概要
『ハピネスチャージプリキュア!』第8話冒頭にて、アメリカ西部らしき場所でサボテン型サイアークと戦っていた3人組のプリキュア。アメリカ本土のプリキュアと考えられるが、このチームだけで本土48州+ワシントンD.C.をカバーしているのかは明らかにされていない(ハワイはアロ~ハプリキュアが担当。またこの事から、同じくアメリカ本土から離れているアラスカにも独自のプリキュアチームが存在すると推測することは可能)。
第10話では、メルシィプリキュアと共にブルーのクロスミラールームに赴いた。
第16話では花サボテン型サイアークと戦闘。投げ縄で縛られていたが、子供達の声援を受けて縄を引きちぎり、反撃した。
第46話では赤いサイアークの襲来に怯える女の子を保護していた。
世界中のプリキュアの中でも強豪ないし人気のチームであるらしく、作中に登場する架空の食玩「ワールドプリキュアスナック」のカードではレアリティがかなり高めに設定されている。
メンバー
チーム名のみが公表されており、個々のメンバーの名前は公表されていない。
西部劇をモチーフとしたチームで、衣裳にはカウガール風のフリンジがあしらわれている。一方、アメリカのヒーロー物にはお馴染みのアフリカ系メンバーはいない(同じ有色人種のポリネシア系はアロ~ハプリキュアとして登場している)。
- 金髪ポニーテールの少女(CV:不明)
(イラスト右上)
技
- スターブーメラン
- 右肩から星を出し、三人同時に投げる。
- ブーメランと言いながら、星は戻ってこない。
西部劇といえば銃であるが、プリキュアは銃を使わないという不文律はモブキュアであろうと守られるようで、その手の武器は所持しておらず、ボンバーガールズという名前に反して爆発系の技も使用しない。
もっとも、本作のメインキャラの一人であるキュアプリンセスは武器はもっていないものの銃撃や爆弾をモチーフとした技を平気で使ってたりしており、それとの差別化も意識しているのかも知れない。
ちなみに、よくプリンセスの引き合いに出される某先輩もそれっぽい武器や技を使っていたのはご存知の通り。
演者について
当初はEDにクレジットが無く不明であったが、後に雑誌記事にて小堀幸・國府田マリ子・岡村明美の3名が演じている事が明かされた。
但し具体的に誰が誰を演じているのかまでは明かされていない。
初登場回の第8話では、小堀は石神りん・國府田はクイーンミラージュ・岡村はホッシーワ役でクレジットされているため、「モブキュアは初登場回の声優が兼任」という説は8話登場分については的中することとなった。
なお、小堀はぐらさん役でもあるため、このチームは妖精・敵首領・敵幹部が呉越同舟するという極めて珍しい、かつ豪華なチームであると言える。
余談
後に國府田マリ子氏の演じるクイーンミラージュは、かつてプリキュア=キュアミラージュであった事が明かされたため、結果として國府田は複数のプリキュアを演じるという快挙を為し遂げた。これは正規のプリキュア扱いされない闇キュアを除けば史上初の出来事である。
但し、ボンバーガールズ登場前の時点でミラージュの過去についてはシークレットであった為、「一度プリキュア役になった者は別役を担当しない」という慣例を厳密な意味で初めて破ったのは、レギュラーであればキュアフォーチュンを演じる戸松遥氏(第16話において記者を演じた)、ゲストも含めればキュアフラワーを演じた坂本千夏氏(『NS2』において「影」を演じた)という事になる(バッドエンドプリキュアに関しては、設定上オリジナルの演者が兼ねる必然性があった、と考えるのが妥当なのでここでは除外)。
また、岡村は根強い待望論がありながらも正規のプリキュアにカウントされる事の無かった『Splash☆Star』の霧生薫(後半)をかつて演じており、形を変えた8年越しの悲願達成となった。
関連イラスト
アメリカのプリキュアということもあって、アメコミ調であったり、ポップコーンチアを着ているイラストが存在する。
単独のイラストでは、典型的カウガールスタイルであるためか、赤毛の少女が一番人気。
名前のとおり、ボンバーな体型で描かれることもしばしば。
関連タグ
アメリカ国内の他のプリキュアチーム
海外プリキュアチーム
ジェミニ・サンライズ … 赤毛ツインテール&カウガールつながり。中の人は後にキュアテンダーを担当する。
オリジナル鋼鉄聖闘士 … カラーリング