖のある生徒達が通う学園の学園長をしているだけあって強かであり、
- 主人公の生活費援助の代わりに問題を押し付ける
- 学園が3か月ほど授業どころじゃなくなる可能性のある騒動の時は生徒に「問題を解決しないと全員留年」と脅迫
- 生徒一人がこのままだと死ぬかもしれないという時にスキャンダルの可能性を示唆して「生徒にも不名誉になるかもしれない」と脅迫
などをしている(余計にそれで人望が無くなっている可能性もある。ただ学業としても3か月も授業が遅れていたら確かに留年になりかねないが、妖精の気まぐれで会場等が決まったために生徒達はなんの責任も無く、むしろ学園側が対処しなくてはならない問題である。またスキャンダルで困るのは学園長も一緒である)。
ハロウィーンでは生徒も楽しみにしておるパーティー中止の際に他の先生は、生徒を守るために恨まれてもという意見だったのに一人だけ、何か生徒が傷つけば警察が来るということを恐れており「ほかの先生は立派だけれど学園長だけなんか胡散臭い」「警察が来るとまずい秘密があるのでは?」と、いうさんざんな評価である。
とはいえ、一応は学園長としての責務があるのかある事情からある組織が来たときには素直について行く。連れて行かれる時に生徒にひどいことをしないように頼んでいたりもしていた。
ただし基本的にはめんどくさがりなのか無責任であり、約束した内容をあっさりと忘れて口八丁でごまかしていたりしている(小さいものならグリムのツナ缶を始めとして大きなものならマジフト大会の参加資格など)。主人公に監督生という肩書を付けたのも問題を解決させようとしているという理由でもあった。そもそもレオナのマジフト大会傷害事件はディアソムニア寮をシード枠にして他6寮を総当たり戦にする、アズールの契約騒動は去年のうちに能力を取引に使わないという契約もしておけばよかったという可能性がある。
こういったことからオーバーブロット連発事件の直接ではないにしても、間接的な原因になっているともいえる(リドルの暴君っぷりやヴィルのネージュへの嫉妬などはまだしも、レオナのマジフト大会傷害事件や賄賂じみた形のカリムを寮長にした騒動やアズールの虎の巻騒動などは学園長の行動次第では未然に防ぐことができた可能性もある)。
またかなりいい加減でありオンボロ寮を勝手にディアソムニアのスタンプ場所にする事を許可する(住人であるグリム達は寝耳に水であった)さらにハロウィーンの実行委員などの説明をグリム達に全くしていなかった(この事には担任であるクルーウェルも学園長に対して呆れている様子であった)
公式プロフィールでは年齢、出身地共に不明。年齢不明はマレウスやリリアと同じである。また耳がとがっているところから人間ではない可能性もある。当人によると辛い物が苦手らしい。(そのためかマスターシェフの辛みの故郷では審査員をしていない)手袋のとげなどは当人によると器用なので大丈夫らしい。また当人によると昔から猫とは相性が悪いらしくトレイン先生の愛猫ルチウスは会うたびに学園長を威嚇しているらしい。
ロイヤルソードアカデミーの学園長に対してはライバル意識を抱いている様子。(とはいえ、百年も自分の学校が負けていればライバル意識も持つだろう)
ゲームでは
授業パートではゲージが溜まると現れ、その間は授業の評価が必ず3つ星になる。授業中にいるのは質問5回分までで、終わると去っていく。
この時の生徒たちの返しは普段の行いのせいか辛辣なものが多く、学園で一番偉い人のはずなのに非常にアウェイ感がある。
ゲージがMAXになった時点で登場する為、登場した瞬間授業のカウントが0になって終わってしまうということもたまにある。
次の授業の際にちゃんと最初から登場してくれるのでご心配なく。
プレイアブル化
2024年2月、まさかのプレイアブル化が決定。他校の生徒キャラの実装はあったものの、生徒ではないキャラの実装は初である。レアリティはSSRで魔法属性は全て無属性である。DUO魔法の相手はロロと同じくグリム。仕様もロロと同様錬金術の授業が存在しないが、その他はNRCの生徒と同様である。そのため、授業のゲージがMAXになったときや特別授業を行う際には画面上にクロウリーが2人いるというなんとも言えない光景になる。ちなみに教壇側の方は投影機で映しているらしい。この時の彼のセリフは必見。
余談
声を担当した宮本充はライオンキングにてシンバの青年期を、バグズ・ライフにてフリックを演じていた。
普段は生徒に問題を丸投げ、自分は何もしないような学園長であるが、第1章のリドルのオーバーブロット時には生徒を守る為に一応、防衛魔法を張っていた(これはノベライズ版にて判明したことだが)。しかし、その防衛魔法も甲斐なくトレイの『薔薇を塗ろう!(ドゥードゥル・スート)』に出番を取られてしまった。それ以前、以降含め魔法を使用している描写は一切ない(そもそもゲーム本編だと防衛魔法云々のくだりも存在しないため魔法を使用している描写が最初から今現在の最新ストーリーまで存在しない)。ちなみに、本人曰くものすご〜く強いらしい。