「必要無い、当然の事をしたまでだ」
プロフィール
氏名 | 土呂瀞騎士華 |
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性別 | 女性 |
年齢 | 17歳 |
所属 | お花の蜜大学附属高等学校(3−3) |
誕生日 | 10月10日 ※ |
星座 | 天秤座 |
一人称 | 私(わたし) |
※ 133話にて判明。由来は『赤ちゃんの日』からだと思われる。
尚、愛々も誕生日が同日であるが、こちらについては『目の愛護デー』が由来と思われる。
概要
本編の主人公である愛城恋太郎の17人目の運命の人。
恋太郎が不良にカツアゲされていた際に竹刀で応戦し、不良達を撃退したことで縁が生まれた。
(この不良達は恋太郎が16股してることを知らない為に、彼女へのプレゼントとして買った限定キーホルダーを16個買った彼のことを「メルカリで売る為に大量購入した転売ヤー」と勘違いして、刃物を取り出した100カノ界でも上位の危険人物達である。)
人物
女子剣道部の部長という厳しく勝気な性格ながらも、そのカッコイイ佇まいと頼れる人柄ゆえに後輩達から尊敬されており、面倒見が良く世話焼きな性分もあって多くの人に慕われている。
高等部3年生で最初の先輩ヒロインでもある薬膳楠莉とは同じクラスでもあり、彼女の加入により楠莉の恋太郎ファミリー学生枠最年長者・最高学年生の座が唯一のモノでなくなった。
恋太郎ファミリーの中でも上位に食い込む戦闘力の持ち主。
部長だけに剣道の腕前はかなりのもので、剣道の手合わせではファミリーの実力者である唐音と芽衣の風船を二人まとめて割った。
その実力は剣道5段の有段者から「間合いに迂闊に踏み込めない」と言われるほど。
その一方で、(騎士道精神に反する為)遠距離攻撃はからきしであり、銃の扱いが苦手。
銃の引き金を引けば、意図せずフレンドリーファイアしてしまう。
名前の通り〝騎士〟のような人格をしており、自他共に厳しいが真心のあるイケメン女子である。
作中ではあまり触れられないが、出るべきところは出ておりスタイルも抜群。
学校に来ている際には侍のようにポニーテールにしているが、デートの時などオフの際には髪を下ろしている。
(デザインの詳細は野澤先生のポストにて。)
本性
実は自分を甘やかしてくれる人を切に欲する赤ちゃん願望の持ち主で、「よしよし」や「いい子いい子」をされると蕩けてしまい、最終的に幼児退行してオギャってしまうとんでもない癖の持ち主。
そして思う存分に甘やかされて満足すると我に返り、恥ずかしさのあまりくっ殺状態になってしまう。
彼女は幼少期から勝気でプライドが高く、6人姉弟の長女であることや人を捨て置けない性分のせいか幼い頃から家族や友人から頼られて、母親にさえ甘えられなかったが、本当は誰かに人一倍甘えたかった。
かといって、今更になって周りに頼られる自分の姿を裏切ることも出来ない。
そのため、たまに人目のつかないところでボイスチェンジャーで変えた自分の声を録音したものを聞きながら、竹刀にゴム手袋をつけて自分の頭を撫で、イマジナリーのママやパパに甘えるという斜め上の方法で欲求を発散してきたのである。
だが、恋太郎に出会い人に甘えられるようになってからは、欲求を隠さなくなってきた。
もっとも、赤ちゃんのようになってしまった自分の痴態をファミリーの眼前で思いっきり見せつけてしまったので取り繕うことも出来なくなり、自分の恥ずかしい癖を受け入れるほかなくなってしまったとも言えるが。
その他食事の時などにお子様ランチなどを欲する、ゴンドラの揺れからゆりかごを連想して…など、ことあるごとに幼児的な思考・退行を取る。
一応上記の通りの性格のため、恋太郎ファミリー内では素の状態ではツッコミ役のポジション。
しかしちょっとしたことですぐ幼児退行してしまうのでその際にはボケ要因と化す。
そのせいかまとめ役にはなり切れていない。
公共の選択科目は、倫理の担当教師が百八という「貴様のような人間から教わる倫理などあるか」というフレーズがピッタリなダメ人間であることから、「政治・経済」の方を選んでいる(正論ではあるかもだが、少なくとも先達ないしは自分の通う高校の教師に向けて聞いていい口ではないが)。
関連キャラ
皆さんご存じ運命の人。
概要にもある通り、恋太郎にカツアゲしていた不良を騎士華が映画のワンシーンさながらに成敗したことから、縁が生まれビビーン!!した。
騎士華は名乗りもせず立ち去ろうとしたが、恋太郎がお礼をしたいと土下座したのでサイゼリ屋ランチに付き合った。
翌日恋太郎は騎士華のいる剣道場を訪れ転びそうになった騎士華を支えたのだが、騎士華は何かに耐えられなくなったのか剣道場から立ち去ってしまう。
心配して追いかけた先で恋太郎が見たのは、橋の下でイマジナリーのパパやママに甘える騎士華の姿だった。
本性を知られてしまった騎士華はくっ殺してしまうのだが、「先輩にだって誰かに甘えたい時はありますよね」といいながらなでなでする恋太郎相手に蕩けてしまう。
3分後には赤ちゃんのようになってしまった騎士華から「パパだいちゅき…♥ じゅっといっちょにいて…♥」と告白を受ける。
恋太郎は「パパではなく彼氏としてならいつでも甘えさせてあげられる」と応え、騎士華は恋太郎ファミリーに加入した。
需要と供給が噛み合いすぎているコンビの相方。
初めて甘えた際はファミリーの前で堂々と羽々里の乳を吸ってしまった。
彼女が相手だと幼児退行に歯止めがきかなくなってしまい、我に返ったときのダメージも凄まじいことになってしまう。
お店ごっこ回では『とろとろママの里』というベビー用品店を一緒に開いた。やはりというか、羽々里がベビー用品を使って騎士華で実演販売した。
きしか「きちか ちょうらい… あかちゃんになゆ——ッッ!!!!! ♥♥♥」
騎士華は蠱毒回でも羽々里に乳吸いをした上で「イマジナリーおちっこ」をしたくなってしまい、やはり我に返った時に「くっ殺」している。
高等部3−3のクラスメイトで、それぞれ所属する部活の長を務める者というつながりも(騎士華は剣道部、楠莉は化学部。ただし、化学部の方は楠莉のバイオテロに嫌気がさした部員たちが悉く逃げ出した結果、彼女1人であるが)。
当初は、小さくて可愛くよしよしされる様を羨ましいと思う嫉妬の感情から敬遠していたが、恋太郎ファミリー加入をきっかけに仲良くなった。
125話では楠莉が同じ彼氏と付き合っていることをクラスメイトに話してしまい、『複数股でも自慢できるファミリーだと考える楠莉』と『複数股を知られファミリーを侮辱されたくない騎士華』とで喧嘩になった。
翌日、クラスメイトの「楠莉と騎士華の恋に関する記憶を消す薬」を飲ませたのだが、副作用で全ての記憶が消え赤ちゃんのようになってしまった。
「打ち消しの薬」を作る時間を稼ぐ為クラスメイトを引き受けた騎士華だったが、楠莉が戻った際には赤ちゃんの隊長化していた(四つん這いの大人が列を成している様を見てこの映画を連想した読者も)。ちなみに、この際に赤ん坊化したクラスメイトたちは騎士華を真似するように刷り込まれたのか、彼女の「くっころ」を真似していた。
無事「打ち消しの薬」で元に戻ったクラスメイトだったが、楠莉が奇行の数々を暴露した為、元の木阿弥になっている。
楠莉はおばあちゃんっこなので、騎士華がヤクに甘えるのを見ておばあちゃんを奪う気だと思い薬漬けにしようとしたことも。
ちなみに、本来の18歳の姿の楠莉との絡みは今のところない。
10巻表紙コンビの相方。
赤ちゃんモードの騎士華とは、ヤクが自分のおばあちゃんのようにあやしてくれるので相性抜群。
いつも甘えられる立場である最年長のヤクさんが甘える機会を作る為に恋太郎と遊園地デートをしたことも(結局は騎士華が甘えてしまっているが)。
剣道部の騎士華と昔チャンバラをやっていたヤクの二人は剣術に長けたコンビでもある。
遊園地では的たたきゲームでほぼ拮抗した戦いを見せた。
ゾンビナース回といい、夜プ回といい、なぜかフレンドリーファイアの標的になってしまっている。
表紙コンビではないが、実は加入が前後のコンビ。
あー子は羽々里を差し置いて、ママっぽい引率や立ち位置をこなすことがある為、特に赤ちゃんモードの騎士華と相性バツグン。(一応、騎士華の方が年上である。)
あー子にキッズプレートを半分こしてもらったり、お店ごっこ回にてガラガラであやされたりしている。
あー子が数に「いたいの いたいの とんでけぇー」していたのを見て、自分もやってもらおうとした際は普通に心配されて不発に終わっている。
エイラ加入回にて、剣道vsカポエイラの異種格闘技風船割り対決を行った。
エイラの脚のリーチに竹刀のリーチで対抗し引き分けに持ち込んでいる。
赤ちゃん化した騎士華との第2ラウンドでは、赤ちゃん?にビビったエイラが戦意喪失し、騎士華が(一応)勝利を収めている。
- 母
回想や10巻のおまけページで登場。
母に甘えたい騎士華とは真逆に、騎士華の母親は娘を甘やかしたいという欲求を持っている。
しかし、「本人がきっと嫌がる」という考えで敢えて止めているという。
欲求を抑えきれなかった結果、本人のいないところで枕を騎士華の代わりに抱きしめるようになっている。
似た者親子とも言えるし、悲しいすれ違いが起こっていると言えなくもない。
- 姉弟
騎士華の下の5人姉弟は、母と同じく回想や10巻のおまけページで登場。
他の姉弟は髪色のトーンが母親と同じ為、恐らく母親似の髪色。
騎士華は他の姉弟よりも髪のトーンが濃いため、騎士華の髪色は恐らく父親似。
余談
名前の由来は、赤ちゃん化した際の蕩ける様子とその際に出現する擬音「とろとろ〰〰♡」と「女騎士」から。
なお、初登場回では苗字の方が不明だったため、ネットでは色々な憶測を呼ぶことになった。
剣術スタイル的には、馬に乗り両手剣を扱う騎士というよりも剣道部ゆえに刀を扱う侍や武士に近い。
その為か、騎士華回は和風ダークファンタジーの 鬼滅の刃 ネタが多め。
81話:騎士華初登場回。次回予告は「 心を燃やせ 。」
82話:騎士華ファミリー加入回。タイトルは「女騎士の入団試験もしくは鬼滅のラスボス戦のような何か」という直球過ぎるもの。騎士華vsファミリーの構図が明らかに鬼vs鬼殺隊だったり、『米柱』『老柱』『揉柱』『隠柱』『食柱』『美柱』といったオリジナルの柱の称号が登場する。
166話:ビーチチャンバラカップルタッグトーナメント回。教頭が鬼舞辻無惨のような技?を使ってくる。雑誌掲載時の最終ページのアオリは、◆生殺与奪の権だけは返上♡。
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