ベベル(プリキュア)
べべる
声 : 杉山佳寿子
この記事は映画のネタバレ記述がありますので閲覧には注意してください。
『映画 ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス』に登場する映画オリジナルキャラクター。
謎の妖精。本作の敵キャラ・マシューとは古い知り合いで、彼の悪事を止めたいと考えている。
プリキュアたちが「オモイデの世界」に閉じ込められた後、現実世界に残されたプリキュアの妖精たちの前に現れ、協力してマシューに立ち向かうことになる。
パートナーたちを取り返すためにはプリキュア各人たちの「オモイデの世界」へ入り込む必要があることとを伝え、その侵入方法も伝授した。
気っ風がよくて決断力があり、また多少のことに動じない豪胆な性格。相田マナのことをよく知っているようだが、マナはベベルと出会ったことがない。
事件解決後、ベベルはプシュケーとなったマロの魂を連れて天に昇ろうとする。
マナはベベルにまたマロに会えるかと聞くと、ベベルは「モチのロンさ!!」と答えた。それはマナの祖母・いすずの口癖だったこととベベルが「これからは空を見上げてマロの事を思い出すといいよ」といすずの声で言ったことからマナはベベルが今は亡きいすずの魂だとと気付いたのである。
twitterでの山口亮太氏の裏話によると、暴走したマロの魂を天国に連れ戻すために神様から「正体を明かさない」事を条件に妖精の姿を借りて地上に降りて来たという。
名前の由来について
国産・絶版車マニアならわかると思うが、かつていすゞ自動車は「ベレル=BELLEL」という高級乗用車を生産・販売していた。
不人気ゆえ1962~7年の一代限りの短命であったが、車名は「鈴」を表す英語のBELLと「50」を表すローマ数字のL=ELの造語だった。つまり、「いすゞ」にちなんでの命名だった。
「ベレル」と「ベベル」・・・。
語感や実在した車名の上にメーカーの乗用車市場の撤退等の事情でそのまま使えなかったのだろうが、いすず(=いすゞ)に対するオマージュだったのかもしれない・・・。
再登場?
なんと2015年公開の『プリキュアオールスターズ春のカーニバル♪』の39フェアリーズのMVシーンと2019年公開の『映画プリキュアミラクルユニバース』のエンドカードでモブとして再登場している。
中の人について
担当声優の杉山佳寿子氏はYes!プリキュア5に登場したデスパライア役以来の出演。