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めん

「顔」または顔につける「お面」の意味で用いられる言葉。他にも様々な意味で用いられる。ここでは主に図形的な意味としての面について記述する。

概要

  1. 顔面。この意味の場合は「ツラ」とも読む。そこから「出会う」という意味合いでも用いられる。
  2. 顔に装着するもの(お面能面仮面等)。剣道では「面」自体以外に、面を竹刀で打つこと、打とうとする事も指す。
  3. 薄っぺらい領域の事。本稿で記述。
  4. コンピューターゲーム等でのゲーム進行上の1区切り。「1面、2面…」など数値と合わせることも多い。元々はブロック崩し等、固定画面ゲームでの「画面」の略といわれる。ステージラウンドエリアワールド等の名前が付いていることもある。類似の用例として「場面」「方面」が存在。

漢字としての面

漢字としては、音読みは「メン」、訓読みは「つら」「おもて」「おも」。

成り立ちは一説では、「」の字を囲む事によるもので、元々は人の顔を意味していた。

形としての面

日常においては、「表面」「画面」という表現のように、空間と空間の境界的な意味合いとしてよく用いられている。

数学的には、厚みが0であるような図形や空間の事であり、軌跡としても現れる。

二次元的な存在であり、サイズを測る場合は「面積」を用いる(長さで測ろうとすると無限大となり、体積で測れば0となる)。

平らな場合は平面、曲がっている場合などは曲面と呼ばれる。

多面体」の場合のように、単に「面」と言うと平面の意味となる事もあり、の二次元版的な意味合いも持っている。

二次元的な存在とは言っても、二次元空間内での多角形などは、あえて「面」とはあまり表現されず、領域や図形(平面図形)などの表現が用いられている。

「面」と言うと、表面と裏面のように、別の向きを想定したニュアンスがある。

ただ、「面積」という表現は健在である。

「物事の側面」「表面的な解釈」のように、「物事を立体(またはその全表面)に例えた際のその極一部」といった抽象的な意味合いでも用いられる。

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