※5章のネタバレを含みます
「ねえ、一口飲めば願いが叶う魔法のドリンク……知ってる?」
概要
名前 | Neige LeBlanche |
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学年 | 二年生 |
誕生日 | 不明 |
年齢 | 17歳 |
身長 | 不明 |
利き手 | 右? |
出身 | 輝石の国 |
部活 | 不明 |
得意科目 | 不明 |
趣味 | 不明 |
嫌いなこと | 不明 |
好きな食べ物 | 不明 |
嫌いな食べ物 | 不明 |
特技 | 不明 |
CV | 永塚拓馬 |
人物
美しい顔立ちと飾らない人柄で、高い好感度を誇る人気俳優でロイヤルソードアカデミーの生徒。
ケイトには「今一番ホットなマジカメグラマー」、イデアからは「リア充憧れの的って感じ」と評されている。実際にテレビやネットで見ない日はない程の売れっ子らしい。
公式ファンクラブ『Eternal Snow』を持つ。会員数は7桁にも昇っているようだ。
実物を見た一部のNRC生からも『素朴な美を感じる』と好印象を持たれている。『(彼と比べると)強烈なオーラは感じない』とも言われていたが、逆に言えば親しみやすくて感情移入しやすいという理由から、俳優業では頻繁に主人公役に抜擢されているようだ。
しかし更に一部からは『あざとい』、『ああいう人畜無害そうな顔している奴程裏ではとんでもない性悪だったりするんだ』と偏見の目で見られていた事も……。
飾らない人柄に加え、「みんなに楽しんでもらいたい」「みんなを笑顔に出来るなら」と他人の事を第一に考える心優しい性格。また、(知らないとはいえ)問題行動を起こした人物の事を称賛したり、含みのある褒め言葉も正面から受け取って喜んでお礼を言う素直過ぎる面も(これがひねくれ者の多いNRC生には癇に障ると捉えられるのだが…)。
同じ芸能界にいる者として、その美貌や人気をヴィルに敵視されている。ネージュはヴィルの事を「ヴィー君」と呼んでおり、ヴィルの事をかっこいいと尊敬している様子である。またキャリアも長く、子役の頃から共演する事が多い間柄でもあるようだ(二人が初めて共演した作品は学園を舞台にしたミュージカル映画で、ネージュは主人公、ヴィルは主人公をいじめる悪役という配役だった)。
6章では、ヴィルによると子役になる前からドワーフ達と身を寄せ合って一緒に暮らしており、子役時代もレッスンなどを最低限にしていて家事をする為に早く帰っていたという。そのためかメディアに過去の話をはじめとした経歴は語らずにいるが、仕事の給料は全て寄付金に使っているとの事(ルークによると、コアなファンなら知っているらしい)。またVDCの優勝賞金も世界中の子供たちの未来のために全額寄付されたと明らかになった。
容姿
ランプブラックのショートヘアとバーントアンバーの瞳で、彼のように女の子に見えなくもない美少年。白雪姫のドレスを思わせるセーターには映画に登場するリスが、ジャケットには青い鳥のワッペンがついている。また、胸元には魔法石と思われる赤いブローチが輝いている(同じ学校の同級生も同じ物を付けていたので学生証のようなものだと思われる)。
黒いベレー帽には映画の挿入歌「Someday My Prince Will Come(いつか王子様が)」が赤文字でプリントされている。※設定資料集では「Someday My Princess Will Come」となっている。
ロイヤルソードアカデミーの制服と合わせており、意外と着崩しているようだ。
服装にはあまり頓着は無いのか、ヴィルが言うにはボロの服でも平気で着てファンの前に晒しているらしい。
本編・イベントの動向
本編
5章前編1にて初登場。
全国魔法士養成学校総合文化祭の催し物の一つ、『ボーカル&ダンスチャンピオンシップ』(通称VDC)にロイヤルソードアカデミーの代表として出場が決定している。炭酸飲料のCMにも出演しており、ここで初めて顔が判明した。
「ねえ、一口飲めば願いが叶う魔法のドリンク……知ってる? シュワっと弾ける、微炭酸、赤く色づく、恋の味。新発売。『レッドアップルソーダ』」
5章前編2でもCMのキャストとして登場。
『大切にしたいのは、パウダースノーの軽やかさ。デリケートな肌を守る、UVベース誕生。』
「これは君の願いを叶える、魔法の日焼け止め。」
『フェリシテコスメティックス。プレシャス・プロテクションベース。』
「ねえ、ここへ来て……。」
ちなみにこのCMのコスメはヴィルが第2章11話で興味を持っていたコスメである。
ヴィルが悪役としてオファーが来た、興行収入200億マドル超えの映画『レジェンダリー・ソード』の主人公役になることが決まっている(これを聞いたヴィルは「またネージュ?」と零していた。単にネージュが脚光を浴びている現状に嫌気が差しているとも取れるが、彼と共演する機会の多さを指している可能性もある)。
そして後半にて本格的にその姿を現す。
リハーサルにて、ドミニク、グラン、スニック、シェルピィ、ホップ、ティミー、トービーの七人のドワーフ族の同級生達と舞台に上がる。
演目は輝石の国の童謡のアレンジ曲『みんなでヤッホー!』(本家のあの名曲)。パフォーマンスとしてのクオリティはヴィル達NRCトライブより低いものだったのだが、見ている相手も楽しめるような親しみやすく愛らしいものだった為、あっという間に話題を攫ってしまった。
VDCに出演を決めた理由は『友達との思い出作りの為』、さらに『折角だから世界中の皆さんにも楽しんでもらいたい』というまるで聖人のような理由であった。
打倒ネージュに心血を注いできたヴィルにとって、この勝ち負け自体頭にない、相手以上の実力を世に示そうと奮闘するも、最終的に話題を奪われたどころか、勝負として成立してもいなかった事を発覚させた彼の言動は、ヴィルのある感情を暴走させてしまう事になり……。
その後、7章でヴィルの夢の中にも登場。
ヴィルの幸せな夢では彼のコンプレックスの根源とも言えるべき存在でありいたら幸せの障害になる……と、思われたがヴィルの形成に強く関わっており存在しない。知らない。と、言う人間にすることが不可能だった。
ヴィルの夢では彼は召使いのようにこき使われていた。
なお、ルークの夢でも名前だけは登場しておりルークの夢では親友となっているらしい。
グロリアス・マスカレード
NRCと同様、魔法士養成学校の交流会でRSAの代表の一人としてチェーニャ等と共にノーブルベルカレッジに呼ばれていた。NRC生達は花の街の逆さま祭りの会場にてその姿を目撃。
祭りの最中、NRC生と一緒に街の人達の前で魔法を披露し、人々を喜ばせる事に協力。
その夜、魔力を吸い取る”紅蓮の花”が突如として大量発生した際には、エペルとルークを庇って倒れる。
事件が収束した夜には回復。当初から予定していた舞踏会が開催出来る旨をNRC生に伝えに現れ、NRC生達の無事を喜んでいた。
どこまでも他人の事を第一に考える聖人である。
余談
- 元ネタ
モデルとなった人物は『白雪姫』。
ネージュはフランス語で「雪」を意味する他、原作では魔法の鏡が白雪姫の容姿を形容する際に用いられた「唇は赤い薔薇、 髪はくろぐろと輝いて、可憐な笑顔は誰をも魅了する」(本編ではルークが言及)からも見て取れる。ボロの服を着ている設定も魔法の鏡が言及した「襤褸を纏っていても可憐な美しさ」から来ているのかもかもしれない。
日焼け止めのCMの「ねえ、ここへ来て」は映画冒頭で白雪姫が歌っていた「I'm wishing/One song」(吹き替え版)の歌詞とリンクしている。
更に余談であるが、元ネタがヴィランと敵対関係にある主人公、または主要人物という可能性が高い既出のキャラ達と同じく、対となっているヴィルを慕っている(そしてそれが余計に彼に嫌悪感を抱かせているようにも思える)。
- リズミック
ゲームで初めてNRCの関係者以外でリズミックを務めたキャラでもある。更に余談だが、通常はミスしたら焦ったりするリアクションをする所をネージュは笑顔を貫いている。強い(ダンスの出来より、楽しむことを優先している彼らしい演出である)。
- 二次創作
初登場自体は第5章前編の早い段階からではあるが、CMのキャラクターとしてのものであり、その上(イベントの更新もあって)生身での出番までかなりのタイムラグがあった。その為、気の早いファンによる創作では、性格が結構違っているものもある。