図鑑データ
「軽巡、多摩にゃ。もちろん猫じゃないにゃ。猫は改装できないにゃ。」
概説
改造練度はLv70と昨今のインフレよりは落ちたが、改造設計図が必要となる。
全体的なカラーリングが北方迷彩仕様となり、装備関連もそれに関連するレア装備を引っ提げてくる。
だが相変わらず「猫じゃない」と言いつつ、猫度は改造前より進行している。
上の台詞にしても、以前は「多摩です」だったのがすっかり「多摩にゃ」とか言っちゃっている……
提督とのスキンシップでも相変わらずじゃらされており、さらにくすぐりのお返しに「多摩パンチ」なるもので肩叩き(not左遷の隠語)してくれる様になった。
どう見ても猫です、ありがとうございます。
新しい容姿が出来上がったみたいにゃ。
まず目につくのが北方迷彩仕様の衣装。
白地に黒の不特定なラインが描画され、さながらホワイトタイガーを思わせる。
台詞でも「お気に入り」だと言及している。
この仕様は妹の木曾改二、さらに姉の球磨や自身の限定グラフィックでも採用されている。
長らく北方方面での任務に従事していた史実を反映したものだろう。
デザインも大幅にアップグレードされており、まず短パンが股下丈ほども短いミニスカートに変更、脚には厚手のストッキングと同じ丈ほどもある脚絆を着用し、手には黒い手袋も付けている。
上の北方迷彩のジャケットの下は赤のアンダーを着ており、みぞおち辺りで錨型のアクセサリーで留めている。
前髪の左側に半月状の髪飾りが付いている。
他にも胸元と脚絆に着いたの黄金色のリボン紐を始め、金色のラインがそこかしこにあしらわれている。
脚部主機も、魚雷発射管の付いたスニーカー型から爪先に装甲板のついたハイヒールに変わり、絶対領域が眩しい右大腿部には13号対空電探を模したガーターリングが見える。
艤装も大規模改修がなされ、53cm連装魚雷から61cm四連装魚雷になりアームから大型の四連装魚雷発射管が二基伸びており、足元には鎖の付いた錨が伸びてる。
右手首には12.7cm連装高角砲後期型を主砲として配備している。
背部の機関部周辺も大型化し、複数の25mm三連装機銃座に、水上機用カタパルトと回収用クレーン、電探檣と北方迷彩仕様の煙突2本、スロープに乗った発動艇と、まさにてんこ盛り。
だが全体を見てスタイルの良さがより顕著になってもいる。
ぱっと見は分かり辛いが、ジャケットの前が締まりきっていないのだ。
中破時には尻もちをついており、破れたスカートの中身を隠そうとする仕草がより扇情的に映ってしまう。そしてこの時に彼女の下着が黒のレースという大胆なものだとも判明する。
ただ、改装で腹出しからへそ出しになった長女や、改装でへそ出し(へそチラ仕様)になったハイパーズ、改装前も後もへそ出しを貫いてる末っ子と違い、改装で腹部の布面積が増えて露出度自体は下がってしまった為に、球磨型姉妹艦の中では現状唯一おへそが隠れてしまっている。
ハロウィンmode
2021年10月15日のアップデートでハロウィンmodeが実装された。
無印・改と差分となっており改二では白色のネコ耳&ネコ尻尾付きのシーツを被り、幽霊の仮装をしている。執務室で秘書艦にしてると分かり難いがドロップ画面から膝立ちしている事が分かる。
表情も改二は流し目で舌をちらりと出し何処か妖艶な雰囲気も感じるものになっている
因みに2021年夏イベントもUGUME氏はギリギリの突破だったがその際お仕事の話をしていたが若しかして多摩のイラストの事だったのだろうか?
尚2021年10月29日の秋刀魚祭り開始に伴い秋刀魚modeへ着替えた為短期間の実装となった。
改装された多摩の艤装は伊達じゃないにゃ。にゃあ!
基礎性能は【耐久+4/装甲+10/回避+3/雷装+12/対空+24/対潜+4/索敵+12/運+1】と、防空性能が向上している。
火力にまったくテコ入れが入っていないが、その分を雷装で補っており、相対的な砲雷戦力は上がったといえる。
一見すると尖った部分はないが、多摩の闘争本能は攻撃性だけがすべてではない。
まず初期装備は「61cm四連装(酸素)魚雷」「12.7cm連装高角砲(後期型)」、そして多摩改二固有の装備として「北方迷彩(+北方装備)」という増設バルジ扱いの特殊装備を引っ提げてくる。
この「北方迷彩」、多摩改二と木曾改二が装備時に【回避+9】【装甲+4】が追加補正されるという特殊機能が存在し、多摩と木曾の生存力を安定させることが出来る。
その仕様に対応出来るように、二つ目に通常&増設スロットに中型バルジを装備可能となり、Верный以来となる特性を獲得している。
三つめに水上爆撃機・水上戦闘機の装備が可能になり、制空権争奪への補助が可能になっている。多摩の場合、スロットが「1/1/1」と少ないので必然的に水上戦闘機一択になるが、その防空力は由良改二とほぼ同等であるため、戦術的に有効と言える。なんとカ号観測機まで搭載可能。ほか由良改二同様に「熟練艦載機整備員」と「夜間作戦航空要員+熟練甲板員」も運用できる。
四つ目に大発動艇系列および特二式内火艇の装備が可能で、対陸上戦闘能力と輸送作戦への貢献度が大きく向上している。
妹達の様に攻撃性こそあまり振るわないが、これらの特性による柔軟性によって様々な戦況に対応出来る能力を得た。
関連イラストが出来上がったにゃ。
余談
由良改二の実装に先んじて「コンプティーク2017年6月号」に掲載された対談記事で「軽巡クラスも複数改装を準備中」とのコメントがあり、年内に軽巡の改二未実装艦の誰かに改二が実装される事は事前に判明していた。
この時のコンプティークの表紙を「鬼怒改二の制服を試着し改二の準備に入った由良」だった為、由良以外の改二未実装艦の誰かとなったが、これより前の3月17日のメンテナンスで阿賀野型と大淀へ最大火力の上方修正が行われた為、この5人は早い段階で対象外であろうと目されていた。
残る、天龍・龍田・球磨・多摩・長良・名取・夕張の中で、艦これ開始時点からオーパーツと呼ばれていた球磨・長良は早々に対象から外され、同様に不自然に火力が高い名取も除外された。
残るは天龍・龍田・多摩・夕張の4人に絞られる中で、2017年春イベントで多摩担当絵師の「UGUME」氏が新たに海防艦娘の占守型を担当していた事、これまで夕張担当絵師の「コニシ」氏の担当艦に優先的に改二が実装されていた為、多摩と夕張のどちらかへの実装が最有力とみなされた。
そして2017年11月29日に配布されたランカー報酬の中に新装備の「北方迷彩(+北方装備)」が含まれ、そこに「木曽と多摩の装備妖精」が描かれていた事で次の改二は「多摩改二」に確定した事が提督達に間接的に伝えられた。
提督、多摩が関連タグを集めてあげるにゃ。待つにゃ。
木曾改二 - 北方を担当した第五艦隊第二十一戦隊の僚艦。絵師・中の人つながりでもある。
阿武隈改二 - 北方での活動経験有り。真っ先に軽巡洋艦で大発動艇が搭載可能となった。
由良改二 - 改二で水上戦闘機・水上爆撃機が運用可能になった。彼女の運用経験は大いに多摩改二の運用に役立つと思われる
球磨改二/球磨改二丁 - 遅れてやってきた長女の改二形態。改二では軽巡としての正統進化+水上戦闘機運用能力、改二丁で甲標的+大発動艇運用能力とコンバートで艦の特性を切り替える事で妹達の性能を1隻で再現した。