概要
原宿駅から明治通りに向かって緩やかに下る、全長350メートル程度の通りであり、毎日午前11時から午後6時までは車両進入禁止の歩行者天国となる。
1990年代からの増田セバスチャンの活動により、「カワイイ」文化の本場として世界的に知られるようになった。
増田セバスチャンの思想を受け継ぎ、世界的に有名なポップスターとなった、きゃりーぱみゅぱみゅが育った場所でもある。
界隈は明確に若者女子社会で、特に日本有数のクレープ街であることがそれを物語る。竹下通りに限らず原宿駅周辺はハンバーガーの激戦区として認知されている。また、2020年代時点では女性向けコンカフェやコラボショップに力が入っている。一方、2010年代以降「量産型」の台頭による没個性化などから、ファッション街としては一時代を過ぎ去っている。
かつては悪質な客引きや悪徳ファッションショップが散見されるなど、治安は明確に悪いと言って良いものであったが、現在では昼間にファミリー層が気軽に出歩ける程度には改善されている。ファミリー向け化した背景には、かつての利用者層である若者が大人になったというのもある。
また、デコラファッションで有名になり、その後原宿KAWAII文化の代表としてSNSで世界的知名度を獲得した紅林大空も輩出している。