概要![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
恵まれた体格をしている人物に付けられる。ここでいう「恵まれた体格」というのは、長身である、骨太、恰幅が良い、筋肉質であるなどの要素がある体格、特に「横に大きい」体格のことを指す。
由来はあるプロ野球選手を指した「恵まれた体格から糞みたいな打球を放つ」という言葉を短縮した「恵体糞打」から来た言葉である。
転じて、同じく体格に恵まれている者(※長身で筋肉質であることも多いが、どちらかといえば恰幅の良い者のこと)を指す際に、単に「恵体」と使われるようにもなった。主に野球をはじめとした男性スポーツ選手について称されるものであるが、女性選手はもちろん、スポーツ選手ではない一般人や、子供、場合によっては動物などにも用いられることがある。
また、グラビアやアダルト、アニメなどの界隈では、豊満・肉感的な体型や巨乳の女性を意味する語としてほぼ定着した感すらある。
始まりこそ期待ハズレを意味する蔑称だったが、当該選手が2015年に「恵体豪打」というべき実力を発揮し、チームを優勝に導く中心選手としての活躍を見せたため、もはや「あの頃」を懐かしむワードとなり、少なくとも当該選手に対しては蔑称の要素は殆ど無くなった。
読み方に関して![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- 「めぐまれたたいかく…」が由来なのだから「めぐたい」である派
- 「恵体糞打」を「えたいふんだ」「えたいくそだ」と読んだときの語呂を重視して「えたい」である派
- 「体」が音読みなのだから「恵」も同じく音読みに合わせて「けいたい」である派
など見解は統一されておらず、頻繁に論争も巻き起こる。しかし、そもそも元となった「恵体糞打」に関しても、「めぐたいくそだ」「めぐたいふんだ」「えたいふんだ」「えたいくそだ」「けいたいふんだ」など、「たい」と「だ」以外の読み方は統一されていないうえ、掲示板文化という文字ベースのやりとりから生まれた表現である以上特に読み方に拘る必要がないとも言える。
メディアでの使われ方![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
webメディアでは2014年頃には既に使われ始めており、野球ニュースやグラビアアイドルの記事などで使われていることが確認できる。
2014年1月7日 “恵体”電話化するスマホ 2014年はコンパクトモデルに期待
2022年07月20日 身長173cm&Gカップグラドル・爽香、“恵体ボディ”が泡まみれに…見えそうな「泡ブラ」過激シーン連発
2024年10月28日 ドラゴンズの神ドラフト野手最上位!恵体のスラッガー森駿太選手の素顔や目標に迫る!
漫画『僕のヒーローアカデミアでは庄田二連撃による「人は動ける恵体(けいたい)と僕を呼ぶ!」というセリフがある。ただしこのキャラクターは身長165cmでぽっちゃり体型であるため、単なる強がりと思われる。
2023年発売の漫画『バウトな彼女』の帯文では恵体(けいたい)の女の子は好きですか?と書かれている。
2024年のテレビアニメ『怪異と乙女と神隠し』では恵体を「めぐたいと発音している。
今後テレビやラジオなどの音声を伴うメディアで恵体が使われるようになったら恵体の読み方もめぐたい、えたい、けいたい、のどれかが定着するかもしれない。