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原宿系

はらじゅくけい

東京の原宿を中心として発展するサブカルチャー、ならび、それを求めて原宿に集まる人々のこと。 カジュアルで独創的な傾向のファッションが多いとされる。
目次 [非表示]

概要

原宿を中心として発展するサブカルチャー

ならびに、それを求めて原宿に集まる人々のこと。

タグとしては、いかにも原宿にいそうなキャラクターや、そのような人物が好きそうなイラストなどにつけられている。


ファッション

ゆめかわいい

☆゚+.  ゚+.☆くらうんぴーす


きゃりー系

KPP


デコロリ (デコラ+ロリィタ)

デコラDECORA


デコラ

デコラな女の子デコラっ子!


フェアリー系

ファンシーフェアリーおさんぽ


シノラー

シノラーファッションやよい!


サイバー系

格好が大好きでした


アジアン系

提督の野望 の裏ぶるりん式(仮)HMO人民服ミクさん


その他

ぺこガール (参考)、派手仔(参考)など


音楽

原宿系アイドルとしてきゃりーぱみゅぱみゅが台頭した後、その音楽を担当した中田ヤスタカ風のテクノポップが原宿系として有名となった。


歴史

原宿系ファッションの源流

原宿系のファッションは「自分の着たい服」が中心となっており、主にKERAZipperなどの青文字系ファッション雑誌が取り上げている。各々が自分の趣味に合わせるため、原宿系ファッションはトレンドを追いかける渋谷系に比べて個性的とも評されていた。


青文字系は赤文字系に比べて同性ウケを重視すると言われることもあるが、ある考察によれば同性ウケの重視は渋谷系のギャルであり、原宿系は他人に流されない唯我独尊型であるとされる。支持層としては、10代後半から20代前半の若者が多く、ヘアメイク・デザイン系専門学生などクリエイティブ志向の高い層に人気があるといわれる。


原宿系かわいいの系譜

1970年、ロリィタファッションの源流となるブランド「MILK」が原宿に誕生した。1977年、プチプラで有名なアクセサリー店「パリスキッズ」が原宿に誕生した(参考)。


1978年、奇抜な衣装のファッション店「ブティック竹の子」が原宿へと進出し、原宿の歩行者天国に「ブティック竹の子」の服を着てディスコサウンドで踊る竹の子族が登場した。1980年、イエロー・マジック・オーケストラ (YMO) のような赤い人民服とパンダ雑貨で有名なアジアン系ブランド「大中」(DAICHU)が原宿へと進出した(参考)。また、原宿には50年代ファッション(フィフティーズ系)の店である「クリームソーダ」と「東京ペパーミント」が存在しており、1980年には原宿の歩行者天国にフィフティーズ系ファッションでロカビリーを踊るローラー族も登場した(参考)。


1987年、原宿ではなく代官山において「ノスタルジックキューティ」を標榜する雑貨ブランド「スイマー」が誕生した(参考)。その後も1999年に代表的な甘ロリブランド「BABY, THE STARS SHINE BRIGHT」が代官山にできるなど、原宿系と代官山は近しい関係が続いていく。


1980年代末より全国の百貨店において子供向けブランド服であるナルミヤメゾピアノ(ピンク系)やエンジェルブルー(水色系)などの派手な女児服が登場し、それらは小学校で流行して子供の憧れの的となった (参考1参考2参考3)。


1990年代後半に「平成のナゴムギャル」こと篠原ともえが台頭。シノラーブームが起き、原宿でkawaii文化が広がっていった(参考)。また1994年に米国のプチプラアクセサリーブランド「クレアーズ」が日本に進出し(参考)、シノラーブームに乗じてデコラファッションも流行した(参考)。また裏原宿のファッションショップ6%DOKIDOKIはフェアリーファッション (フェアリー系) を始めた。


1998年、原宿の歩行者天国が廃止された一方で、原宿ストリートスナップの載る青文字系ファッション誌「KEROUAC」(後のKERA)が創刊された。


2004年、ロリィタファッションの映画「下妻物語」が公開され大ヒットし、ロリィタ人口が増えたとされる。渋谷系の姫ギャルの一部がロリィタファッションを取り入れギャルロリとなり、正統派ロリィタとギャルロリの対立が起こった。(参考1参考2)。その後、渋谷系のギャルのガーリー化やカジュアル化が進んでいき、渋原系と呼ばれるようになった (参考1参考2)。

また、ロリィタファッションの種類の一つにお姫様をイメージした「姫ロリ」と呼ばれるスタイルががあったが、この呼称が「ギャルロリ」と混同される事態ともなった


2011年、Perfumeで有名な中田ヤスタカのプロデュースにより、原宿系Kawaiiアイドルのきゃりーぱみゅぱみゅが台頭した。2013年頃にはフェアリー系のファッションが原宿のストリートに定着し (参考)、フェアリー系とデコラの融合したフェアリーデコラも登場した (参考)。


また2013年にはファッション雑誌KERAの読者モデルAMOゆめかわいいを広めた(参考)。ゆめかわいいは淡い寒色系の混じった「かわいい」が特徴とされる (解説)。


その後、ゆめかわいいは病みかわいいへと派生した。


この頃から「シノラー」や「フェアリー系」など、それまではスタイルごとに固有名詞がつけられていたファッションスタイルがロリィタファッション以外は十把一絡げに「原宿系」としてまとめられるようになった。


その後は社会現象となるまでの新しいファッションスタイルは登場していない。KERAも2017年に大幅に事業を縮小した。スマートフォンの普及やインスタグラムなどの登場により、トレンドの発信源が現実世界の「街」から仮想空間の「SNS」へと移行したことも大きな要因の一つと言える。


原宿を舞台とした作品


原宿系アイドル/歌手


原宿系(の様な外見をしてる)キャラクター

水色×ピンクなど



いわゆるゴスロリキャラについては → 「ゴシックロリィタ」を参考のこと


関連タグ

サン宝石 マイリトルポニー キキララ

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