概要
プリクラとはプリント倶楽部の略称である。プリント倶楽部は、自分の顔や姿をカメラで撮影して、シールに印刷された写真を得る機械の商品名である。
プリント倶楽部(第3367498号ほか)及びプリクラ(第4128271号ほか)は株式会社インデックスの登録商標となっているが、同様の機能を持つ他社製品も含めて俗に「プリクラ」と呼ばれる。
ちなみに、ATLUS所属の副島成記氏のプロジェクト初参加はプリクラの画面デザインである。
プリント倶楽部が初登場したのは1995年で、当時はただ写真を撮る程度の機能であったが、SMAPのレギュラー番組で毎週SMAPのプリクラを視聴者にプレゼントするという企画が行われてから、女子高生をはじめ老若男女にまで急速に広まっていった。
1998年には全身撮影や落書き機能などが搭載された機種が登場し、2003年には目を大きくできる機能など「盛れる」プリクラが登場した。
近年はスマートフォンやSNSにデータを送ることが出来るなど、かなり高機能となっている。
証明写真機よりは安価で撮ることが出来るが、プリクラでは自動的に補正(目を大きくする、肌荒れを削除する等)されてしまうため、履歴書などに使うのはオススメしない。
しかし近年は「証明プリ」という証明写真を撮ることができる機種も登場している。
ゲームセンターでは一角を占めるほどに配置されていることが多いが、ナンパや盗撮といった犯罪防止の観点から男性客のみの立ち入りを禁止(女性のみや男女カップルは可)としている場合が多い。
関連イラスト
pixivではプリクラ風に描かれたイラストが多く投稿されている。
関連動画
岡本吉起が語る『プリクラ・ブレイクのきっかけ』