概要
長寿お笑い番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」にて生み出された企画キャラクター。
お笑いコンビ『ダウンタウン』の浜田雅功を、アイドルとしてデビューさせようと産み出された。
名前から分かる通りきゃりーぱみゅぱみゅのパロディであり、金色のボブヘア、頭につけた大きなリボンやキュートな衣装、テクノポップに合わせたナンセンスな歌詞など、本家を踏襲したスタイルが特徴となっている。
デビュー曲は「ツッコミコミコミ」。ガキ使放送時はその完成度の高さから視聴者の腹筋を崩壊させる破壊力を発揮した。
浜田除くガキ使メンバーが総力を結集して生み出したキャラクターであり、衣装は田中直樹、振り付けは遠藤章造、作曲は山崎邦正・作詞は松本人志が手がけた。そのこだわりはエスカレートし、やたらと力の入ったPVまでも制作されている。
後にこのキャラクターを見た本家・きゃりーぱみゅぱみゅのプロデューサーである中田ヤスタカ・増田セバスチャンが全面協力を表明。
浜田雅功は15年ぶりに個人名義でのシングルを出すはめになってしまった。しかもアイドルとして。
2015年12月16日、中田ヤスタカの手がけた楽曲「なんでやねんねん」にて満を持してCDデビューした……が、オリコンデイリーランキング9位が最高と、セールスとしては振るわず「大コケ」とまで言ってしまうメディアも存在した(ただし、この前後で当時の人気アーティストがこぞってタイアップを含むシングルをリリースしており、あくまで番組企画の一環の本曲が「埋もれた」という点も大きい)。
”浜田ばみゅばみゅ”はあくまでお笑い番組であるガキ使で登場したからこそ活きたキャラクターであった、ということなのだろうか……。
一方、吉本興業公式YouTubeチャンネルにアップされたMVは海外でも大きな反響を呼び、2023年時点で5500万回以上の再生回数を誇る(吉本興業公式チャンネルではぶっちぎりトップの再生数であり、「YouTube上での一曲のMVの再生回数」に限って言えば本家を上回るほどである)。
ダウンロード数・サブスクリプションでの再生回数については長期的なデータがないため不明だが、Billboardの統計で「Now Listening」のツイート数やCDのiTunes上への読み込み回数などを考えると、「大コケ」というほど泣かず飛ばずだったわけではない。参考