概要
本編の主人公である恋太郎に7番目に告白をした運命の人。いつもお腹がくるくる鳴ってる腹ペコ少女。中等部3年生で、作中最初の後輩キャラ。
容姿
短めの黒髪にエメラルド色の瞳をしたボーイッシュな見た目の少女。後述の理由で常にフードを被り、ヘッドホンを身につけている。
人物
一人称は「アタシ」。
概要の項でも述べた様に、とにかく食いしん坊。
恋太郎曰く、原宿系ならぬ腹ペコ系。異常な消化力から常に空腹だが、それ故にか、モノを食べてるときの”美味しそうな”反応はピカイチで、食べ物に対しては真摯に向き合っている。
しかし、この手のキャラクターにしては珍しく、空腹の余りに普段から不機嫌で人当たりがキツく、基本的に対人関係に問題がある。
その上、その空腹は“食べたいもの”を食べるまで満たされない上、何がトリガーとなって食べたいものが連想できるかわからないため、余計な情報をカットするためにヘッドフォンとフードで視界と聴覚を制限している。
その為、見た目はダウナーな雰囲気のクールなロック少女である。
一方で、そんな自分に対する自己嫌悪を持ち合わせており、決して今の自分が良いとは思っていない一面も併せ持っている。つっけんどんではあるが根は素直で優しい普通の女の子であり、空腹による苛立ちが彼女の美点を邪魔しているのである。
ちなみに彼女が恋太郎の彼女に加わった頃から、恋太郎に彼女が増えることに対するツッコミが無くなって来た。
ファミリー内では、唐音に次ぐ貴重なツッコミ役。唐音がキレ気味にリアクション大きめでツッコミを入れるスタイルに対し、胡桃は相手が年上だろうとタメ口で呆れるようにしてツッコむことが多い。
ただ、お菓子1個で寸劇に乗るなど食べ物の誘惑に非常に弱く、チョロい。食べ物が絡むと途端に理性を失ってしまうことからボケ要員としても優秀であり、お笑い担当として忙しく立ち回っている。
ツンツンしたその態度が反抗期の娘のように母性を刺激するらしく、羽々里からは気に入られているが、羽々里の奇行紛いのコミュニケーション故に当たりは厳しい。
また、彼女の空腹ですらも好本静の可愛さには勝てず、可愛さの余りに吹っ飛ばされそうになりながらも、先輩だけど頭を撫で回したい。と、吐露した。
余談
名前の由来は「腹が来た」(腹が減ってきた)と「グル音」から。名前からして空腹感が溢れている。
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