学園に戻るかスターになるか、選ぶまでもないだろ?
概要
名前 | Fellow Honest / Ernesto Foulworth(北米版/海外版)※ |
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学校・学年 | なし |
誕生日 | 5月17日(牡牛座) |
年齢 | 26 |
身長 | 181cm |
利き手 | 右 |
出身 | ??? |
部活 | なし |
得意科目 | 算数 |
趣味 | 観劇 |
嫌いなこと | 宵越しの金 |
好きな食べ物 | 林檎 |
嫌いな食べ物 | ジャガイモ |
特技 | 縫い物 |
CV | 杉田智和 |
※北米版ではイベント実装に合わせて名前の変更が行われた。
キツネの獣人属の青年。自らを「正直で誠実な男」と評する達者な口と愛想の良さで人の心を掴むのが得意。様々な方法で金を稼ぎながら弟分のギデルと世界中を転々としている。
幻の遊園地と噂される「プレイフルランド」の管理人。
人物
イベント「ステージ・イン・プレイフルランド~踊る人形と幻の遊園地~」で登場。キツネの獣人属。
弟分の無口なネコの獣人属、ギデルと共に行動している。
「正直で誠実なところしか取り柄がない」と自負しており、誰に対しても敬語口調。
笑い声は「ファッハッハ」。
前述の通り右利きだが、左手でステッキを持っていることが多い。
賢者の島で買い物をしていたナイトレイブンカレッジ生達と“偶然”ぶつかって出会う。
初対面のエース達を褒めちぎり、友好の証として幻の遊園地『プレイフルランド』に招待した。
ちなみにプレイフルランドの管理人でこそあるものの「雇われ」であり、そこまで偉い立場ではないとのこと。
また微弱な魔力は持っているが、できることは「そよ風を起こしたりする程度」で、自らを「魔法士のなりそこない」と評した。
アトラクションの案内からステージの司会まで器用にこなし、リズミックではボイス付きの軽快な合いの手まで披露している。
フロイドからのあだ名は「キツネベラくん」。対するギデルのあだ名は「ネコザメちゃん」。どちらも2人がキツネとネコの獣人属であることが由来。
元ネタ
モデルとなったのは「ピノキオ」の「正直ジョン」こと「J・ワシントン・ファウルフェロー」。
なお、フェローも親友からのあだ名の一つに「正直者のジョン」があるとのこと。
弟分のギデルも、ピノキオのファウルフェローの相棒のネコ、ギデオンが元ネタ。
ギデオンはギデル同様、作中での台詞が一切無い無口キャラである。
親切なキツネと温厚なネコ
ツイステッドワンダーランド内では老若男女に知られる童話「ウィッシュ・アポン・ア・スター」に登場するキツネとネコ。
主人公の「木の人形」の冒険を献身的に手助けし、支えた人気キャラクターとされる。
プレイフルランドは「ウィッシュ・アポン・ア・スター」をモチーフにした遊園地であるとされ、入口の広場には親切なキツネと温厚なネコの像が飾られている。
プレイアブル化
2024年9月9日、「プレイフルランド」復刻に合わせてプレイアブル化。レアリティはSSR。
それに伴い項目冒頭のプロフィールが解禁された。
2022年に開催され2023年に復刻されたイベント「グロリアス・マスカレード」でロロ・フランムがSSRカードとして実装されたため、イベント復刻&フェロー実装希望の声はかねてよりユーザーから上がっていた。
ロロ同様、ゲーム登場から1年越しでの実装となる。
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イベント「ステージ・イン・プレイフルランド」中盤以降のネタバレ注意!!
日も暮れてプレイフルランドから帰ろうとしたナイトレイブンカレッジの面々は、入園ゲートが閉じて厳重な鍵がかけられていることに気付く。
更に他の客の姿が見えないことも合わせ、閉じ込められたのではと疑問を抱いた生徒たちは鍵の1つを攻撃魔法で破壊する。
途端に顔に木の仮面が現れ、次々と倒れる生徒たち。
「お前らには今、特別な魔法がかかっている。」
「何人もの優れた魔法士が作りあげた、そりゃあもう、最悪な魔法がな!」
プレイフルランドは「良心の無い人間を木の人形に変える」という魔法が全域にかけられている、巨大な檻のような施設であることがここで判明する。
更に「巨大な船になっている移動遊園地」という幻のからくりも、入園後に出港することで客を園内に閉じ込める為の仕掛けだった。
また、この施設に関わっている経営者は『聞くだけで身震いする』ような有名企業とのこと。
なお仮面が現れた段階ではまだ完全には人形化しておらず、体の自由は全く効かないものの口は動く。
しかし時間の経過とともに木が内側から肉体を侵食して口もきけなくなり、最終的に完全な人形になるという作中でもトップクラスのトラウマものの魔法である。
なお、この魔法はフェローのものではなく、前述の台詞の通り「何人もの優秀な魔法士」によるものであるらしいが、詳細は不明。
人形化の条件である「良心を無くした行為」に「園内の備品・スタッフを攻撃する」という行動が含まれるため、NRC生一同は攻撃を仕掛けてくる警備員人形にも手を出せずに撤退を余儀なくされる。
一方、人形に変えられたNRC生は次々とフェローの元に運ばれ、そこで彼らが魔力の低さ故に学校に通えなかった過去から「学校」「学生」に対して強い恨みを抱いていること、金を稼ぐ手段を選べず生きてきたことを知る。
とはいえこの行為は「完全な逆恨み」であり、「実にみみっちい」「魔法が使えることが評価の全てではない」「本当に学びたいと思っているなら腐っている暇はない」と猛批判を浴びせる。
更に「本当は学校に通いたいと思っている」との指摘にフェローが言葉に詰まる場面も見られたが、それでもフェローの心を変えるには至らず話し合いは平行線を辿った。
その後も脱落者を出しながらもなんとかフェローがステージにいることを突き止めたエース・オルト・カリムの3人はついに舞台上でフェロー・ギデルと対峙する。
警備員人形を盾に高みの見物を決め込んでいたフェローだったが、エースの機転で警備員人形が全員退出してしまい窮地に陥る。
事ここに及んでもカリムはフェロー達との話し合いを望んでいたが、エースの「親切」…もとい人払いによりステージ外での見張りを命じられる。
いよいよエースとオルトとの正面衝突となるが、猛攻撃を喰らいあえなく敗北、「奥の手」として逃走を企てるものの、それもあっさり阻止される。
ついにフェローは観念し、人形に変えられたNRC生を元に戻すべく、控え室にエースとオルトを案内することになる。
だが……
ユニーク魔法(ネタバレ注意)
「カモン・トゥー・ザ・シアター『薔薇色の夢(ライフ・イズ・ファン)』」
魔法名 | 【薔薇色の夢(ライフ・イズ・ファン)】 |
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効果 | 人を少しだけ楽観的にさせる |
精神に働きかける魔法だが、特定の行動を促すようなことはできず、背中を押して「まあいいか」と思わせる程度の効果。
更にフェロー自身の魔力量が少ない為、誰にでもこの魔法が通じるわけではない。
目の前で仲間が倒された等の緊迫した状況や心の底から強く抵抗する人物、さらに警戒心が強い相手の場合は一対一で話すだけで効果が無くなってしまう。
相手が油断しきっている時しか使えず、その他にも魔法を使う為には『様々な条件』があるとのこと。
欠点が多い魔法だが、フェローの巧みな話術により相手を油断させることで魔法をかかりやすくさせている。
作中では「フェローがステッキを回し、星の効果が出た」タイミングでこの魔法が発動し、何度もNRC生の行動を誘導していたことが分かる。
また、弱い魔法だからこそブロットがたまりにくく何度でも使うことができる、魔法を使っていることすら気付かせないという強みがあり、リリアやレオナですら魔法を使われている事に気付いていなかった。
余談だが提唱の時の台詞が英語になるのは、今のところイデアと彼だけである
その後
土壇場でエースとオルトにユニーク魔法をかけ、2人から「入園許可証」であるプレイフルランドのチケットを受け取り破り捨てることに成功。
チケットを紛失したことで「不法滞在者」となったエースとオルトも人形と化し、動けるNRC生はカリム1人のみとなる。
そこでカリムを仲間に引き入れるべく交渉するが、「自分だけ助かるなんて、絶対にオレはしない!」と決裂。
更にカリムに「どうしてその素敵な魔法を悪いことに使うんだ?」「金ならオレがなんとかしてやるよ!」と地雷をことごとく踏み抜かれ、激昂してギデルと共に襲い掛かった(カリムから見れば「なぜ素敵な魔法を悪いことに使う?」に対する「答えは1つ。金を手に入れるためさ」という返答を額面通りに受け取った故の100%善意での言葉であり、他意は無い)。
動けないエースとオルトを庇いながら戦うカリムを2人がかりで徐々に追い詰め、泥仕合の末にチケットを奪い取って破り捨て、最後の1人のカリムも人形となった。
満身創痍になりながらもついにNRC生を全滅に追いやったところで雇い主から電話がかかり、ギデルにその場を任せてフェローは舞台を後にする。
電話に出たフェローに雇い主からかけられた言葉は「NRC生が破壊した備品代をフェローに請求する」というものだった。
更に褒めるどころか酷い罵詈雑言を浴びせられ、憤慨しているところをギデルに宥められる。
その後のギデルとの会話の中で、やはりNRC生の事を羨ましく思っていることを突きつけられる。
学校に通えなかった悔しさがいつの間にか恨みに変わっていたこと、楽しく生きてきたはずなのに恨みに縛られていたこと、その気持ちを利用されてまんまと嫌いな金持ちに顎で使われていたことに気付いたフェローは、ギデルに背中を押され……
「このプレイフルランドが二度と開園できないよう、ぶっ壊してやろうと思ってるとこなのさ!」
あっさりと人形化の魔法を解いてNRC生を解放すると、賢者の島までプレイフルランドの舵取りをすることを条件に一時休戦と共闘を申し出た。
これを飲んだNRC生は歌に合わせてノリノリで遊園地を破壊して回る(なお、この際に流れるリズミック「遊園地を壊しちゃおう!」の字面は必見)。
どうにか賢者の島に流れ着き、今後の去就を問われたフェローは「学校を作る」ことを決意したことをNRC生に告げる。
──魔力が低い者でも、非魔法士でも通える、本当に素晴らしい学校を作る──
途方もないフェローの夢を聞いたギデルは満面の笑みでフェローの周りを微笑ましく飛び跳ねて大団円……
……とはいかず、「何ちゃっかりいい話にまとめようとしてんの?」「まだお前らの事許してねえんだけど!」とNRC生たちに追いかけられる羽目に。
NRC生の追跡を振り切ったフェローとギデルは沈みかけのプレイフルランドに乗り込んで逃走し、物語は幕引きとなる。
「さあて、俺たちはこれにておさらば!」
「いつかまた、運が良ければお会いしましょう……。」
「人生という名の、輝くステージで!」