概要
ツイステッドワンダーランドに存在する、ナイトレイブンカレッジのライバル校。
校章は二頭の白馬が向かい合い、中央に剣が施されている。また、中央の文字にTHE ROYAL SWORD ACADEMEと書かれている。
制服は金のエポレットに装飾した白のジャケット(学ラン?)と青のスラックス、青のサッシュで、どこかクラシックなディズニープリンス(シンデレラのプリンス・チャーミングなど)の衣装を彷彿とさせる。服装に関する規則は意外とNRC同様に緩いのか、制服を改造している生徒も居る。右胸には王冠と剣のモチーフになっているブローチを着けている。また制服の右の襟に学年を現している(Ⅰは1年生、Ⅱは2年生、Ⅲが3年生)。
マジフトでは100年もの間ナイトレイブンカレッジに勝利し続けており、正に因縁の相手である。ジャックによると「個々の選手のプレイも光っていたが、それよりチームの連係プレーが見事って感じ」とのこと(自己主張が強い生徒には耳が痛い話である)。
同じくマジフト部のレオナ曰く「キザったらしい優男ばかりのお坊っちゃま学校」らしく、ラギーも「校舎も制服もやたらキラキラしてダサい」とのことで明らかに敵視されている(とはいえ、自分達がやっている部活の大会で百年も負けていれば流石に嫌悪感を抱くかもしれない)。
またマジフト部ではない面子からも「生徒大半の考え方が善良すぎて逆にむかつく」と煙たがられている。
五章の中編にてついに校舎が登場。
賢者の島の北にあるNRCとは反対側の、海岸沿い南辺に建っている(これまで同じ島に校舎がある事は明言されていなかった)。
校舎は白を基調に青が入った建物であり(恐らくモチーフはシンデレラ城)、エペルからは「王様が住んでいるような豪華な学校」と評された。
在学生
三年生(暫定)
第一章で初登場。
二年生
第五章で初登場。
元ネタは白雪姫。
以下の七名は、第五章で登場したドワーフ族のロイヤルソードアカデミー二年生。
小さいと評されるがドワーフ族の中では大柄な方らしく、先に登場したスニック・ドミニク・グランの三人はチェーニャとも面識がある。
イベント『豊作村のケルッカロト』でも登場。
おそらく元ネタはデイズニーの白雪姫に出てくる七人の小人であり、()内にはモチーフと思われる小人を記載する。
- スニック(スニージー/くしゃみ)(CV:新田早規)
マフラーをしている少年。花粉症なのかよくくしゃみをしては鼻水を垂らしている。
- ドミニク(ドック/先生)(CV:小市眞琴)
眼鏡を掛けている少年。メンバーの中では一番落ち着いた性格をしている。
- グラン(グランピー/おこりんぼ)(CV:村中知)
目付きの悪い少年。「てやんでぇ!」と怒鳴ってはなにかと喧嘩腰の態度をとる。
- シェルピィ(スリーピー/ねぼすけ)(CV:長谷美希)
顔の付いたアイマスクをして常に眠そうにしている少年。ライバル校にもよく寝惚けている生徒が居るが、彼以上かもしれない。
- ホップ(ハッピー/ごきげん)(CV:川井田夏海)
ヘアピンを付けた少年。陽気な性格でよくピースをしている。
- ティミー(バッシュフル/てれすけ)(CV:朝日奈丸佳)
前髪で目が隠れた少年。恥ずかしがり屋。
- トービー(ドーピー/おとぼけ)(CV:岩倉あずさ)
アホ毛の少年。此方は元ネタと違い喋る。話の前後を理解してない事が多い模様。
教員
ロイヤルソードアカデミーの学園長。
青い服に青い帽子をかぶっている、知的で温和そうな印象を与える初老の人物。
学園長が張り合っており、当人も(悪意があるかどうかはさておいて)どこか挑発的な発言をしていた。
とはいえ名門校の学園長だけあって大会会場の残留していた魔力の量に違和感を覚えており、その場では学園長に誤魔化されたものの、何やら考え込んでいた。
外見はファンタジアに出てくる魔法使いイェン・シッドに似ているが、名前や63という数字から「王様の剣」(1963年公開)に登場するマーリンではないか、という声もある。
余談
二次創作などではナイトレイブンカレッジがヴィランモチーフなことから主人公サイドのキャラクターが集まっているという設定が多かったが、公式で明確に書かれているわけではなかった(チェーニャの元ネタのチェシャ猫はヴィランなのか主人公サイドなのか、いまいちあやふやなキャラである)。
しかし第五章にて白雪姫モチーフのキャラと思われるネージュが登場した事から、徐々にその可能性が高まりつつある。
本編第三章でリエーレ王子という名前だけ登場しているキャラクターが居るが、名前が似ている事からアリエルをモチーフにしているという考察がファンの間で広まっており(ファンブックで「リエーレはアリエル(Ariel)のアナグラム」だと表記されており、ほぼ確定かと思われる)、彼を当学園の生徒として扱っている二次創作もある。
またグレートセブンを軽視している、敵視しているという設定の作品もあるが、グレートセブンを偉大と崇めているのはこの世界全体であることに注意。
共学設定で書かれた作品もあるが、公式からの明言はないことにも注意が必要。
レオナが「お坊ちゃま学校」と呼んでいること、女子生徒が出てきた描写が現状ないことから、男子校の可能性が高い。