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ロロ・フランム

ろろふらんむ

ロロ・フランムとはゲーム「ツイステッドワンダーランド」に登場するキャラクターである。
目次 [非表示]

悪党の栄える世などあり得ない。

正しい世界を作るのが私の使命だ


CV:神谷浩史

概要

名前Rollo Flamme
学校・学年ノーブルベルカレッジ3年生
誕生日2月2日(水瓶座)
年齢18
身長178cm
利き手
出身輝石の国
部活ハンドベル部
得意科目魔法薬学
趣味掃除
嫌いなこと魔法
好きな食べ物葡萄
嫌いな食べ物サバラン
特技園芸

花の街に存在する「ノーブルベルカレッジ」の三年生にして生徒会長。

個人のロゴは鐘。

人物

イベント「グロリアス・マスカレード」で登場。

交流会の為にやって来たナイトレイブンカレッジの面々を丁重な挨拶と態度で迎え、トレインを感心させた他、あらかじめ学園長から渡された生徒名簿を読み込み、その全てを記憶しているなど真面目で抜け目ない性格をしている。

又、花の街を案内する時には子供用の学習用具が以前と変わっている事を(真っ当な理由で変わっているのに)嘆いたりする等神経質な面も見られる。


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事ある毎に何処かで見たような色と柄のハンカチを口元に当てる癖があり、その癖と生徒会長という役職からかルークからは“ハンカチーフの君”(ロア・ドゥ・ムショワール)と呼ばれている。


ノーブルベルカレッジの生徒曰く、「ストイックで成績優秀、イマジネーションもずば抜けており、憧れ」との事。

又、普段から一人を好み、人付き合いを避ける性格だった様で、交流会を開いた事を意外に思われていた。

NRC側からの評判として、教師であるトレインからの評価は良い様だが、生徒からはナイーブ、陰気、リーダーの素質はあるけれど担ぐにはメリットが……等とホームボイスを見る限りあまり良い評価はもらえていない。

主人公に対しては周りが強力な魔法士ばかりの中唯一魔法が使えない事を気にかけており、祭りの途中などに心配する様子を見せている。


一方、イベントの冒頭で「もう少しで、あの忌々しい者共を消し去ることができる」「私がこの手で、皆に平和をもたらすのだ」などと不穏な発言をしていたり、マレウス・ドラコニアを名指しして「彼に会えるのが楽しみだ」と不敵な笑みを浮かべていたが……?


好きなもの・嫌いなもの

プロフィールに書かれている以外でも彼の好き嫌いが触れられている。

花の街の名産品がパンとチーズという事もあってかパン(特にクロワッサン)が好物の様で、贔屓にしている店がある程。

一方でお祭り騒ぎを嫌っており、NRCの面々を案内している最中にも小声で悪態をついていた。


元ネタ

無題Hellfire

モデルとなったのは「クロード・フロロー(ノートルダムの鐘)」。

学園が存在する「花の街」は恐らくパリが「花の都」と呼ばれていることに由来していると思われる。

学園の名前も「高貴な鐘」を意味すると共に「ノートルダム」と語呂を合わせている他、学園周辺の地図が現実のシテ島(=パリのノートルダム大聖堂が存在する場所)に酷似している。

ゲストキャラの中では初のディズニーヴィランモチーフの主要キャラでもある。

(派生作品も入れると、ヴィランを元にした新キャラはナジュマ・バイパーが初)


余談

  • ツイステの声優は基本的にオーディションによって決まる為、ロロのCVである神谷氏も例外なくオーディションによって役を取っている。それによって、一部ユーザー(監督生)からは「イベントキャラ初のヴィランモチーフかつCV付き」という大役をオーディションで勝ち取った神谷氏を称賛する声が挙がった。さすがベテラン声優、格が違う。

関連イラスト

らくがきロロ・フランム

ロロと暖炉ロロ


予言者?

【twst創作生徒】フロロー寮


関連タグ

ツイステッドワンダーランドの登場人物一覧

ツイステッドワンダーランド








イベント「グロリアス・マスカレード」中盤のネタバレ注意!!












「あまつさえ魔法を見せつけて、人々を魅了するなど…」










罪の炎

「やはりお前たち魔法士は許してはならぬ存在だ!」




ロロ・フランムの目的は「ツイステッドワンダーランド中の魔法士から魔力を奪い尽くす事」。

魔力を養分として育つ紅蓮の花を利用し、(おそらくは)街中に張り巡らされた水路を通して花の種子を行き渡らせた上で、交流会と称して各地から魔法士養成学校の生徒を集め、四度目の救いの鐘を鳴らして街中に過剰な魔力を供給。

結果、開花した紅蓮の花は集まった生徒たちや町中の魔法士達の魔力を奪いながら繁茂。

さらに辛うじて無事であったナイトレイブンカレッジの面々をロロが紅蓮の花に満ちた学園の地下空間へ落とし、窮地に陥れた。

尚、この計画に関してイデアは「初めからマレウスひとりを狙っていたのではないか」と推測しているが、本人からの言及はないため不明。

おそらくマレウスを狙ったというよりも、五指に入る程の優秀な魔法士が、学園という理由を付けて誘い込みやすい場所に所属していた為招待をかけたという理由ではないかと思われる。


彼自身はこの行為を「自らの正義」であると認識しており、魔法士に対する根強い恨みが感じられる。

一方で彼自身も魔法士であり、「魔法士を目の敵にするなど、自分を憎むようなものではないか」と作中で指摘されている。


四章では、紅蓮の花を夜明け迄に止めなければ、ツイステッドワンダーランド中に広まってしまう事が判明。

鐘楼へ急ぐ一向は、都度脱落者を出しつつも進み続け、道中生徒会室に偶然辿り着いた。

さらに備え付けの暖炉に隠されていた本をイデアが発見し、その内容からロロの日記帳と判明した為、彼とアズール、マレウスは何かを期待しつつ意気揚々とページを読み進めたが……そこには今回の凶行に及ぶに値する事柄が書いてあったらしく、読んだ3人は一様に押し黙ってしまった。


具体的な中身は不明だが、後にマレウスが「どのような理由があったとしても、奴がやったことが許されるわけではない」と述べていることから、一定程度「しかたない」と思える内容であったと推測できる。

又、ロロも「これでもう、誰も苦しまなくて済む」「誰ももう……あいつのようにはならない」と鐘の側で静かに呟き、目を伏せていた。


又、この3人が鐘楼へ向かう途中で出会ったガーゴイルは、ロロが救いの鐘をとても大事にしていた事、ガーゴイルたちに生えた苔を取ってくれた事を語った上で、自分たちを襲った紅蓮の花をロロが繁殖させた事にショックを受けており、普段の彼の様子や今回の事件がただの横暴ではないであろう事を示している。








Hellfireロロ・フランム

「紅蓮の花で、魔力を消し去ろう。もう二度と弟のように可哀想な人間を出さないために」

「それが私の使命だ」


ロロ・フランムが魔法を憎んだのは、弟を守れなかった自分自身と、守ってくれる事のなかった魔法士に対する憤りからであった。



『お兄さま、ほら見て!』

『火花がキラキラしてる……おもしろい!魔法ってすごいね!』

『お兄さま、ぼくもっと魔法を使いたい』

『それでもっと楽しい魔法を、お兄さまに見せてあげるね』

『お兄さま____』



『____助けて、お兄さま!』



ロロの弟は幼い頃から魔法を発現し、強い魔力を持っていたが、適切な指導者がいなかったために、魔法の危険性を正しく認知し適切に扱う事ができないままでいた。

そのために力を使って遊んでいたある日、制御できなくなった魔力に飲み込まれてしまい、その時まだ魔法を使えなかったロロは何もできないまま弟が苦しむのを見ているしかなかった。

(おそらく火を用いた魔法を使っていて自身や周囲に引火、もしくは勢いを制御できず炎に飲み込まれたものと思われる)

この時そばにいた魔法士は弟を助けず(曰く「肝心な時には手をこまねいて、目の前で苦しむあの子に何もしてくれなかった」)、以来ロロは魔法士を憎むようになった。その上自身も魔法を扱える身となってしまった(しかも生徒会長になれるだけの魔法の才能があった)ことで、思い悩んだ末に今回の事件を引き起こしたという。


それを聞いたイデアは、自らの経験から彼のことを「似た者同士」と称して同情を寄せるが、その直後に「やってることは全部八つ当たり」「人生が自分の思い通りにならなかったからってヤケクソになって暴れまくっちゃってさ」「ただ駄々こねてるだけなのに、それを弟のためだとか世界のためだとか綺麗事言っちゃって」等と手のひらを返して煽……批判したことで神経質なロロは激昂。3人に対して魔法を放ち、それをアズールがあえて受け止めたことにある意味感心していたが、直後にアズールが「後先考えない"どこかの1年生"」から貸借していたユニーク魔法によって威力の増したしっぺ返しを喰らい倒れてしまう。

だがぎりぎりの状態になりながらも耐え、3人が鐘を鳴らす前に再び立ち上がると、ユニーク魔法を発動させた。


ユニーク魔法(ネタバレ注意)

ロロ・フランムFlamme

「紅蓮よ この身を焦がし 私を導け 『くすぶる欲望(ダーク・ファイア)』!」

魔法名くすぶる欲望(ダーク・ファイア)
効果炎で自身を包み込み、自在に操る。炎は他者の「恐怖」「混乱」「焦燥」を糧に燃え上がる。

曰く「おぞましいので使いたくはなかった」ユニーク魔法。使用時はあたかもその身が炎となって燃え上がったかのような見た目になるが、肉体が変化しているのではなく炎に包み込まれている状態になっている。

さらに炎は他人の恐怖・混乱・焦燥を糧に燃え上がるため、ユニーク魔法の呼び名と相まってまさに「闇の炎に抱かれて消えろ」と言わんばかりの能力である。ただし裏を返せば、彼や炎に対して上記の感情を抱いていなければ被害は最小限で済む。

(この能力に対しイデアが「助かりたければ燃えても冷静でいろってこと!?」と狼狽していたが彼は自分の頭部の状態を忘れているのだろうか?


その後

前述のユニーク魔法を使って3人に襲い掛かったロロであったが、マレウスの挑発と圧倒的な魔力を前に敗北。その後また鐘を鳴らそうとするマレウスに背後からダーク・ファイアを放つも、落ち着き払った彼には効かずあえなく鐘を鳴らすことを許してしまう。これにより町中に広がっていた紅蓮の花は枯れ、彼のくすぶっていた欲望も鎮火されることとなった。


この時、事情を知る者がNRCの面々だけであったこともあり、合流しに来たNBCの生徒会メンバーに対しマレウスは真相を隠匿し、明かすかどうかはあえてロロに委ねる。「黙って罪を免れる」と豪語する彼であったが、元々勤勉で実直、何より正義感が強い性格である彼は自分を見守っていた「救いの鐘」に対する裏切りの気持ちを誤魔化せず、罪の告白をするにせよ心に留めておくにせよ悔やみ続ける結果となった(それこそがマレウスの狙いでもあった)。

その後紅蓮の花などの影響で散らかった大講堂を一人で律儀に掃除し、交流会に呼んだ生徒たちが入れるように準備をした。そして交流会の場においてマレウスたちが歌い踊った『願いよ届け』を見て、弟の言葉を思い出し、拍手を送る。



『ぼく魔法が大好き。なんでか知ってる?』

『ぼくが魔法を使うと……お兄さまが、楽しそうにしてくれるから!』

『もっともっと、一緒にいっぱい遊ぼうね』



『約束だよ、お兄さま』



ラストシーンでは、マレウスからダンスに誘われている。

踊りが好きではないらしく一度は断ったものの、マレウスの「招待客である僕の頼みを断るというのか?」という言葉を受け、渋々参加。

その最中魔法をこの世界から消し去ることを諦めていないと発覚。さらに「お前のような悪党は、いずれ大きな災いをもたらすに決まっているのだよ」と予言じみたことを放言し、マレウスから「招待であればいつでも受け付ける」と挑発に対する返答を受けた。


「いつかまた救いの鐘の下で会おう。その日を楽しみにしているぞ、ロロ・フランム。」


余談2

  • ユニーク魔法の呼び名の由来はフロロー判事の持ち歌「罪の炎(Hellfire)」の英語版歌詞から。世間に害を成し、また自らを惑わせた者に対する八つ当たりに似た報復を歌う場面で登場する語であり、恐らく"Hell"が宗教に由来する言葉のためにこちらの読みに落ち着いたのだろう。
  • 自身のユニーク魔法を「おぞましい」と言ったのは、魔法の効果を指しただけではなく、自身の身が炎に包まれるのが弟の最期を連想させるからだと思われる。
  • ロロの弟が事故を起こした際、周りにいた魔法士たちが彼を助けなかった理由は分かっていない。魔法士たちが事故を認知した時点ですでに手遅れな状況であったか、ショッキングな出来事かつまだロロ自身も子供であったことから記憶の混同や捏造が起こっているとも考えられるが、もし彼らがあえて助けなかったのであればこれまでオーバーブロットした者たちと同等の問題を抱えていた(いる)可能性が存在する。
  • イデアとロロの間には多くの共通点・対比が見られる。

【共通点】

・イデアもロロも「危険性を認識せず(できず)に行動した結果弟を亡くした」

・どちらの生涯にも「炎」が深く関わる


【対比】

イデアロロ
弟を亡くした原因 イデアの行動弟自身の行動
事件当時の才能異端の天才魔法が発現していない凡才(魔法の有無で言えば無才)
事件に対する思考自責の念を抱いていた他責思考を持つようになった
埋め合わせ方法『弟』を作って代わりにしようとした 魔法士を憎み、魔力を奪おうとした

  • アニメ版には無い『弟が居た』という設定だが、アニメ版と少し内容が変更されている劇団四季のミュージカル版に存在している。弟はジプシーの女性と出奔し、その子供を兄であるフロローに託した。その子供がカジモド(つまりミュージカル版ではカジモドはフロローの甥)である。原案を担当している枢やなはイベント公開にあたってミュージカル版の拝聴を推奨している

2023年

2023年では、グロマスの復刻に伴いSSRとして実装。

当然ながらNRC以外のキャラの実装は初である。日替わり授業(錬金術)、おしゃべりがなく、ビジュアル変更が出来ないが、その他はNRC生と同様である。また実装に伴い項目トップのプロフィールが公開された。

そして注目されていたDUO魔法の相手はまさかのグリム。グリムがDUO魔法の相手になるのもこれが初である。


ホームボイスでは魔法士育成学校の名門であるナイトレイブンカレッジそのものは快く思っていないが、設備や講義の内容自体は高く評価する様子を見せている。自身と直接対峙した3人についても言及しており、マレウスは「忌々しいあの男」と呼んで彼の所属するディアソムニア寮までよく思っておらず、イデアに対しても授業態度(タブレットで授業を受けている)を見て苦言を呈している。一方でアズールに対しては彼が営む店に興味を示しており、一度覗いてみようと考えている。授業では学園長を「悪党共の親玉」扱いしている。


パーソナルストーリーでは交流会後の彼の日常が描かれており、変わらずに優等生として周りの生徒から慕われている。動くガーゴイル達に対しては魔法で動いている事を知った上に騒がしいため、彼の本性を既に知っているのもあって口に出して露骨に嫌がっているが、一方で彼の性格上一度始めた事を途中で辞めるのは主義に反するため、休日にしっかりと手入れは続けているらしい。

普段の昼食は食堂ではなく人のいない場所で一人で食べているらしく、好物であるクロワッサン2つと葡萄を16粒、そしてカフェオレを1杯というメニューを一年間毎日変えずに続けている(少食かつ偏食の気があるのかもしれない…)。このような食事をするのは本人曰く「無駄な欲望に駆られずに済む」らしく、新聞に感想文が載ったことを知らせに来た副会長にも勧めたが苦笑して断られている。

交流会の時は花の街を巻き込む事件を起こした彼だが、街そのものとそこに住む人々の事は本心から気に入っている様子を見せている。ただし、街で放し飼いをされているヤギだけは服や持ち物を噛んだりするために苦手としている模様。

実家は離れた所にあるようで定期的に両親に手紙を送っている。手紙を書いている理由は弟の死後、心配性になってしまった両親を安心させるためであり、弟を含めて家族のことを深く愛していることが分かる。

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