「しっ…幸せにしなかったら承知しないんだからねっ!!」
プロフィール
※ 133話にて判明。由来は「〜じゃ『ないんだからね』(ないん=9)」からだと思われる。
概要
恋太郎に2番目に告白をした運命の人(とは言っても羽香里とほぼ同時)。
「~じゃないんだからね!」とか言っちゃう昔懐かしき金髪ツインテツンデレ貧乳娘。
容姿
長い金髪をリボンでツインテールに纏め、ミニスカートとルーズソックスを身につけている少女。ここでもルーズソックスという昔を懐かしむ要素があり、ファッションは平成ギャルを意識している。体格はスレンダーな方で胸はAカップ寄りのBカップ。本人はバストサイズをかなり気にしているが、すらっとしたモデル体型であり、スタイルはいい方である。やや制服の両袖がぶかついている。
私服の時は髪を下ろしたりポニーテールにしていることが多い。
人物
概要の項目にある通り、基本的にはつんけんとした口調で短気な部分が目立つが、「照れを隠すあまりより惨事になってる」ツンデレをかます(「恋愛成就のラッキーアイテムである『ピンクの四葉のクローバー』を4時間かけて探していた」ことを知られたくなくて「急に催してきたから用が足せそうな場所を探してただけよ!」と口走った)こともある上に、キュンとさせられるとチョロい。
また、瞬間湯沸器レベルでカッとなる気の短さはあるものの、ツッコミでうっかり相手を傷付けてしまった際はショックを受けたり、自分が誤解していたとわかれば即座に前言を撤回し泣いて謝るなど、根は心優しい少女。凪乃とは違う意味で男らしく、なんだかんだでファミリーの彼女達にも頼りにされている存在である。ズケズケとモノを言うタイプだが、言葉の裏に真心があるため周囲の人間からは好かれるタイプである。
育と二人がかりだったとはいえやろうと思えば車を手で押し出せる程の腕力を持ち、騒動の際のフィジカル分野の時は頼り甲斐のある恋太郎の相棒役。部活動に所属しているかは不明だが身体能力は育や芽衣にも匹敵するレベルであり、切り込み隊長として場の流れを変えるきっかけとなることも多い。
度々恋太郎ファミリーと競い合っている呉莉羅連合の女総長からも、そのフィジカルから戦友として認められている。自分達の誇りでもあるバイクを傷つけられ、更にゴリラ呼ばわり(この時ゴリラ呼ばわりしていた相手は本当は唐音の事)していたギャルたちの事も「唐音の友達なら今回は見逃してもいい」と言っていたほど。
内面ばかり目立っているせいであまり触れられないが外見で分かる通りギャルという設定が密かに存在している。
ギャルのくせに真面目な性格をしているもんだからギャル度は低めになっているが、服を着崩していないと身動き一つどころかツッコミすらできなくなるというギャルらしい(?)弱点を抱えている。
しかし、18人目の彼女でギャル偏差値高めのギャルキャラである毛樽井亜愛子衣(けだるい あーしー。以下あー子)とのコンビ回でギャルである事が全面的にピックアップされた。比較してみると、あー子は令和のギャルで唐音は平成のギャルを意識したイメージとなっており、あー子が協調性を尊ぶ現代っ子ギャルであるとすれば、唐音は我が道を行く平成初期のギャルであると言えようか。
また、ツンデレ繋がりからかワガママな猫みたいな所がある(対照的に羽香里は犬っぽい)。
ファミリーのまとめ役
「ただ秩序を守ってる奴だよそいつ」
近年、ツンデレと言う概念が非常に大きく解釈されるようになっている中で珍しいほど、古典的なツンデレヒロイン。
外見のキャラクター的要素もそうだが、ツンデレが広がり始めた初期の頃のヒロイン像である「素直になれずに好きな人に悪口や生意気なことを言ってしまうが、結局は好きであることを隠せずに甘えてしまう」と言う、テンプレートで古典的なキャラクターとなっているが、セクハラなど余程の理由がない限りは基本的に面と向かって暴言を呟いたことは殆どなく、その勝気な性格もあってか友人とは積極的に交流を持とうとする傾向も見られる(後述するが、彼女の台詞の大半は所謂悪意のある悪口と言うよりはファミリーの連中がやらかす奇行へのツッコミとしての側面が強い)。
ファミリーの中では貴重なツッコミ枠としてのキャラクターも大きく確立しており、良くも悪くもアクの強い新メンバーの奇想天外な行動に唐音がキレのあるツッコミをするという場面は最早今作の様式美である。ぶっちゃけツンデレと言うよりツッコミヒロインでは?、と割とよく言われることなので気にしてはいけない。
その為に、一度薬膳楠莉の寸劇ではツッコミの限りを尽くし、ボケというボケを滅ぼさんとする最強最悪の怪獣カラゴンと称された。むしろ漫画的には聖獣もいいところだが…
無論、ツッコミキャラが定着した現在でもツンデレヒロインとしての描写は度々されており、むしろ恋太郎へと1対1の愛情表現に関してはファミリーの中でも多い方だったりする。本人も「恋太郎の全部が……大好き……っ!」と言及しているのでツッコミに目を取られがちなだけで唐音もまた恋太郎を愛する彼女の1人なのだ。
本人はこのツンデレが影響して、皆のように恋太郎に対して素直になれない事に思い悩んだ事もある。楠莉作成の「ツンデレじゃなくなる薬」を飲んで素直な性格になった際は膨大な量のツンデレ因子が放出されていた。元に戻す時にはそれに匹敵するほどのツンデレ因子が必要となり、他の彼女全員で協力して各々のツンデレ因子を唐音に集中させなければならなかったほどである。
ちなみに、当時の彼女は唐音を入れて11人だったため、10人の彼女それぞれのツンデレを楽しめる。
なんならツンデレ因子に当てられて元気玉における悟空役を担当した恋太郎でさえツンデレを一瞬発動してしまった。
ツッコミとツンデレ以外にもかなりネタとしていじられることが多く、人物の項目にある通り須藤育が現れるまではほぼ唯一の身体能力担当であり、腕力と運動神経を買われて運動系の話のネタにされることが多い。
また、羽香里とはケンカするほど仲の良い親友であるが、キスゾンビ回などを見る限り若干アッチの気もあるようで(本人達は否定しているが)、一部では神様がミスらなければ本来はこの二人が結ばれていたのでは?と考察されていた程。
どういう形であれ、彼女がツンデレというキャラクター面で話に関わることは少なく、どちらかと言うと話のまとめ役として活躍している。恋太郎の次に出番の多いヒロインであり、ぶっちゃけ彼女抜きだと話がまとまらないので、人数が多いエピソードでは必要不可欠なキャラである。
余談
- 名前の由来は「~じゃないんだからね!」及び「いいんだからね!」から。名前までツンデレである。
- 楠莉の「新しい自分に生まれ変わる薬」により、当時6人だった彼女たちの中身がシャッフルされ、静が入った際には普段の彼女からは想像もできないような満面の笑みで小動物ムーヴをかましていた。
- アニメ第一期のOPテーマ・「大大大大大好きな君へ」の彼女ソロバージョンは、本編の唐音からは想像もできないようなロリ声で歌われている…が、今のところ、彼女が声を作って喋っている描写・設定はないため、何故このような声色で富田女史が歌われたのかは不明となっている。
関連動画
キャラクターPV
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君のことが大大大大大好きな100人の彼女 ツンデレ ボコデレ
恋太郎の運命の人の系譜