概要
前作「ドキドキ!プリキュア」の初期メンバーは、高スペックの持ち主揃いということが話題になったが、今年のキュアプリンセスに変身する白雪ひめは、ブルースカイ王国の王女様であり、なんと既にプリキュアであるという超高レベル設定であった。
当然、我々も妄想せざるを得ない。諜報機関を動員した権謀術数を駆使するとか、邪魔なキャラに暗殺組織を差し向けるとか、庶民の食べ物を口にして高飛車なリアクションを取るとか・・・。
王女様にはいろいろな意味で期待がかかっている。
しかしいざ本編が始まると、敵から逃走、子供のように駄々コネ、ちゃらんぽらん、対人恐怖症、友達ゼロ、ストーカー、褒められると天狗になるなど、予想の斜め上を行くマイナス属性てんこもりな人物像が明らかになり、ある意味公式認定の黒キャラである。某青キュア先輩以来の大物出現か。
第1話では「友達は何でも言う事を聞く便利なもの」などと発言しているが、最近30分前の世界の黒さ全開キャラも「仲間ってのはね、僕の思い通りになる人のことさ」と似たような事を口にしており、黒い人間の考えることは世界を超えて共通しているようである。
世界を最悪にした元凶らしいことはかねてからほのめかされており、キュアフォーチュンには「絶対に許さない」と言われていたが、第19話予告ではめぐみからも「私、例えひめが大悪人でも絶対ひめの友だちなんだから!」と言われてしまった。「世界を最悪にした大悪人のプリキュア」という前代未聞の肩書が付き、他の追随を許さぬ勢いで黒キュアナンバーワンの地位を築きつつある。まさに全部私のせいだ状態である。
余談
pixivでは漢字の「黒雪姫」で検索すると、「アクセル・ワールド」のヒロインが出てくるのでご注意。
また、上北ふたご版のコミカライズではモブから「腹黒ヒメ」と呼ばれているシーンがある。
他にも、中の人はハピネスチャージプリキュア!放送終了と共に、
同じニチアサの1時間後の世界にて、敵組織の幹部を演じたため。ニチアサ視点で見ると、黒雪ひめに見える。