CV:内山夕実
概要
プリキュアの変身アイテム・ラブリーコミューンに姿を変えることができる。
薄紫色の子猫に似た姿をしており、細長い尻尾をもつ。耳の中にはスートのスペード型の先端のような紫色の模様が入っている。 語尾に「~ビィ」「~だビィ」と付けて喋るのが口癖。
トランプ王国が健在だったころからキュアソードのパートナーとして傍におり、王国崩壊寸前に生まれたシャルル達3人とは面識が無かった。
そのため3人と比べて妖精としての経験が豊富であり、妖精だけの場面ではまとめ役を務めている。また、シャルル達が知らなかった妖精の能力の使い方も指導。シャルル達からは「ダビィ」と呼び捨てされているが、頼れる先輩として認識されているようである。
真琴にとっては、相棒であると同時に姉・母親代わりの存在。
ひとりで戦おうとするソードとアイドル活動に奮闘している真琴の身を気遣い、ケアとフォローに務めている苦労人。
そういった境遇からか、真琴のみならず年頃の女の子である他のメンバーに対しても、やや過保護で心配性かつお節介な面もある。
ありすほどではないにしても、真琴のことを悪く言われると普段のクールな一面が崩れるほど怒る。
名前の由来はトランプのスペードのキングスートに描かれている、旧約聖書の「ダビデ王」から。
人間体
普段は「DB」という人間の大人の女性の姿に変身し、真琴のマネージャーを担当してアイドルとしての彼女を完璧に支えている。
この姿の時は語尾の「~だビィ」が消失し、性格も一変する。
一方で、妖精の姿の時はシャルル達のような妖精らしい振る舞いをする。また、素直になれない真琴の気持ちを勝手に代弁して真琴を慌てさせたりも。
このように、妖精の姿からDBの姿に変身して喋ると妖精時との声とキャラのギャップが凄まじい。
ちなみに人間形態を維持することはエネルギーの消費がとてつもなく、妖精時の特殊能力(通信通話機能、ジコチューの闇の鼓動を聞くなど)も失われる。そのため、真琴の仕事がオフのときは基本的に妖精の姿でいる。
なお、彼女は人間体から(妖精形態を経ず)直接ラブリーコミューンに変身が可能。逆もしかり。
前作・前々作・3作目などに続く「人間に変身するタイプの妖精」だが、先輩達は何かしら文化や常識の違いでボケをかますことが多かったのに対してダビィはマネージャー業を卒なくこなしつつ自動車の運転免許まで所持しており、人間界に完全に溶け込んでいる。
各話ネタ
- 第8話
真琴と一緒にジョー岡田の店に行くが、仕事の時間が来てしまったので戻ることに。
その際、DBの姿になってもありすから「ダビィちゃん」と呼ばれる。
- 第10話
「真琴の事、よろしくおねがいしますビィ」とマナ達にお辞儀。
それはまるで娘を嫁に出すときの母親のようであった。
- 第14話
様子がおかしい六花を見て、「最近の子はちょっとしたことがきっかけですぐ悪い子になる」とシャルルの「六花がグレた」説を後押しし、ランスの報告から「まさか…喧嘩!?」とダメ押ししてマナ達の勘違いを加速させる。実は六花は競技かるたにハマっていただけで勘違いだったことを知った後は、口笛を吹いてごまかしていた。
そつのないダビィにしては、珍しい失敗であった。
- 15話
真琴が主演を演じる「白雪姫」で、ラケルの「ダビィが意地悪な女王役ケル?」という質問にノリツッコミ。
真琴の演技に対して厳しい言葉をぶつけるおおとり環の態度を見て、楽屋で「なんなの!?おおとり環ったら!! → 白雪姫の女王より意地悪ビィー!!」と、DBの姿で怒りながらその文句の途中で妖精の姿に戻るという芸当を見せた。
彼女の両モードのキャラクター性の差を一目で確認できるうえ、妖精の時はともかくDBの状態で表情を崩した貴重なシーン。
- 22話
砂浜でベンチに寝転び日光浴。短い足をどうにかして組んでおり、サングラス姿が妙に似合っていた。
一部のファンからは「DBの方で見たかった」との声が上がる。
- 24話
歌うことに迷いが生じた真琴を円亜久里がやや辛辣に叱責したために怒り、亜久里に飛びかかるも頭を押さえられて届かず。
その後、歌手引退を決意する真琴に対し、アイちゃんを通じて通話をしたアン王女とともに引退撤回の説得に成功する。
- 29話
人間になりたいというシャルル達に、人間になる方法を教える。
その結果、シャルルはマナと同い年ぐらいの女の子に、ラケルは小学生高学年ぐらいの男の子に、ランスは小学生低学年ぐらいの男の子に変身した。
ちなみに、シャルル達は人間に変身しても語尾の口癖までは消失しなかった。
- 34話
ぐずるようになったアイちゃんの体調におかしいところが無いか検診をする。
この時に白衣を着ていたが妙に似合っていた。
やはり一部のファンからは「DBの方で見たかった」との声が上がる。
しかしこの人(妖精)、本当に何でも出来るチートなスキル持ちである…。
- 35話
虫歯の話題になったが、真琴と同じく虫歯の概念が無く、歯医者の存在も知らなかった。
さすがの彼女も人間界のすべてを知っているわけではないようだ。
- 36話
ラケルの様子を見て「飼育係の子(八嶋)に恋をした」と見抜く。
妖精学校の先輩達のことを知ってか知らずか「妖精と人間の恋愛」に関し否定的な立場のようだが、ラケルを応援したいシャルルとの間で意見が対立し、肉弾戦に発展した。その戦いぶりから真琴に「大人気ない」と言われる。
ただし、失恋に終わったもののラケルが恋の一念により力を発揮したことに対しては涙を流して称えていた。
- 37話
六花が人参嫌いの亜久里のために食育をするが、そこで彼女の講義を聞かずに毛づくろい。真面目なダビィが人の話を無視して自分の身だしなみを整えるという、珍しい描写であった。
興味が無いからなのか、食育の内容をもう知っていたから無視したのかは不明。
- 40話
今まで不明だった真琴との住居が判明。高層マンションの一室に住んでいたようだ。
その時、DBでのパジャマ姿が見られた。
ジコチュー達との戦闘時、真琴からの頼みで新曲「こころをこめて」の舞台をセッティング。
歌唱する真琴がレジーナから攻撃をうけそうな時には駆けつけて変身させるなど、要所で真琴をサポートし続けた。
- 42話
真琴が赤子の時に両親が他界していることを聞き、涙していた。このことを真琴は、ダビィにもそれまで秘密にしていたようである。
- 43話
亜久里の話を聞くうちに慄然とする。シャルルたち3兄弟より場数を多く踏んでいる彼女にも分からないことは多々ある…ということだろう。
関連イラスト
関連タグ
シャルル(プリキュア) ラケル(プリキュア) ランス(プリキュア)
ハミィ(スイートプリキュア) セイレーン(スイートプリキュア) ミス・シャムール ニャトラン:プリキュアシリーズの猫型妖精達。
ダビィの人 ← ダビィに関する作品投稿数の実に3分の1を、この作者が占めている。
ダディ … ではない。
緒川慎次 … 真琴同様トップアイドルである剣の力を持つ変身ヒロインの世話を焼くマネージャー繋がり。無論それはダビィ同様表向きの顔。彼はダビィと異なり純粋な人間だが、その実力はすでに人の範疇を超えている。ちなみに、中の人は7作後の敵となる。
類似キャラクター