図艦データ
「木曾だ。お前に最高の勝利を与えてやる。」
俺に勝負を挑む概要は何奴だぁ?
球磨型の5番艦。
ただし、図鑑の順序では重雷装艦に改装された北上・大井が別扱いとなっているため、球磨・多摩のすぐ後に彼女が来ている。
また、天龍と同様に眼帯俺っ子艦娘でもあり、そのことで公式4コマにて天龍と争うシーンも。
本当の容姿ってヤツを、教えてやるよ。
姉の球磨・多摩と同じく水色のラインが入った(ただし2人とはラインの向きが違う)セーラー服を着用し、帽子を真横に向けた上で眼帯に沿うように斜め被りしている。ただし彼女のみ下はスカートであるが。
セーラー服の上着は丈が短く上下は少し分かれている他、その隙間は素肌である為、所謂へそ出し(へそ出しセーラー服)になっている。この仕様は後述の第二改装においても健在。
緑みがかった黒髪の長さは、公式4コマだと背中を隠すほどのミドルロングだが、カードのイラストではもう少し短めに見えなくもない。艤装は概ね姉の球磨・多摩に準拠しているが彼女のみ魚雷は腰のベルトに吊り下げているなど細かい差異がある。
天龍と同様に眼帯をしているが、これは使われなくなった水上機格納庫のある艦橋に被せていた天蓋が、眼帯のモチーフになっていると言われている。
当然の性格だ。別に騒ぐほどのこともない。
「お前に最高の勝利を与えてやる」と登場時に豪語してのけるなど、女だてらにとっても強気な武闘派ではあるが、秘書艦にすると「不安なのか?」と気遣ってくれたり、お触りに対しても「スキンシップも大事」とまんざらではない態度を見せる。同じ俺っ子艦娘でも、常に我を通そうとする天龍(とその後実装された嵐)に比べて余裕があり落ち着いた雰囲気を漂わせている。史実での木曾が、1944年11月13~14日のマニラ湾空襲で大破着底したのちも浮き砲台として使用された上(しかも戦没認定を受けるまで、この状態で毎日、軍艦旗の掲揚・降納の儀式をおこなっていた!!)、1956年に解体されるまで生き延びたことを考えると、それもうなずけよう。さらに旧海軍の軽巡ではダントツの長寿の持ち主でもある。
砲雷撃戦時には「弱すぎる!!」「いいぞっ!」と自信に満ちた言葉を発し(敵艦の姿が見えていないはずの戦闘開始直後でも「弱すぎる!!」と言ってしまうのはご愛嬌)、夜戦時には「お前等の指揮官は無能だなぁ!」と言い放ち、無様な采配をとった敵艦隊に容赦のない一撃を加える。
ただし、ゲームの仕様上演習でも同じセリフを喋るので、平然と相手の提督を貶す事にもなる。これはひどい。
史実での関わりがきっかけだが、鎮守府にやって来て日が浅く、数少ない陸軍の艦艇という事もあってか周囲に馴染めていない潜水艇まるゆの面倒を見てあげている事から、頼れる兄貴分と言った一面も時報でのセリフから窺える。
クリスマス限定ボイスにケーキを食べ「甘すぎる!!」と大声で言っている台詞があるため、喜んでいる?甘党なのではないか?と度々話題にされているが、2015年1月23日に実装された家具「鎮守府カウンターバー」の機能で、21時から朝5時まで、甘い洋酒では無く辛党が好む日本酒を酌み交わしている酒豪であることが判明した為、どちらかと言うと甘いものが苦手故の反応だと思われる。……が、一般的に日本酒飲みは甘い物好きである(日本酒の成分が糖分に変化しやすいため。この為日本酒飲みは断酒すると禁断症状として甘いものがやたら食べたくなると言う)。
ちなみに限定ボイスは追加されたものの、未だに季節限定イラストが追加されたことがない。ゲーム上では実装されない一方、カレンダーにおいては一度だけ縞柄の水着を披露している。
そんな木曾だが、揃いも揃って姉二人がクマーとニャーなので「木曾さんは語尾に何かつけないの?」と提督からいじられること多数。
とか言ってたら、『20万人突破記念掛け軸』の説明にて「木曾だキソー」と言わされてしまった。
ほとんどヤケクソ。
また、剛毅な性格ながら球磨型の5隻の中では末妹に当たることから、二次創作では末っ子属性を強調されることもある。(この点で、天龍型の『姉』にあたる天龍と対比されることも)。
だが、基本的に他の凛々しい艦娘達が乙女になることが多いケッコンボイス、お触りボイス、轟沈ボイスですら一貫した性格の為、艦これに置けるイケメンキャラという扱いをされる場合が多い。
ゲーム内での性能はごく平凡な軽巡のそれではあるが、史実では重雷装巡洋艦への改装が計画されていながら頓挫したという経歴を持っており、提督諸氏の間では(扶桑型の航空戦艦化のような)「if」改装として改二で重雷装艦へと生まれ変わるのではないかと噂されてきた。
そして…その噂は現実の物となって体現される。
改二
2013年12月11日のアップデートにて、遂に木曾改二への改装が実装された。
所要Lvは65で、北上・大井と同じく重雷装巡洋艦へと艦種が変化する。
他2隻と比べると対空や回避、消費弾薬の少なさで勝るが、重雷装艦の最大の特徴である雷装値が大幅に引き下げられており(それでも他の艦種よりも高いが)、総じて極めてピーキーな北上・大井をマイルドに調整したような性能となっている。
ヴェールヌイ以来恒例の改二新規イラストでは、軍刀を携え黒いマントを羽織った海賊を想起させる衣装となっている。
木曾さんマジおっぱいのついたイケメン。
詳細は木曾改二を参照。
なお、初期に実装された改二であることや、キャラクターとしての個性が際立つこともあってあ、木曾のイラストはこちらの改二が数を占めている。
水上機?…要らないねぇそんなモノは。
ちなみに彼女を近代化改修すると「水上機?…要らないねぇ、そんなモノは」と返すのだが、これは戦史において球磨型軽巡洋艦の中で唯一、木曾だけ水上機が搭載されなかったことに由来している。
とは言ったものの、普通に搭載可能であるどころか、改にした時に零式水上偵察機が初期装備として付いてくる。
もっとも、改二へと改造すると(航空機の)搭載数は0となり、水上機は搭載出来なくなる。
まあ、確かに要らないねえ、そんなものは。
…が、2014年4月の一周年イベント『索敵機、発艦始め!』の開催と同時に新システム「弾着観測射撃」が実装。
木曾も改二になる前であれば、水上機を搭載してこのシステムの恩恵に与る事ができる。
改二になるまでの間(あるいは雷巡にせず軽巡のままの木曾も育てる奇特な方)は彼女の意に反する形かもしれないが、育成の助けとなってくれる事であろう。
もっとも、育てるだけなら主砲&水上機ではなくソナー&爆雷を持たせて潜水艦を狩る方が早いのだが…
秋刀魚グラ実装
2022年11月のアップデートにおいて秋刀魚グラが実装。
木曾が実装されてから=『艦これ』のサービス開始から実に9年7か月目にして初のゲーム内限定グラを獲得した。
木曾改二の実装(2013年12月)から数えてもなんと8年11か月ぶりであり、多くの提督を驚かせた。
関連イラストねえ。出てやるか。
こういっちゃ不謹慎だが、二次創作漫画はゾクゾクするよ、悪くない!
カップやきそば現象
ちなみに木曾のイラストを手掛けたUGUME氏も村紗を溺愛しており、pixivにも多数のイラストを投稿している。
また、改ニ改装後は特徴的なキャラ記号(マント、眼帯、etc...)を備えているという意味で
コラボっている。
特に前者に関しては、パイロットの名前をもじって「キソケドゥ・ナウ」なんて呼ばれることもある。
関連タグだ。よぉく読んでおけ。
きそぼの(駆逐艦「曙」とのコンビないしカップリングタグ。同じくマニラ湾で浮揚解体されている)
伊達政宗・・・・・同じくオッドアイである事を隠すために眼帯をしていたとも言われる。