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須藤育

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すとういく

『須藤育』とは『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』の登場人物及び9人目のヒロインのことである。

「軋み痛む腕…!ちぎれそうな指…!全身に走る激痛…!はああああキッツぅうう~~~!!♥」

プロフィール

氏名須藤育
性別女性
年齢15歳
所属お花の蜜大学附属高等学校(1−3)
誕生日1月9日
星座山羊座
一人称ボク
CV高橋李依

※ 133話にて判明。由来は名前(い=1、く=9)の語呂合わせと思われる。

概要

本編の主人公である恋太郎に9番目に告白をした運命の人。

そして作中最初のスポーツ系ヒロイン及びボクっ娘、かつ恋太郎と同学年だが別の組の彼女でもある。

死ぬ気で努力すれば何でもできる」が信条のストイック少女だが、自分を追い込み過ぎてストイックを通り越し、痛みに悦びを覚えてしまったマゾヒスト

痛い目に遭った時に叫ぶ「キッツ…♥♥♥!!」が決めゼリフ。

人物

女子野球部に所属。

もともと部員は9人いたが、全国優勝を目指すために彼女以外の8人はアメリカへ野球留学に行き、現在の部員は彼女1人。部員の勧誘がてら早朝から1万回以上(後に徹夜して10万以上もやった)も素振りをしたり、泥塗れになるほどの守備練習をして自分を痛めつけるのはもちろんのこと、恋太郎に告白してフラれた時でさえ失恋の痛みに悦んでいた(フッたのは恋太郎による育を想っての演技だったが…)。

上記のように練習量は異常なので、選手としての実力は投手・打者共にかなり高い。一方でかつて打ったホームランで観客の女の子をケガさせてしまったという過去があり、打席に立つとロクに打てなくなるというトラウマを抱えていたがファミリーと恋太郎により克服できた。

ちなみに度を過ぎた練習によりオーバートレーニング状態(紅葉曰く「筋肉が阿鼻叫喚」)である様子。その全身筋肉痛状態こそを喜びとするドMなわけだが、その関係か体形は筋肉質でなく細身でスリム(筋肉は過剰に鍛える=痛めつけるとかえって萎む、極端な例では刃牙シリーズに登場するジャック・ハンマーの過去の姿辺りが参考)。

一応、ドMではあるが基本的に無意味に痛い目に遭おうとはせず、この点を除けば常識人。

また精神的に普通にキツい事や誰かの不幸(罪悪感等)は別勘定のため、「キッツ…」としょぼくれる事もある。

ただし、機会があれば積極的にキツイ目に遭おうとするし、騒動の際は盾役・タンク役を引き受けることもある。そして隙あらば芽衣ケツバットをしてもらっている。

体力、耐久力も人間離れしており、そのフィジカルの高さから唐音と共に体力担当も兼ねる。ついでに言えば根性論の体育会系+ドMと合わせてメンタルも化け物呼ばわりされている。

肉体的な苦痛が一番だが精神的な苦痛でもOKなので、ホラー映画鑑賞に皆を誘ったり、ゲームのハードモードをプレイしていることも。

年功序列より年下でも古参のメンバーを立てる体育会系だったため、恋太郎ファミリーとは衝突もなくすぐ馴染んだ(凪乃曰く「奇人は馴染むのが早い傾向にある」)。

度を越したマゾヒストではあるが、明るく快活な性分のスポーツウーマンであり、コミュ力も高いのでファミリーの中ではムードメーカーのポジションである。あと、オチ担当。

服装は動きやすいスポーティーな服を好むが、恋太郎とのデートでスカートを履いた際は履きなれない違和感もだが、締め付けが緩い事に不満を抱いていた。そっち?

他、作中で珍騒動の支え役となる本気グループは育も知らないくらい遠い親戚が経営するグループ企業である。

こうしてモンスターは生まれた

5巻のおまけ漫画で明かされる育の兄・育也が語る家族の話。

育が野球に興味を持ったのは、育也が野球好きだった事に起因する。

幼い育は兄と共に野球の練習に励むが、きつい練習にすぐ音を上げる。

育也はそんな妹に投げ出すことなくキツくても頑張るように発破をかけた。

そして、努力の成果で初めてのヒットと成功体験から育には「キツいのはいいこと」だと刷り込まれた。以降は取り憑かれた様に努力を重ねながら、内心で「キチュいのはうれしい」「キチュいのはしあわせ」と自分に言い聞かせながら特訓を重ねて凄まじいレベルで上達するが、深夜に至ってもやめなくなった。

そんな妹を怪しんでいた兄の育也だが、ある日家族揃って見ていたテレビのコントケツバットをみんなが笑う中、育だけは熱い眼で息を荒くしていた……。

そして深夜、不審な物音で目覚めた育也はその正体を確かめると、扇風機にオモチャのバットを結びつけた自動スイング装置でケツバットに興じる妹の姿だった。

「キッチュ…!!♥」

関連キャラ

忠義のためなら自己犠牲も厭わないメイドの鏡。

裏返せば命令が無ければ自分で行動を起こしにくい受け身体質…と、ベクトルはやや異なるがM的思考を持った受け身の構ってちゃん。

相性もいいようで、89話で一緒に修行体験に向かったり、育の依頼でケツバットを食らわせるためにわざわざ素振りをして練習してくれたりするなど含めてよくつるんでいる。

というか46話で校内かくれんぼをした際には「キツそう」「尽くしている実感がわく」と思った結果、同じ場所の天井に張り付いているなど、思考(嗜好?)も似通っている。芽衣が髪を後ろにまとめると髪型もそっくりになったりするが実は遠い親戚とかなんだろうか。

クラスメイト。山女を恋太郎に紹介し、2人が出会う切っ掛けを作った。

闇鍋回で彼女の入れたバラに当たった際は「そういう修業か」と意気揚々と食べたものの、食用で普通に美味しかったのでテンションがダダ下がりな反応を見せた(その後落ち込む山女に謝っている)。

彼女のもみほぐしマッサージを受けると全身の筋肉痛を回復させられてしまい、むしろダメージになる。

だが激痛を伴う足つぼマッサージは気に入っている様子。時折尻をもんでもらったりもしている。

同じく根性など精神論を肯定する体育会系な思考の持ち主。

騎士華の太刀筋に憧れを持っている一方で、騎士華の幼児退行関連には割と塩な対応をしている。

血なまぐさいことをこよなく愛するバイオレンスお嬢様。

ケツバットに関しては互いの需要と供給が嚙み合った最高の組み合わせ。

ただ力任せの暴力といった感じらしく、芽衣の方がキレがあるらしい。

余談

名前の由来は「ストイック」から。もっとも彼女の場合ストイックというよりドMだが………

5巻のおまけ漫画で家族が描かれたが、3人兄妹の2番目であるようで、兄の育也以外にも弟がいる様子。

また名字の読み方は「すどう」ではなく「すとう」である。

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