ボクはボクが、納得いくまでは助けるよ。
見捨てるなんて、しない
生きろ!君には、その資格がある!
プロフィール
真名 | アストルフォ |
---|---|
クラス | ライダー |
性別 | 男性(※『FGO』では本人の希望で「???」表記) |
身長 | 164cm |
体重 | 56kg |
スリーサイズ | B71 / W59 / H73 |
出典 | シャルルマーニュ伝説 |
地域 | フランス |
属性 | 混沌・善・地 |
イメージカラー | ローズピンク |
特技 | 火事場の馬鹿力 |
好きなもの | この世全て |
苦手なもの | 潤んだ瞳で訴えかける系の生物(Apo) |
嫌いなもの | なし(FGO) |
天敵 | なし |
設定担当 | 東出祐一郎、星空めてお |
ILLUST | 近衛乙嗣(Apo、FGO)、ワダアルコ(EXTELLA) |
CV | 大久保瑠美 |
遠からん者は音にも聞け!近くば寄って目にも見よ!
我が名はシャルルマーニュが十二勇士アストルフォ!
概要
『Fate/Apocrypha』に登場するライダークラスのサーヴァント。
マスターは黒魔術師のセレニケ・アイスコル・ユグドミレニア。
美少女と見紛う、派手に着飾った中性的な美少年。
実体化を好んでおり、頻繁に城下街で遊んでいるが、度々呼び出しては倒錯的な愛情表現をぶつけてくるマスターには辟易している様子。そんな中、城内をうろついていた時に偶然脱走したホムンクルスを発見し保護するが、その事が後に聖杯大戦を揺るがす事態にまで発展することになる。
真名
イングランド王の息子にしてシャルルマーニュ十二勇士の1人、「アストルフォ」。
原典においても騎士としては「弱い」とされているが、「魔法の槍」「魔法の本」「魔法の角笛」「幻馬ヒポグリフ」などの様々なアイテムを駆使して巨人を捕まえたり、月に行ったりと冒険を繰り広げた。伝承に名高い色男でもあり、お調子者のトラブルメーカー。その考えなしだが向こう見ずで勇敢な性格により、戦場をひっかきまわして自陣を何度も勝利に導いた。
性格を表す「理性が蒸発している」は比喩ではなく、原典からして既にこんな有様なのである。
初代マスターのセレニケが召喚に用いたガラス瓶に入っていたのは恐らく彼の理性そのもの。
『狂えるオルランドゥ』では失われたローランの「理性」を月に取りに行く話がある。瓶一杯のローランの理性とともに、彼の理性も小瓶に半分ほど入って登場しており、ローランを正気に戻してしばらくは周りが驚くほどに聡明になったと語られている……が、その後元に戻ってしまった。
女装しているのは「ローランの狂乱を鎮めるための不可抗力」と本人は語っているが、ローランがいなくてもなぜか女装を続けている。作者曰く「女装好きというより可愛い物が好き」だそうな。
ちなみにローランとの仲ばかり注目されているが、原典では後に十二勇士となるサラセン騎士ロジェロ、シャルルマーニュの姪である女騎士ブラダマンテ、そしてロジェロの妹である女帝マルフィーザらと冒険の中で友情を築き上げ、親友となっている。
誰からも愛される美貌を持つ好青年だが、能力的には「弱い」騎士でサーヴァントとしても二流とされる。しかし彼自身はその事をまったく気にせず持ち前のポジティブ思考と幸運で、生前は多くの冒険を繰り広げ数々の宝具を手に入れる。手に入れた財宝も特に執着せず、乞われたり助けを求められれば快く手放す根っからの英雄気質の持ち主。
人物
いわゆる「男の娘(もしくは女装男子)」であり、華奢な体格だが骨格はれっきとした男性である。また、イタズラでステータス画面の性別欄を塗りつぶしたりしているため、作中ではたびたび女の子扱いされている。
そして彼だけ男性サーヴァントであるにもかかわらずスリーサイズが用意されている。→なお、シリーズ全体に広げると英雄王ギルガメッシュもスリーサイズが判明している男サーヴァント。
一人称は「ボク」。
容姿は可憐だが、実は純真無垢で明朗快活な少年。
非常に前向きで、かつて多くの失敗や敗北を重ねたにもかかわらずそれらを「挫折」とは考えないスーパーポジティブな性格(失敗や敗北の詳細はリンク先を参照)。マスターであるセレニケから一方的に慰み物にされるという、普通のサーヴァントなら耐え難い屈辱に黙って耐え続けた(むしろ特に気にしていない)あたり、精神的にも相当タフであることが窺える。
ただ「理性が蒸発した」の文言に違わずかなり能天気で、自分から名乗るだけならばまだしも、同じ黒陣営の仲間のこともうっかり真名で呼んでしまうことが多い。一方で、強大な敵にも立ち向かい、助けを請われれば手を差し伸べる英雄らしさも持ち合せている。聖杯戦争に参加するのも二度目の生を謳歌したいくらいの目的で聖杯にもあまり興味はなく、深刻な理由で聖杯が必要な人がいたら喜んで譲るとされている。また理性が蒸発していようが彼の中には「悪を成す」というプログラム自体が抜けており、基本的に善良である。
一応作者からもヒロインのひとりとして扱われているため、ジャンヌと並ぶ公式ヒロイン。
イロモノキャラの様だが、その性格と作中の行動から「主人公を救い、導き、救われ、そして共に歩む」王道ヒロインの道を突き進んで……あれ?ちなみに「お風呂でバッタリ」イベントにも遭遇。ただし、彼は見られる側で、さらに見た相手はジャンヌ。ちなみにジャンヌはその時の彼の裸体を見るまで(性別欄塗りつぶしの件もあり)アストルフォが男だと全く気づいていなかった。
なお本人は性別に余り拘りがないため、もしジークが求めれば喜んで相手をするとされている。
ちなみにFate世界でも伝承に違わず名うての伊達男だったとのことで、生前は女性には不自由しなかったらしい。理性が蒸発する前と後で変わらなかったのかは不明。
アニメ版では次回予告も担当。
基本的には本編のシリアスなストーリーからは想像も付かないほどのコミカルな調子でのトークを展開するが、真面目な事を言っている回もいくつか存在する。
予告シナリオは原作・東出先生の書き下ろし。
能力
世界中を飛び回って様々な伝説を打ちたてた英雄である彼は、角笛、本、幻馬(ヒポグリフ)、黄金の馬上槍など多種多様な宝具、魔術礼装を所有している。その為、真名が知られても問題がないタイプの英霊。しかし、作中ではとある理由から能力の自制をしている。
ちなみに他のクラスだとセイバーに該当するという。
『FGO』では、剣と馬上槍を切り替えながら接近戦を行う。
ステータス
幸運はあのペルセウスに匹敵する程高いが劇中での活躍は正にそれが活かされた形となっている。
保有スキル
対魔力(A) | 魔術に対する抵抗力。事実上、現代の魔術師では魔術で傷をつけることはできない。本来であればDランクの対魔力しかないが、常時発動している宝具の効果によって、このランクの対魔力を所有している。 |
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騎乗(A+) | 乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わず、全ての乗り物を乗りこなすことができる。 |
単独行動(B) | マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。マスターを失っても2日は現界可能。 |
怪力(C−) | 筋力を1ランクアップさせることが可能。ただし、このスキルが発動している場合は1ターンごとにダメージを負う。 |
理性蒸発(D→D+) | 理性が蒸発しており、秘密を守れず、機密情報を簡単に喋ってしまう。一方で戦闘では「直感」に近しい能力として作用する他、恐れ知らずになり過酷な戦場にも果敢に飛び込んで行けるようになる。 |
宝具
この世ならざる幻馬(ヒポグリフ)
- ランク:B+→B++
- 種別:対軍宝具
- レンジ:2~50
- 最大捕捉:100人
「うん、まっかせて!」
「キミの真の力を見せてみろ!『この世ならざる幻馬(ヒポグリフ)』!!」
空を高速で駆けることができ、その突進はAランクの物理攻撃に相当する。
更に真名を解放することで本来「ありえない」存在であるヒポグリフはこの次元から昇華されて存在が抹消される。そこで完全に消滅する寸前に、現実の存在である「乗り手」が元の世界に引っ張り上げることで、一瞬だけ消滅し、また出現するという状況を引き起こすことができる。この世界から消滅している瞬間だけはあらゆる観測から逃れ、攻撃を無効化することが可能となる。
詳細は該当記事を参照。
触れれば転倒!(トラップ・オブ・アルガリア)
- ランク:D
- 種別:対人宝具
- レンジ:2~4
- 最大捕捉:1人
カタイの王子アルガリアが愛用した黄金の馬上槍。
その名の通り、触れた相手を転倒させる効果があり、サーヴァント相手の場合には相手の足だけを強制的に霊体化させて実体化も封じる。この効果はバッドステータス付与扱いなので、受けるとしばらく起き上がれなくなるうえに、鎧などによる防御も無視して作用する。
ある意味「必殺」の宝具ではあるが、ランサークラスに適性を持っていない点からも判るように、彼自身の槍捌きは達人とは言い難いので、不意打ちでない限り格上相手には当たらない。
『FGO』においてはスキル扱いで、効果は敵単体に確率でスタンを付与するものとなっている。
なお原典においてこの槍は十二勇士全滅をもくろむアルガリア王子が馬上槍試合に持ち込み、まずアストルフォを突き落とす事に成功。しかし二番手の騎士フェローがついカッとなって剣による試合を望んだためフルボッコにされてしまう。そして馬上槍試合を再開するにあたって折れた槍のかわりにアストルフォが手にしたのが、アルガリアの槍だったのである。
そしてアストルフォの大暴れがはじまるのだが、こういった経緯のため十二勇士は誰もこれが魔法の槍と気づいていないというオチがつくのである。そしてそれ故、アストルフォは親友ブラダマンテが恋人ロジェロを救う冒険に出る際、この槍を惜しげもなく託している。
恐慌呼び起こせし魔笛(ラ・ブラック・ルナ)
- ランク:C
- 種別:対軍宝具
- レンジ:1~50
- 最大捕捉:100人
「さあ――おっきくなあれ!『恐慌呼び起こせし魔笛(ラ・ブラック・ルナ)』!!」
音色を聞いた妖鳥が恐怖で逃げ出すといわれる角笛。
企画段階では相手の精神に干渉する宝具だったが、小説版以降は音波兵器としての特性も加わっている。通常は腰に下げられるサイズだが、使用時には巨大化する。善の魔女・ロジェスティラから託された宝具。ただ月からの帰還後はどういうわけか音が鳴らなくなり手放している。
魔術万能攻略書(ルナ・ブレイクマニュアル)
- ランク:C
- 種別:対人宝具
- レンジ:−
- 最大捕捉:1人
さる魔女から譲り受けた、全ての魔術を打ち破る手段が記載されている書物。
持っているだけでAランク相当の対魔力が得られる優れものであり、ステータス覧の塗り隠しや令呪に対する抵抗力を備えている。真名開放すれば大魔術すら打ち破れる。
が、彼はその真名を完全に忘れてしまっている。この名前も適当につけたもの。
破却宣言(キャッサー・デ・ロジェスティラ)
- ランク:C
- 種別:対人宝具
- レンジ:−
- 最大捕捉:1人
「さあさあ。刻限だ!我が心は月もなく恐怖に震え、されど断じて退きはしない。解放――『破却宣言(キャッサー・デ・ロジェスティラ)』!!」
理性の半分が月の裏側で小瓶に入れられた状態で保存されているという逸話から、理性が戻ってくる新月の夜だけ思い出せる「魔術万能攻略書」の真名。おい一文字も合ってねーじゃねーか。
舞い散る紙片が使用者を包み込み、通常時を遥かに超える対魔術防御能力を与える。
神代の魔術を操るセミラミスの宝具もいなしてみせた。
他作品での活躍
Fate/Grand Order
2015年クリスマスイベント『ほぼ週間 サンタオルタさん』のストーリークエスト第二夜で、実装に先駆けて先行登場。ソリで上空を飛ぶサンタオルタを領空侵犯と難癖付けてヒポグリフを駆って撃墜しに来たり、勝手に妄想を始めてにやけたり、挙句はデオンちゃんを巻き込んで性別談義を展開したりと安定と信頼のやりたい放題をぶちかます。ただ戦闘に出れなかったのは悔しがっており、山ほどメタ発言を吐いた後、本編参戦に熱意を燃やしていた。
その後、2016年ホワイトデー企画『カルデアボーイズコレクション 2016』のピックアップガチャにて子ギルと天草四郎と共に本実装。レアリティは☆4。
なお同時実装された期間限定概念礼装の1つ「ノイジー・オブセッション」にもアーラシュやハイドとともに出演しているが、格好は男の娘ファッションになっている。
『Apocrypha』を知っているユーザーからはバレバレだが、本作では性別欄が「???」となっており、プロフィールにも「本人の要望により秘密」と書かれている。もしかしたらマスター相手に「破却宣言」を使用しているのかもしれない。これにより、様々な理由で性別が伏せられている他のサーヴァントと同様、性別判定のあるスキル・宝具は一切受けないという大変ややこしい事になっている。バレンタインイベントでも渡される方と渡す方の2パターンが用意されている。プロフィールに性別が記載されていない一部のサーヴァントが同じ仕様となっているが、男性だと分かっているのにその仕様となっているのはアストルフォと機械となった始皇帝のみである。
また、黒ひげのスキル「紳士的な愛」を受けた際には回復量が増加し、『プリズマ☆イリヤ』とのコラボイベント『魔法少女紀行 プリズマ・コーズ』では概念礼装「カレイドルビー」「カレイドサファイア」を装備した際に攻撃力が上がった。
前述に書いてあるとおり、他の性別判定を持たないサーヴァントとは違い、アストルフォは純然たる男性である。にもかかわらず、性別不明として扱われてる辺り、エリちゃんと同様に運営側からかなり特別扱いを受けているのが窺える。精神系の特効が効かないのはともかく、タマモシャークの「常夏日光・日除傘寵愛一神」の特効まで回避するのはどういった訳なのか……ただし『閻魔亭繁盛記』では女性と性別不明サーヴァント限定の女湯のクエストがあったが、これのみ参加できない。アストルフォは付いているので脱いだらバレるからなのだろうか(ちなみに機械となった為、付いていないからなのか性別:朕の始皇帝は入れる)?
本編では第1.5部の第2シナリオ『伝承地底世界 アガルタ』で登場。
デオンと共にカルデアから同行し、終始マスターをサポートする。
ただ、変装するに当って民家から拝借した衣装はよりにもよってどこかで見たようなカラーリングの“ミニスカへそ出しセーラー服”であり、新規で立ち絵も登場している。まじでどういうことなの。
詳しくは正義のセーラー服ナイト参照。
2017年11月8日から開催の『Fate/Apocrypha』アニメ放送記念キャンペーンにて、私服姿にチェンジできる「トゥリファスでの思い出」の霊衣開放が追加された。
2019年クリスマスイベント『ナイチンゲールのクリスマス・キャロル』でセイバーとしても実装。
その後第2部6.5章『死想顕現界域トラオム』にも登場。ブラダマンテや自身の幕間で初登場したローラン、後述の『LINK』で初登場したシャルルマーニュなど、生前の関係者とともに活躍した。
なおここでは『アガルタ』での活躍が無かったことになっているが、これは1.5部自体の扱いが理由と思われる(カルデアからの同行ではなく現地で出会うパターン、というのもあるが)。
ゲーム上での性能
☆4ライダーで最も中庸的なステータスで、HPとATKのバランスの良さが売り。一方、カード配分が《Quick:3/Arts:1/Buster:1》とアサシン型で、しかも肝心のQuickのヒット数が少ない(2Hit)ため、かなり癖が強い。Artsでは剣を振るうが、残るQuickとBusterで馬上槍「触れれば転倒!」を魔術で取り出してブン回す。
スキルは、自身の攻撃力を1ターン上げる「怪力(C−)」、敵単体をスタンさせる「触れれば転倒!(D)」、毎ターン確率でスター獲得&自身のスター発生率を確率でアップ&クリティカル威力を確率でアップが3ターンの間発生する「理性蒸発(D)」。
全体的に運の要素が強いのがネックだが、「理性蒸発(D)」が上手くハマれば「騎乗(A+)」も加わってQuickの精度を大きく上げてくれる。ただしCTが長めなので使い所に注意。
何気に(ある意味で)ライバルであるジャンヌの描かれた概念礼装「ホーリーナイト・サイン」(Quick性能8%UP&クリティカル威力15%UP)と噛み合わせが良いのは何の因果なのやら。
ただArtsもQuickも性能自体が平均またはそれ以下な上、被ダメージ時のNP増加量も非常に低いため、総合的に見るとNP効率は全サーヴァントでも最低クラス(基本的にNP効率の悪いバーサーカーは被弾時のNPチャージが大きい)である。初期NPチャージ系の概念礼装やクリティカルヒットを狙っていく事で補いたいが、二度目の宝具発動はかなり苦しかった。
2017年5月25日からのサーヴァント強化クエスト・第6弾にて、宝具威力とスター獲得量が強化された。追加されたスターの量は+5(オーバーチャージ1で10個。後は通常通り5個ずつ増加)。
さらに7月8日に絆クエストが実装され、クリアする事で「理性蒸発」がDからD+へとランクアップ。各効果が5ターン継続に強化され、さらに最大で50%のNPチャージも加わった。
これらの強化が入ったことで、現在はフランシス・ドレイクと並んで「クエスト周回の鬼」と評される。特に宝物庫やキャスターの多いクエストでは、NPを即チャージして宝具を叩き込みつつ自分は宝具の副次効果で生存し、味方にNPチャージ要員がいればArtsチェインを狙いながら短期間で再度宝具を解放するこという、これまでの彼なら不可能だった御大尽戦法でサクサク周回が捗る。
とはいえ、「理性蒸発」のクリティカル強化が出るかどうかはランダムなのでクリティカル面での安定性は低め。「自分は好きで使っているのだから!」……と言える貴方を彼は待っている。
ちなみに『Apocrypha』でも本来は弱い英霊だと明言されているが、原典においても、騎士としての武勇に優れているタイプではなく、機転と運で苦難を乗り越えるタイプの騎士なので、コメディリリーフ的な面が強い。宝具はかなり強力な性能を持っているため、使いこなせれば強い。はず。
Fate/EXTELLA LINK
主君であるシャルルマーニュの登場に合わせて参戦。
シャルルマーニュ以外ではロビンフッドと因縁があるようだが……
関連人物
生前
生前に仕えていた主君。
どうやら「気持ちのいいバカ」らしく、誰にどう思われようと、自分の願いを貫いて落命したバカと並べた上で言っているので、少なくとも悪感情は持っていないようである。
ただし、アストルフォと書いてスカポンタンと読む。ちなみに、エリちゃんは同類扱い。
生前の友人であり、自身に負けず劣らずの破天荒すぎる男騎士。
気の置けない友人の様で、扱いは割と雑だが、彼とはまるで兄弟のように仲良く接しているし、ローランもアストルフォの格好を可愛いと思っているようだ。
生前の同僚であり従姉妹でもあり親友でもある女騎士。
「アーちゃん」「ブラちゃん」と呼び合う仲で、女装に対しても好意的に受け入れられている。
テュルパン
生前の同僚である大司教。
アストルフォの女装癖については、「ワシの記憶では、元々女性だったような気がするから問題ない」とスルーしていたらしい。それでいいんか大司教。
友人の敵対者。名前や話はそれなりに聞いていたが直接的な面識は無い。
Fate/Apocrypha
ユグドミレニア城内で出会ったホムンクルスの少年。
彼の「助けて」という言葉に応え、キャスターたちが探している事を知りながらも匿い、混乱に乗じて彼を城外へと逃した。その結果、聖杯大戦は思わぬ事態へと発展する。
聖杯大戦の裁定者。
利害の一致から共戦関係となるが、度々彼女をからかったりしてライバルのような関係となっている。ギャグ時空では、ジャンヌはヒロインの座が奪われるのではと警戒している。公式イラストやグッズでも揃って描かれるなど『Apocrypha』では実質ダブルヒロイン的な扱い。
『FGO』のあるクエストでは口論から喧嘩になっていた。
契約したマスターで毎晩彼女の慰み物にされていた為、アストルフォを困らせていた魔術師。
応じた以上は英霊として従っていたが、彼女からの倒錯的な愛情には辟易していた。
最終的にはジークをマスターに選び、彼女とは決別する。
ゴルドの方針により会話が禁止されていたため、最初は無口で無愛想なやつと思っていた。
が、彼の消滅に伴うやりとりからもっと会話しておけばと後悔しており、赤のセイバーがその散り様を嘲笑した際には普段からは考えられないほどに憤慨した。
最も消滅の原因はアストルフォなのだが。
『FGO』ではどうやら仲良くしている様子。
陣営における軍師的存在。アストルフォは彼の人柄を信頼しており、ジークを保護した際も一番に頼り匿って貰った他、それを誰かにバラす事もしなかった。向こうも呑気な様に呆れる事もあるが、英雄の本分に忠実なアストルフォの人柄を良く思っている。
アストルフォが召喚された事で全てが破綻し破滅した。
Fate/Grand Order
この世界で契約したマスター。
バレンタインの描写では好意を持っているらしいことが窺えるが、一緒に全裸になろうとしたり、巨大ヒポグリフぬいぐるみと共に押しかけたりするなど振り回しまくっている。
クリスマスの先行登場時からアガルタまで、なにかと縁がある性別不明コンビ。
と言っても、デオンは本人曰く両性で、アストルフォは男の娘なので不明の意味は異なる。
ボケとツッコミ、凸凹コンビの様な仲だが、実は「フランスの伝説的英雄」としてデオンはアストルフォをこっそり尊敬している。概念礼装「シュガー・バケーション」や「姫様行脚」などでも共演している。そして、共にあるカルデア男性職員のお気に入りである。
アストルフォ(剣)の幕間で共演した幼い頃の英雄王。何故か彼に対しては少々当たりがキツめ。
2018年水着イベントにてボディーガードを募集していたゴージャスPの前にセーラー服の可憐な姿で志願したが、彼はアストルフォのポンコツっぷりを見抜いたからなのか即不採用にしていた。
共に志願したデオンは真面目さを買われ、ボディーガードとして採用となりショックを受けた。
第2部6.5章にて、復讐界域との決戦時にマッチアップし、見事相討ちを取った相手。実力はあちらが上だったが、味方のサポートと持ち前の宝具で見事対抗してみせた。
関連イラスト
前述の通り『FGO』では「性別:???」のため、こちらのアストルフォしか知らない人が描いたと思われる胸があったり股間の膨らみがなかったりの、明らかに女性の体つきで描かれたイラストも存在してしまっている。
関連タグ
Fateシリーズ Fate/Apocrypha Fate/GrandOrder Fate/EXTELLA-LINK
ベジータ:実は身長と体重が同じである為、よくネットでネタにされている。