マレウスはどこじゃ? なに、来ておらぬのか? やれやれ、また探しまわらねば……
概要
名前 | Lilia Vanrouge |
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学年 | 3年E組30番 |
誕生日 | 1月1日(山羊座) |
年齢 | 約700歳 |
身長 | 158cm |
利き手 | 右 |
出身 | 茨の谷 |
部活 | 軽音部 |
得意科目 | 魔法史 |
趣味 | 一人旅 |
嫌いなこと | 探し物 |
好きな食べ物 | トマトジュース |
嫌いな食べ物 | マシュマロ |
特技 | 子守 |
CV | 緑川光 |
個人のロゴは蝙蝠。
人物
一人称が「わし」など少々古風な話し方をする小柄な少年…のような人物。「ヴァンルージュ」は正確には苗字ではなく字(あざな)である。
外見は少年に見えるが、マレウス同様当初は年齢不詳だった。
ただし、故郷である茨の谷ではリリアが彼の教育を行っていたという発言があるため、少なくともマレウスよりは年月を重ねていることは確定していた(マレウスより年上であることを踏まえると、本ゲーム内のネームドキャラでは最年長であると思われる)。
マレウスが魔法史の授業中に「教科書にリリアの姿が…」と発言していることや、本人のパーソナルストーリーでのセリフから、少なくとも500年前から生きていると推測されていた。
その後本編第7章にて約700歳であることが判明。
プロフィールにある誕生日もナイトレイブンカレッジ入学時に申請した日付に過ぎないらしく(思い出した時の口振りから特に深い意味もない様子)、本来の誕生日は(長い年月を生きる過程で)いつの間にか忘れてしまったとのこと。
実年齢は本編第7章まで公にはしていなかったため、大昔の事を昨日の事の様に話し、さも見てきたように歴史を知っているような口ぶりは他の寮の同級生からは当前ながら不思議がられている(本人も煙に巻くような言い方をして有耶無耶にしている)。その話は定番の冗談扱いされていることもしばしば。
シルバーからは「親父殿」と呼ばれており、詳細は不明ながら彼が赤ん坊の頃からを育てていた模様。
社交性があるのか、他の寮生のものを含め多数のエピソードに登場している。面倒見が良い様子であり困っているのを見かけると話しかけて何かしらの対応をする。
飛行術で「箒など要らん」と発言している事からマレウスのように箒無しで浮く事が出来るようで、よく逆さまになって目の前に現れては人々を驚かせている。
ヴィルが言うには「ゲームで徹夜を繰り返してるクセに肌荒れもしないし成績もトップクラス」らしい。
マレウスが「二度と口に入れたくない」と拒絶し、シルバーが嫌いな食べ物で「リリアの手料理」と挙げる程料理は下手。シルバーによると、卵を割らずに生地に入れたりクリームを塗ってから焼くなど順序を守っていないらしい。明らかに不要な材料を投入したり分量を無視したりもしている。だが本人はその事に気づいていない。かなり変な味のものも平然と食べて好きだと評しているあたり味音痴の可能性すらある(セベク曰く不味い魔法薬を好んで飲むのはリリアだけで、シルバーが幼少期に作って焦がしてしまったポトフも完食したらしい)。そのために頻繁に手料理を差し入れしたり自身のめちゃくちゃなレシピを教えたりしている。ただし大半の生徒はそのことを知っているのか逃走などをしている様子(事実、ハロウィーンではいつもトレイに菓子を強請っているという理由でエースに手作り菓子を渡そうとしたがエースは行方不明であった)。事実、ジャミルのパソストにて「とんでもないゲテモノ料理を作るという噂がある」とジャミルが内心で思っていた(そのため料理の手伝いをジャミルは断った。いくらカリムのことが嫌いだからと言ってそれを食べさせるわけにはいかないのだろう)。誕生日ではトレイからお菓子のレシピ本をもらっているが、「分量が細かいが適当でよいだろう」と発言しておりあまり意味をなしていない様子。
ただし7章にて自身の舌を繊細と評しており、その時ばかりはあのセベクですら思わず耳を疑った。
また、歌声も想像を絶するようで軽音部の新入生勧誘会のバンドではダミ声でシャウトして新入生をドン引きさせたり(しかも観客席へ向かってダイブまでした。ちなみに誰も受け止めてくれず地面に叩きつけられた)、子守歌もシャウトを効かせてやっていたという(勧誘会の結果はカリムだけが入部した)。音痴というわけではなく、第5章を見る限りその気になればまともに歌える様子。ただセンスが常軌を逸しているだけ。
上記の通りハチャメチャな性格・感性をしているが年の功か基本的には落ち着いており、怒ったり感情的になる事はない。
また特技を子守と言っているがシルバーを育て始めた頃の育児はかなり奔放であり、マグカップで赤子にミルクを与える。散歩で赤ん坊がどこかに行ってもそのうち戻ってくると能天気に考えるなど問題行動をしていたらしい。その子育ての様子を知ったセベクはシルバーによく無事に育ったなと関心し、シルバー自身も今この場にいることに感動すら覚えた始末。
マレウスのお目付け役らしいがマレウスがいろんな経験をすることに関しては好意的であり、レオナとの口喧嘩も笑って見守っている。
ルークからは「ムシュー・好奇心」、フロイドからは「メンダコちゃん」と呼ばれている。
マシュマロが苦手な理由は満足感の無さらしい。
様々な恋愛模様を見てきたが恋バナそのものには疎い。好みのタイプは「お互い自分らしく居られる相手」。一緒に居て楽しいと思えたら尚良し、との事。
日光の元で活動することが苦手なようで、体育の時間はサンバイザーを着用している。
飛行術の授業中の台詞でも「曇りが一番」と言っている。
彼の授業中やバトルでは蝙蝠が何処からともなく現れる。
体育のモーションで手をバタバタさせて飛んだり、大きすぎる実験着を着て邪魔に思っているにもかかわらず「可愛いからやっている」と発言したり、自身のことを『可愛い美少年』と称したりと容姿にかなり自信がある様子。
しかし設定資料集によると「下品めな表情もするし無造作に鼻くそとかほじる」らしく、美意識は低いようだ。
かつては茨の谷の領主に仕えていた近衛兵であり、当時の女王からの信頼も厚く、何度も戦火に身を投じて勲章まで授けられていたという。また砦を守らせたら右に出る者はなく、「走る城壁」と呼ばれていたらしい。
一線を退いた今でも、自分より体格の良い生徒数人が相手でも簡単に倒せる程で実力の高さが窺える。
上記のことからか運動能力もかなり高く、サバナクロー寮長のレオナにも引けを取らないレベルである。ひょんなことから勃発した1対1のフットボール対決では、体格で勝るレオナを相手に終始互角に渡り合っていた(その様子を傍で見ていたトレイからは、「これ、決着はつくのか?」と言われていた)。
現在では学生生活は勿論ネトゲやマジカメも満喫している。特にインターネットゲームは若い頃には無かったのもあり、(かつては争いが多発していた世界情勢を経験しているのもあるだろう)世界中の住人が境界を越えて余興にいそしめるという点にのどかさを感じている。ちなみにゲームのプレイは色々とすごいらしい。
一方でシルバー達に教えているように自分自身も怠らない為なのか、最近はベッドの天蓋にぶら下がっての腹筋の筋トレを日課にしているという。
また、世界中を旅していた時もあり、各国の文化(特にハロウィーン)について詳しい。
容姿
表裏がブラックとマゼンタで分かれた髪、ラズベリーレッドの目を持つ。肌は生徒の中でも色白。
烏の濡羽色のような黒い髪だがインナーカラーが赤紫色のため、人間より尖った耳と牙も相まって妖しげな雰囲気を漂わせている。ちなみにインナーカラーの部分は染めており、気分で色を変えることもあるらしい。地毛は黒髪。
寮服のジャケットはマレウス(202㎝)と同じサイズなのでかなりサイズオーバーしている。
本編・イベントでの動向
本編
プロローグ
マレウスより先に初登場。マレウスが連絡ミスで入学式に呼ばれていない事を察して代わりに姿を現し、新入生を引率した。因みにこの時テキストウィンドウの名前欄に「老人口調の男」と表記されていた。
第1章
続けて登場。トレイとケイトが主人公達新入生に学園内の寮の説明をしていたところに乱入し「ディアソムニア寮は何時でもお前達を歓迎するぞ」と気軽に接した。
第2章
更に続けて登場。リドルからマジフト大会を目前に怪我人が相次ぐ一連の事件の犯人達の話を聞き、彼等を罠に嵌めるべく協力した。
第4章
終盤に登場。オンボロ寮前にて主人公にさる御方からのホリデーカードの宅配をした際に「送り主がどこのパーティーにも招待されていなかったから拗ねていた。いつかパーティーをするときは招待してあげてほしい」と伝えていた。
第5章
寮長会議にマレウスの代理で参加。マレウスは昼頃に行方不明となっており、あまりにも参加しないことからもはやワザとではと言われた際に「あくまでそういう因果」とつぶやいていた。
その後、VDCの予選に応募。主人公からはホリデーカードを送ってきた人であり、送り主本人ではと言われたが、イニシャルが違うと否定している。オーディションでは、パーソナルストーリーで出て来たダミ声シャウト……ではなく、妖しい魅力の漂う歌声とダンスを披露したが、「高校生らしいフレッシュさがない」という、何とも言えない評価をもらっている。
総合文化祭当日には部活動の一環でケイトと共にライブを繰り広げる予定である。ケイトからは何時かの惨事を警戒して「アドリブは程々にね」と釘を刺されたが、その後セベクの口から出た感想によるとおそらく……。
第6章
学園で起きたオーバーブロット組拉致事件の仕業が「嘆きの島の番人」での仕業だとすぐに気づき、マレウスとともに学園長室へと行く。
彼とマレウスの話により、「嘆きの島の番人」について以下のことが明らかになった。
「嘆きの島の番人」とは個人を指すわけではなく、シュラウド家そのもののことを指す。
S.T.Y.Xになったのは約100年ほど前の最近のことで、現在の当主はイデアの父親。
「嘆きの島の番人」は今は都市伝説のような扱いになっているが、かつて魔法士が「魔女」や「魔法使い」とよばれていた大昔の頃、「嘆きの島の番人」はオーバーブロットした術者に罰を下す存在として恐れられていた。
まだブロットと魔法の因果関係が分かってなかった当時の人々にとってはオーバーブロットは災いそのものであり、シュラウド家の祖である「嘆きの番人」がオーバーブロットした術者を嘆きの島に封印した。
しかし、人間が魔法の研究を続けたことで魔法が安全な技術となり、国際資格である「魔法士」が誕生。魔法に関する法や組織の整備も整ってきたことで「嘆きの島の番人」は表舞台から姿を消した。
だが彼らは今でもS.T.Y.Xとしてブロットの研究を続けている。
第7章
自身の魔力低下を理由に学園を中退することを決意。周りの人間は反対するが本人の意思は固く、リリアの説明に納得する。中退前に自身の送別会を開くことにし、学園内の多くの人を招待した。
中退後は故郷の茨の谷に戻らず赤竜の国に移住することを考えている。
ハッピービーンズデー
怪物チームに所属。
『場外乱闘』にて大幅に出番が増加。
本物の戦場に身を置いてきただけあって、ビーンズデーでは毎年終盤まで生き残る猛者。
森では互いに不敵な笑い声を挙げながらマレウスと本気の一騎打ちを楽しみ、豆が尽きた隙に脱落させる。その後植物園に移動し、トレイ・ジャミル・ルークとの情報交換を経てジャミルと行動を共にした。
正門前ではシルバーと戦いを繰り広げ、加勢したエペルにも動揺することない胆力を見せたが、シルバーを締め上げて脱落させた隙に、タイミングを見計らっていたフロイドによって倒される。隙を作ってしまったことを悔しがるも、元々行事を全力で楽しんでいたこともあり、フロイドの状況判断の正確さを大いに讃えていた。
ゴースト・マリッジ
幽霊対策に頭を悩ませている中でサムに相談することを提案する。サムをサム坊と呼んでおり、彼がゴーストや精霊の類に詳しいことを伝えた(当人によると彼の曾々祖父と知り合いらしい)。そもそもイライザが理想とする王子様の条件に当てはまっていなかったが、他の生徒が欠点によるダメ出しをされている中、可愛すぎて嫌という理由でフラれた。もちろん本人は微塵も気にしておらず「わしの見た目が愛らしいばかりに……うるうる」と平手打ちを喰らっても余裕の表情であった。その後、真面目にイライザに「理想を見ていて相手をきちんと見ていない、探し物は身近にある」という忠告をしている。
またセベクのアプローチのひどさに辟易したのか、騒動の後女性へのアプローチの仕方を教えた……のだが、あまりにも古風かつ細かすぎる方法であったため、当のセベクは他の一年生から「からかわれている」と呆れられている。本気だったのかからかったのかは謎。
6月下旬開催予定の復刻版のバナーに、エース等タキシード隊に新実装のイデアと並んでタキシード姿で出ており、メインキャラとなるかのような告知がなされた………が、ストーリーにタキシード姿のリリアの出番は無かった。
その真相はパーソナルストーリーにて明らかにされており、騒動の後リリアが興味がありそうにしていたのと、マレウスから代わりにプロポーズに出てくれた礼を兼ねてということで、魔法で一時的に着せてもらったものだった。礼装は今迄の人生で着た事が無かったそうでノリノリで着こなしていた。ちなみに蝙蝠のアルバートチェーンはカリムからの借り物でその額1000万マドル程。
値段を聞いたシルバーやセベクは驚いていたがリリアは顔色一つ変えなかった。
星に願いを
トレイの授業を受ける事で解放されるストーリーに登場。
願い事は『人間も妖精も、世界中の種族が仲良くなれますように』。
長い年月を生きて各地を渡ってきたがどうしても起こり絶える事の無い異種族ないし同族の争いを憂えており、”星送り”の度に願っているとの事。シルバーも「昔から『戦なんてするものではない』と言い聞かされていた」と話しており、心から平和を願っている事は間違いない。
但しスケールの大きさはもとよりリリア自身の普段の破天荒な言動から、トレイからは疑わしく思われてしまっており、それには流石のリリアも少し憤慨していた。
スケアリー・モンスターズ!
ディアソムニアからマレウスと共にハロウィーンの実行委員に選ばれる。モチーフである龍はかつて自分が旅をしていた時に出会った龍(おそらく彼?)がモチーフとなっている。主人公たちが住むオンボロ寮を学園長の許可をもらい(ただし寮生の許可はもらってなかった)飾りつけをしていた。ハロウィーンについて知らないグリムには本気で驚きつつも教えてあげた。また、ゴーストが学園外では見えないことなども説明。
マジカメモンスターの騒動ではオンボロ寮に入る上に問題行動が目立つマジカメモンスターに驚きつつ呆れる。更にマレウスまで度胸試しの道具扱いをしたことにはさすがに予想外だったらしい。本気で怒ったマレウス(とセベク)を止めるためにシルバーと共にマジカメモンスターを魔法で平和的に追い払った。その後、マレウスを落ち着かせたリリアであるが彼が何をしでかすかわからないということから次からの会議は自分のみが参加した。
マジカメモンスター退治では気合いを入れて、オンボロ寮に入ったマジカメモンスターを怖がらせる。セベクとシルバーによると毎年ハロウィーンには気合を入れて怖がらせており、セベクに至っては未だに夢に見るらしい。日頃から人々を驚かせている彼にとってハロウィーンは独壇場であるのだろう。それに加え、迷惑ゲストを追い出すという大義名分もあってか実に楽しそうにしていた(彼らが注意書きを無視して寮内に立ち入った際に「ひゃっほう!」と叫ぶほど)。
ちなみに茨の谷のハロウィーンは仮装して炎の前で踊るのだが、その時のリリアはとても怖いらしくシルバーやセベクといったリリアを尊敬している二人は元よりマレウスすら恐怖した様子。『スケアリー・ドレス』のグルーヴィーイラストを見ると納得するかもしれない。
マスターシェフ
- 辛味のふるさと
ランダムに選出される審査員の一人として登場。
判定はかなり甘め。それどころか、他キャラが唖然とする怪しげな料理を見ても笑顔を見せて笑顔で食して笑顔で……1点固定で評価を下す。完食もしないのでその辺だけは厳しくいくのか(過去に焦げたポトフは完食しても此処ではしていないのは息子が関わっていないからだろうか?)。
公式公認のメシマズなのだが……。
- 豆と人生
ついに参戦してしまった。
志望動機はリベンジであり、入学以降毎年挑戦しているが単位をもらえていないらしい(そりゃそうだ)。今度こそ単位を修得すると気合いを入れているが……。
パーソナルストーリーによると、シェフゴースト達から恐怖の生徒として有名らしい。阿鼻叫喚の地獄を作り出すとまで言われており、遂には料理長が直々に教えたほどである。
が、結果として改善の余地は見られず、寧ろ一緒に講義を受けていたジェイドが愉快犯的な思考の結果、何にでもパイナップルを入れるようになってしまうと言う問題行動が一つ増えた。
本人曰く家族が増えるまでは食事に興味を持っていなかったが、家族を養うことになった結果栄養バランスを考えて作るようになった……らしい。しかし、その結果レシピに足りない栄養素を加えようとして魔改造をしてしまっている。
……その家族にして見れば栄養が不足していてもまともな味の料理が食べたかっただろう。ホームボイスを聞く限りだと、レシピ通りに作ると栄養が足りないと寧ろレシピを無視する傾向がある様子(尚、下手なレシピの改造はその手の人がやりがちなミスの一つでもある)。
熱砂の国のアリアーブ・ナーリヤ
序盤で登場。カリムから同じ部活のよしみで招待され同行者を一人、選び向かう……予定だったが当日に急な腹痛で欠席。いったい何を食べてしまったのだろうか?
それぞれにお土産を用意されており、マレウスは派手なTシャツ、ケイトとカリムはお菓子(部活動で食べるらしい)。そしてトレイはスパイスをお土産にしようとしていたがマレウスが止めた(マレウス曰く「地獄を見る」)。
Lost in the Book with Stitch 真夏の海と宇宙船
メインキャラでありガチャのSSRとして登場。リリースから3年5ヶ月掛けてようやくのイベントSSRが実装された。グリムとフロイドがとある本を開いたことにより無人島に転移してしまった。無人島に移動したことに驚きつつも無人島ライフをおもいっきり楽しんでいた様子。本来ならば強い日差しが苦手なのだが、無人島では日差しを浴びても不便さはなく絶好調。服装が制服から南国仕様の(リドル曰く、浮かれ切った服装)に替わっていることにも、動揺を見せることなく自分が今可愛いかどうかを気にしていた。
無人島には目に見えない薄い膜が張ってあるようでそれに触れると魔法が使えなくなってしまい、現状を確認するために空を飛んだところ高いところから落ちてしまった(ただし平然と楽しんでいた)。
スティッチに対してはかなり友好的。かわいらしいと言うのが理由らしい。
ガントゥと対峙した際は、身のこなしからガントゥが軍人であると見破っている。そのため、ガントゥにスティッチを引き渡すよう要求された時も「お主を信じていいという保証がない」と冷静に主張していたのだが、本音ではスティッチの方がガントゥよりも面白くてかわいいという理由で引き渡しを拒んだ。
「わしとスティッチは、もうすっかり仲良しになってしまったんじゃあ~!」
「’’可愛い’’よりも重要なことがこの世にあるか?いや、ない!」
エース「やっぱ全然冷静じゃねえじゃん!」
ステージ・イン・プレイフルランド
番外編
- 誕生日
- おめかしバースデー
イデアに次ぎ、バースデーキャンペーンのキャラクターとなったリリア。
ストーリーは普通のカードと少し異なり、『誕生日の人へインタビュー特集』というインタビュー形式のものとなっている。
経緯が経緯ゆえ当日が自身の誕生日(と設定した日)であることを忘れていたらしく、ネトゲ仲間の「ネクラ侍」の祝いのチャットでようやく誕生日と気づいたとのこと(そのネトゲ友達ってもしかしなくても…)。
趣味の一人旅は、平和になった近年になって始めたとのこと。異国の人と触れ合うことは勉強になり、なにより刺激があって面白いと語る。しかし、ほとんどの観光地を行きつくしてしまったため今や行ける場所を探すのに苦労するとか。土産としてペナントを買ってマレウスによく渡していたらしいが、時代の変化か近年ではペナントをすっかり土産物屋で見かけなくなってしまい、残念だと語る。代わりに観光地でよく売られているTシャツを買おうとひらめく(嫌な予感がするのは気のせいということにしておこう…)。
シルバーとセベクを育てる時、最初はスパルタ教育だったが、二人が歯を食いしばりながら修行をしているのを見て、前線から引退した自身が子供を部下と同じように育てるのは間違いだと思い直し、それ以降、放任主義で子育てをすることにしたらしい。だが、その子育て法を実践した結果、遊びの内容が、以前のスパルタ教育が生易しく見えるほどの過酷なものと化した。どうしてそうなった。
時代や国が変わっても皆が楽しめるという理由で音楽が好きだと語る。そのため部活は軽音部にしたとか。本人は歌うことは一番好きだという。監督生はリリアの歌声が気になったようで、聞かせてほしいと言い、インタビューが終わったらリサイタルを開くという約束をリリアに取り付けた(とてつもなく嫌な予感がする…。
ホームボイスによると、カリムからは張りぼてのギター(舞台で破壊する用)、トレイからはお菓子のレシピ本、エペルからは色違いの虎柄刺繍入り上着をもらったらしい。ギターは使うのが楽しみと評しており、前述の通りレシピ本は分量が細かいので適当でよいだろうと言っていた。カリムはともかくトレイのプレゼントはあまり有効活用されていない様子である。エペルの気質から察するに、恐らく上着の種類はこれ系ではないかと思われ、おそろコーデで遊びに行く気満々である。
- ユニオンバースデー
2巡目のバースデーキャンペーン。
【バースデーダイス】によって選ばれた生徒がプレゼンターとなり、贈り物と誕生日の主役への質問の他、締めにパイ投げがなされる。
リリアの相手はオルト。もらったプレゼントは家庭用ゲーム機(カセット式)。
インタビューのQ&A
質問 | 「ナイトレイブンカレッジの生徒の中で兄弟にするなら誰と?ただし自寮の者は除外」 |
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返答 | フロイド |
理由 | |
質問 | 「ディアソムニア以外の寮に行くことになったら?」 |
返答 | サバナクロー |
理由 |
- ブルームバースデー
3巡目のバースデーキャンペーン。
【魔法のペンデュラム】によって選ばれた生徒がプレゼンターとなり、誕生日の主役に対する質問がなされ、プレゼンターによって飾り付けられた箒(ほうき)が贈られる。そして締めに、贈られた箒でバースデーロードを駆け抜ける。
今回の相手はジャミル。
インタビューのQ&A
質問 | 「飛行術は得意ですか?」 |
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返答 | 空を飛ぶのはお手の物だが授業が好きかと言われると微妙。 |
理由 | 道具を使わずに飛べるがリリアレベルとなると道具はむしろ邪魔になるから。 |
質問 | 「得意な授業は何ですか?」 |
返答 | 魔法史 |
質問 | 「これからの1年でやりたいことは?」 |
返答 | 健康的な生活を心掛ける。 |
- プラチナジャケット
黎明の国の国立美術館にて絵画鑑賞。
という体で、ディズニー映画のワンシーンに対するリリアらのコメントを聞くことができる。
プレゼンターはエペル。
- くつろぎマイルーム
- ニューイヤーキャンペーン2021
7日目のストーリーのディアソムニア編に登場。
故郷でのんびりダラダラ過ごしていた、と言っていたがシルバーの口からゲームの年末年始限定クエストで忙しくしていたと語られた。
ユニーク魔法
※7章chapter5ネタバレを含みます
『全ては過ぎ去る日のように。どこへ向かうも瞬きの間よ 遠くの揺りかごまで(ファークライ・クレイドル)』
魔法名 | 【遠くの揺りかごまで(ファークライ・クレイドル)】 |
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効果 | ”モノ”に刻まれた記憶を少しだけ再生することができる |
とある人物の過去回想にて判明。マレウスを卵から孵す方法を探す旅の中で身についた。なお、ユニーク魔法発現のシーンが劇中にて描写されたのはこれで3人目である。
余談
元ネタは『眠れる森の美女』に登場する魔女の配下「グーン(コウモリ型)」、もしくは衣装モチーフとしてのコウモリだろうか。
探し物が嫌いという点はオマージュ元の作品で姫を探し続けたという点もグーンを思い出させる一方で、料理下手と言った特徴は善い妖精の一人にも共通している。