概要
第8話にて、『プリキュアウィークリー』にて報道された海外のプリキュアチームの一つ。
インドのタージ・マハルと思しき場所でスマートフォン型サイアークと戦闘した。
古くから独自の算術技術を持ち、現在もコンピューター産業がさかんなインドのお国柄を反映して、数字とコンピューターをモチーフとした技で戦う。
コンピューターを使うプリキュアにはマックスハートチームとスプラッシュスターチームがいるが、魔法風のアレンジがされていない、見た目が明らかにメカである技を使うのはキュアハッピーのハッピーロボ以来。通常必殺技としては史上初である。
また、史上初の変身後にメガネをかけているプリキュアである。
もちろん、褐色のプリキュアも史上初と、モブだからこそできる非常に冒険したデザインといえる(のちの『スター☆トゥインクルプリキュア』においてレギュラープリキュアとして初の褐色キュアになるキュアソレイユが登場する)。
第10話ではブルーが世界のプリキュアたちの視察のための海外出張に出ているが、8話で出ていた他のモブキュアたちが鏡の世界に招かれていたのに対し、ワンダフルネットチームはブルーの方からタージ・マハル前に赴いていた。
これは出張のついでに大森ゆうこから頼まれていた本場インドのカレー粉を買っていたため。ただし、カレー粉の本場はイギリスなので、厳密に言えばカレー用にスパイスをブレンドした香辛料(マサラ)なのだと思われる。
第16話のプリキュアウィークリーにも登場。サイアークに縛られていた。
どのサイアークと戦っていたのかははっきり映されていないが、背景から次のカットのタコ型サイアークと推測できる。
第46話ではハピネスチャージプリキュアの救援としてキュアテンダー達と共にぴかりが丘にやってきた。
メンバー
チーム名のみが公表されており、個々のメンバーの名前は公表されていない。
チーム名や技名には英語が使われているが、インドは英語も公用語の一つである。
- オレンジの短髪の少女(CV:不明)
- 緑の長髪の少女(CV:不明)
容姿は、ハピネスチャージ世界共通のアイドルスーツをインド風にアレンジしたもの。
知的階級のようで、両方共メガネをかけている。
パーソナルカラーのオレンジと緑はインドのナショナルカラー(その国を代表する色。通常は国旗の色)である。
一方は(放送当時としてでは)史上4人目の緑キュアであるため、他の緑キュアと絡むことがある。
もう一方は史上初のメインフォームでの純粋な橙キュア(但し、サブフォームを含めるとキュアハニーのココナッツサンバが初)であるため、注目である。
第16話では同じカットに赤いプリキュアが登場したが、衣裳がインドっぽくないことと背景が一人だけ違っていたことから、別チームである可能性が高い。
技
- オプティカルウェーブ
- 周囲に展開した無数の電卓を叩き、大量に飛び出した数字で攻撃する。
- 「オプティカル(optical)」は英語で「目の」「光(光学)の」の意。
余談
声優について
初登場の第8話を含め登場回のエンドクレジットには名前が記載されていない為担当声優不明だったが、ハピプリ終了後高野れいなどを演じた長谷美希が兼役で演じていた事をTwitterで公表した。
Pixivでの扱い
本編のワンダフルネットチームはインドキャラのステレオタイプにコンピューターを持ってくるという斬新さが魅力の一つではあるのだが、Pixivではお約束のカレーネタやヨガネタが後を絶たない。実際、本編11話にてブルーにカレー用スパイス粉を渡してる事から、カレーネタは実質公式と化している。
もっとも、ハピネスチャージ世界のプリキュアはプリカードによるフォームチェンジが可能なので、ヨガフォームやカレーフォームがあっても不思議ではない。
また、本作のプリキュアには踊ったり歌ったりする技が多いことから、インド映画の本場である彼女らのダンス攻撃を期待する声もある。
カレー大好きプリキュアとのスリーショットも。
名称について
ひろがるスカイ!プリキュアの次回作がわんだふるぷりきゅあ!になった事が公式発表で明らかになったが、ワンダフルネットプリキュアから『ネット』を抜いて『!』を付けた上で全てひらがな表記にするとこうなる事を考えると、関連性こそ低そうなものの名称が似ているとも言える。