曖昧さ回避
機械などの ゼンマイはカタカナ項目を参照。
ここでは植物のぜんまいについて説明する。
なお、こちらの植物が由来のフラワーナイトガールに登場する花騎士は、こちらを参照のこと。→ゼンマイ(花騎士)
概要
ゼンマイ科の多年生シダ植物で、ワラビやコゴミ(クサソテツ)などと並ぶ山菜の代表格である。似ているコゴミは、全体的に茶色い毛が生えているかどうかで見分ける。
ちなみに機械の部品の「ゼンマイ」はこの植物にちなんでつけられたのだが、草の方はくるくる巻いている形を「銭を巻き取るようだ」ということで銭舞い→ゼンマイだとか。
お馴染みのくるくる巻いている形は若芽の特徴で、育つとまあ普通のシダ系の葉っぱになる。これはコゴミやワラビも同様である。
シダ植物なので湿った場所を好み、主に山野で水気の多いところ(渓流のそばや水路の脇など)によく出現する。
かつてはサツキなどとともによく生えていた。
山菜として食用になり、水煮や乾燥させたものがよく流通している。ビビンバとかナムルのような韓国料理に入っている茶色のモヤシみたいなものがこれである。