セレニケ・アイスコル・ユグドミレニア
せれにけあいすこるゆぐどみれにあ
本当に、美しいわ。
ああ……残念。どうして貴方の躰はナイフで斬れないのかしら
スペル | Celenike Icecolle Yggdmillennia |
---|---|
誕生日 | 12月11日 |
血液型 | AB型 |
身長 | 168cm |
体重 | 53kg |
スリーサイズ | B86/W59/H88 |
イメージカラー | 毒々しい紫色 |
特技 | 鞭打ち |
好きなもの | 弱者 |
苦手なもの | 強者・裏切り |
天敵 | 問答無用で叩き斬ってくる系の騎士 |
CV | 石上静香 |
「Fate/Apocrypha」に登場するマスターのひとり。
ユグドミレニアの黒魔術師で、黒のライダーのマスター。
美人で胸も大きく、性格はドSの完璧美女
黒魔術(ウィッチクラフト)による呪殺を生業とする魔術使いでもあり、聖杯大戦において、中に液状のものが入っていたと思われる染みのついたガラス瓶を触媒に黒のライダーを召喚した。
ライダーの清廉さと美しさに心奪われており、連日飽きる事もなく彼に対して変態的な行為を強要するなど、異常なほどの執着を見せている。
黒魔術師の古い血筋であるアイスコル家は中世の魔女狩りから逃れるために西欧からシベリアに逃げ延びた事で魔術基盤を失い、衰退の一途を辿っていた。彼女はそんな一族に生まれた久方ぶりに才能ある子で、黒魔術を極める事に人生の全てを捧げていた一族の老婆たちに溺愛され、徹底的に黒魔術を教え込まれた。
卓越した黒魔術師であり、指した者の神経を鋸で引き裂くような痛みを与える釘など多くの呪殺・拷問用の礼装や魔術を操る。だが特筆すべきはその執念深さで、それなりの準備があれば標的がどこに隠れても、どこまで逃げても確実に追跡し、どんな手を使ってでも抹殺する。
また黒魔術を修めた魔術師は敵意や悪意に非常に敏感で、セレニケもその例に洩れず、ジークが密かに剣を握った瞬間に彼が何をしようとしているのか認識し、即座に罠を張るなど用意周到な一面を見せる。
また、一般的な魔術師とは違い、電子機器を介した呪いの研究を行うなど現代文明に対しての忌諱感は薄い。魔術使いであり死霊魔術師の獅子劫界離に対しても、侮りではなく魔術特性と魔術使いならではの厄介さを理解し警戒していた。
清楚な佳人といった見た目だが、生贄を捧げるために獣や人間の腹を割き、臓物に接吻するせいで全身から血腥さを漂わせている。
黒魔術はその特性上、何の躊躇いもなく生贄を解体するための完璧な「冷酷さ」や「理性」を備えるものとされている。しかし彼女は感情を抑えるよう教え込まれた反動から、逆に抑制が全く効かない性格となり、儀式以外では湧き上がる嗜虐性を情欲に変え、関係を持った相手に徹底的に叩き付けてしまう。
それらの行為はただ激しいというばかりではなく、拘束した相手の体を刃物を用いて切り裂き、抉るなど極めて残虐かつ猟奇的なもので、彼女と一夜を共にして無事で済んだ人間などこれまで一人も存在しない。また、いわゆる少年愛者であり、純粋な瞳で世界を眺める少年を見つければ、徹底的に凌辱し、拷問を加え、流した涙を舐め、舌を吸う。ライダーに執着するようになったのもこの性嗜好によるものである。
彼女のライダーの愛し方は非常に倒錯的で、両腕を縛り付け胸元を剥き出しにして、そこに指を這わせ、舐め回すといった、正常な男女の関係とは到底呼べないものである。
セレニケがライダーを美術品のように愛でるだけで済んでいるのは、今のところ彼女の魔術師としての理性と、サーヴァントの肉体強度および力量の絶対的な格差が歯止めとなっているため。
だがその抑制も次第に外れてきており、最早聖杯などはどうでも良く、ただ彼を凌辱し、恥辱に染め上げれるのならば死んでも構わないと思うほどに歪み始めている。
そして聖杯大戦の最中、その狂欲はついに爆発。ライダーの関心を奪ったジークを令呪を重ねがけまでして全力で嫌がるライダー自身に殺させようとしたが、突如乱入してきた赤のセイバーによって首を刎ねられ何が起きたかも理解できないまま死亡した。自身を殺した赤のセイバーからは本当に単なる障害物としか認識されていなかった。
アニメ版では「サーヴァントなど英霊の劣化コピー」「ゴミみたいに死ぬのがホムンクルスの役割」などと、出自がホムンクルスかつサーヴァントである赤のセイバーの地雷を二重に踏み抜く暴言を吐いていたせいか、原作と違い彼女から明確な殺意と怒りを篭った一撃で首を刎ねられることとなった。
正にこの有様は自業自得としか言いようがない。この一連の件はアニメ版だと石上静香氏の怪演によりかなり印象強くなっているためある意味必見である。
そして残されたライダーはジークに再契約する形で救われ、セレニケとは正反対なベストパートナーの如き相性の良さで進んでゆくのだった。
- ユグドミレニアのトップとして日々忙しいダーニック
- ゴーレム製造などで戦力増強を行っているロシェ
- 同じくホムンクルス製造による戦力増強&ダーニックからのおつかいなど彼なりに一生懸命働いていたゴルド
- サーヴァントとのコミュニケーションを取りしっかり信頼関係を築いたフィオレとカウレス
…と、他のマスター達が良しきにせよ悪しきにせよ聖杯大戦を色々頑張っていたのに対し、セレニケはガチで大戦中何も働いておらず殆どアストルフォをprprしていただけで、そのまま大した出番も見せ場もないまま退場してしまった。
その思考も行動も徹頭徹尾、己の刹那的な嗜虐心を満たすことだけに向けられており、結果身内はおろか、ファンや公式からもその死を悼んでもらえない上に何のフォローもされなかった。
さらに巷では(やる気の無さもあって)「Fate史上最も論外なマスター」と称されるなど、自業自得とはいえ死人への鞭打ちの如き憂き目に遭ってしまった。
さすがにまずいと判断されたのか、アニメ版では赤のバーサーカーの再契約の際にロシェと共にダーニックに手伝わされるという場面が追加された……もっともそれだけでは焼け石に水だったが。
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クリスマスのアストルフォくんとセレニケちゃん2本詰め
クリスマスですね、周回捗ってますか? 僕は30箱を開けたところで力尽きました。 さて今回のアストルフォくんとセレニケちゃんはクリスマスネタを書いてみました。2本立てでお送りしますがどちらも謎時空です。 1本目は、シリーズの方の時空とはちょっと違うような……関係性はなんか近いような……という感じで、アポクリファ軸のどこかにクリスマスが引っかかっていたらこんなこともあったんじゃないかな~というお話。 2本目はもはや設定をすべてぶん投げて「なぜかカルデアにアポクリファの記憶持ちセレニケちゃんがいるよfeat.ジクジャン」というどこから突っ込んでいいのか自分でも迷うようなものになっています。 カルデアアストルフォくんは「なんとなくこの人に近づいてはいけない気がする!」くらいの認識ですが、FGOマスターがその苦手意識をこれ幸いとばかりにアストルフォくんのトラブル抑止係としてセレニケちゃんを抜擢し、こちらも幸いとばかりに趣味と実益を兼ねてアストルフォくんを追いかけ回すものの、結局のところ原作ゴルドおじさん目線でライダーに手を焼いているセレニケちゃん。令呪の縛りがなければ原作のような決定的悪事を働くこともできず、なんだかんだでいつもの攻略シリーズ同様ほだされてしまいましたとさ……というような話です。 設定はすべてぶん投げました(大切なことなので2回言いました)。 今回もやる気スイッチを用意しております。よろしければぽちっとしてみてください。 【https://goo.gl/forms/kMohOvA2MqxumD8U2】 また、表紙は下記URLよりお借りしました。 【https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=71917455】 「なぜかカルデアにいるセレニケちゃん」を書いてみた今回ですが、最近は「出発進行!礼装の後ろにちょろっと映っているセレニケちゃんがミニサイズ(上腕くらいの身長で肩乗り程度の大きさ)でカルデアに来てしまったら」という妄想がややアツいです。 やっぱりイヤな予感がして逃げ回るアストルフォくん、相変わらずアストルフォくんを付け狙うミニセレニケちゃん、でも圧倒的にサイズが違うので走って追いかけても息切れしちゃって、なんだかかわいそうになって霊衣のウサミミフードにセレニケちゃんを入れて歩くようになるアストルフォくんとか、なんかそんなやつです。 内面は原作同様猟奇的なものの、なにしろ肩乗りサイズなのでペロペロしようにも一生懸命おててにしがみついて手のひらペロペロにしかならず、かわいい~という顔をされてしまい超絶不服なミニセレニケちゃんかわいいと思うんですよね。ついでによくある礼装実体化ネタではしゃべれないものも多いので、おしゃべりはできない設定で。苦しむ顔見たさに爪の間を狙ってみるものの、「こらっ!」と犬の躾のように叱られてしまうのすごくかわいいと思います。 そうやって人間的な意思表明や尊厳を剥奪されてはじめてアストルフォくんににこにこ笑いかけられて、楽しそうに話しかけられて、自分のことを気にかけてもらえるセレニケちゃん。すごーくかわいそうでかわいくて推せます(すぐそういうこと言うオタク)。 以下あとがきの方がいいような端書き。 「ミニスカサンタアストルフォくんとモコモコトナカイルックのセレニケちゃんを書きなさい」という啓示が下った結果がこれです。ライダーですからね、サンタですよ。サンタタッグトーナメントにも出たし。セレニケちゃんにも乗るし。 1本目を書くにあたって無駄にロシアのクリスマスを調べましたが、基本的にセレニケちゃんはそういうアットホームな行事ごとに抵抗感までは持たなくても親しんではいなさそうだよなぁ、というイメージです。幼少期から魔術の英才教育を受けた結果ですね。 だから、もらったプレゼントはあまりに子供っぽいものではあるけれど、そんなものさえ存在しなかった子供時代を取り戻すような気持ちになってくれたらなぁと思って書きました。 この話は謎時空として書いておりますが、こんなエピソードの後に決裂からの死別があると思うとものすごく精神的に来るものがあるので、やっぱり攻略シリーズみたいに生存ルート入っていてほしいな!!!と思います。 いや死後にセレニケちゃん部屋から大事にしまい込まれていたブーツが出てきて……というのも大変エモいんですけど。それはそれとして。 2本目はサンタタッグトーナメントを見て「カルデアでわちゃわちゃしてるの書きたい!」と思った結果、なぜかジクジャンがメインになりました。どういうことだよ。 サンタアストルフォくんとトナカイセレニケちゃんという啓示を受けた際、「FGOにおいて……サンタ鯖にとってのトナカイとは、大切なマスターのことを指す……!」と気がついてカルデアでのネタも書きたくなったのでした。 ちなみにこのジクジャンはなんとなーく友達以上恋人未満といった感じで、ジャンヌちゃんは普段はいつものFGOのように聖女然としているけれどジークくんの前ではアポクリファの時のようになってしまって、そんな自分に戸惑っているイメージです。割とはっきりと矢印が出ています。 対するジークくんは色恋かどうかはさておいてジャンヌちゃんのことを大事に思っていて、基本的に人間的な心の機微には、特に自分のものに対しては疎いので、全然気づいてないけどたまに空気的にこんな感じだろうか……ってなっちゃうイメージ。 そのままくっついちゃえばいいんですけど、実際アストルフォくんは空気を読まずに乱入してきてわちゃくちゃ引っかき回した結果進展もせず後退もせず……という感じ、あると思います。 しかしながらアストルフォくんは二人の仲を応援しているので、プレゼントは一応本人の申告通り二人の仲を進展させるようなもの……なのですが、ジャンヌちゃんが真っ赤になってセレニケちゃんが「えげつない」と言うようなものなので、まぁどんなに良くてもセクシーサンタドレスですね。悪い方……というか過激な方に考えれば、まぁいくらでも考えようがあるよね、ということで答えはあなたの心の中に。 そしてジャンヌちゃんが最後までジークくんにプレゼントを見せずに終わったのか、それとも仲は深まったのか、それも謎のままにしておいてください。 最終的にセレニケちゃんは追いついたアストルフォくんに「どうしてそんなに真っ赤なの?」と聞かれて色々と大変なことになってしまわれるのですが、今はマスターじゃないけど、アストルフォくんにとってセレニケちゃんが「一緒にバカ騒ぎを楽しみたい、大切な人」という位置に収まってくれたら僕は嬉しいなぁ、と思いながら書きました。 原作では決定的に道を違えてしまった二人ですが、結局のところセレニケちゃんが求めていたのはアストルフォくんからの愛情なので、ちょっとしたことでこんな関係性に転がってくれる可能性は、実はあったらすごく嬉しいなぁと思います。 相変わらずこんなところまでお読みいただきありがとうございました。 最後はやっぱり、この言葉で締めるのがぴったりだと思います。 あなたが幸せな一日を過ごせますように。メリー・クリスマス!20,032文字pixiv小説作品 - 聖杯大戦に召喚されたけど暇だから黒魔術師のマスターを攻略してみた
清廉の騎士と氷の女王 1
僕は思うんですよ。セレニケちゃんって、ただただ愛情を求めたこどもなのではないかって―― 【!CAUTION!】 黒魔術描写による動物虐待なグロシーン はじめましての方ははじめまして、いつもお世話になっている方はお久しぶりです。なんかそんな感じで湧きました。別名「アストルフォくんのマスター攻略ルート」。 どうしてこうなったと聞かれますと、FGOでアポクリコラボをやっている間に何故か唐突に「……セレニケさんってめちゃくちゃかわいくない?」と思い至ったのがきっかけでした。 えるしっているか ぼくはなかみがようじょのこによわい アニメは一通り視聴したのですが内面描写の点では圧倒的に小説に利があるので、一体原作でどのように描写されているのだろう……セレニケさん……セレニケちゃん……と半ば廃人状態になっており、自ら立てたゲッシュ「GWは絶対に家から出ない」を破ってとらのあなまで原作小説を買いに走った結果がこれだよ! いや本当に、この子怜悧とか清廉とか佳人とか(見た目だけでも)言われているのに、愛情なんて理解に苦しむけどアストルフォからそれがほしかったとか言っちゃうの? ゼロ歳児ホムンクルスなジークくんに向けられているものが欲しかったとか言っちゃうの? マジで? っていうかこの設定で膨れっ面描写があったりマテリアルの表情差分に三角お口があるのやばない? ゴルドおじさん視点でライダーに手を焼いているとか言われちゃうのマジやばくない? と、滾った結果がこれだよ。 個人的にはセレニケちゃんが受けていた「溺愛」というのは「魔術師として優秀だから他のところはまぁ気にも留めなくてオッケー」的な放任、もっというと育児放棄的なサムシングであって、一般に愛情と言われるものとは程遠いのではないかと思います。 そのように育てられた人間が正しく欲しい愛情を受けられるような愛し方をできるわけがなく、また方法が猟奇的であったので、他人に継続的に何かを求めることができない。 その上で「どれだけ壊そうとしても、壊れない」サーヴァントが現れてしまって彼から愛されたいと思ったらまぁこうなるよね。普通に愛されないよね。とかなんとか思いました。 本編で彼女が行った「愛情表現」は決して受け入れられるものではなかったけれど、なにがしかがまかり間違って「愛されたい」という至極まっとうな欲求に気付かれたら話は違ったのではないか……というのが発端にあります。 何かのきっかけで少し違った道を歩んでいたらという外典の外典、お楽しみいただければ幸いです。 一応大体の道筋作ってシリーズ化を予定しているのですが僕の好みで続きはがっつりエロになります。いやだってやばない……? 一方的にペロペロしているだけで「気持ちいい」とか言えちゃう子がそういう方面に走ったらものすごくえっちじゃないですか……? みたいなアレです。 支部には時系列順に完成したものから投稿していく予定ですが、privatterで書きたいところだけ書きたいように適当な更新がされる場合があります。ご興味ありましたら見てみてください。この続きに当たる部分も地味にあったりします。 尚、セレニケちゃんは今後強気になったアストルフォくんにガンガン押されてどんどん愛らしくなってしまう予定。 やる気スイッチと称した感想フォームを作成しております。 割と世間様の方向性から見るとアレなので、いいぞもっとやれ的なアレじゃなくてもとりあえず読んだよとぽちぽちしていただけると続編がんばります。下記からぽちっとしていただけるととっても嬉しいです。 https://goo.gl/forms/7HLvta0XnYdHowfl1 思うんですがこの主従存外似た者同士ですよね……方向性は騎士道と嗜虐で全く正反対なのですが、「騎士道精神」「魔術師としての理性」以外の判断基準がぶっ飛んでいる辺りものすごくよく似てる。なんというか似てるからといって相性がいいとは言っていない。って感じがします。 この人達もしかしたら性格が噛み合ったらものすごく怖い主従じゃない……?と思うこともしばしば。というかセレニケちゃんはどうもスペック自体は非常に高く魔術使いとしての側面もあるゆえに魔術師戦においてガチガチの魔術師には思いつかないことができそう。というか生業が呪殺。実質マスターがアサシンじゃね? いやそうそう上手くいくとは限らないけど。 そこにアストルフォくんの戦線引っ掻き回し能力とライダーの機動力が合わさったら大分怖いんじゃないかな……とか。ダーニック以外の黒陣営がちゃんと赤陣営打倒後を見越して対策していたのかとても気になります。同じ城塞で暮らしてるんだから髪の毛とか魔術に使えそうなヤツ手に入れさせちゃダメだよ……気を付けて……。 なんとなく「魔術使い」と聞くと「ヤバい正統派魔術師が負ける」と思ってしまうのはZeroの影響が強い気がしないでもない。 正面切って突破するのが困難な工房があったらビルごと爆破すればええんや。 以下あとがきの方がいいような端書き 愛し合いされることに対して一般的な感性を持っている相手に対して、そういう訴え方ができない子が気付いてもらえるためにはどうすればいいんだろうと考えた結果なんかこんな感じになりました。 アストルフォくんは「こう!」と決めたことに関しては非常にひたむきで、正義感も強いヒーロー属性なので、セレニケちゃんの「もしかしたらこうだったかもしれない過去(僕妄想)」を知ったら完全に無下にはできなくなっちゃうかもしれないな、と思いました。 仮令不本意な行為を強いられていても、苦しみの欠片を見出したら救ってあげたくなる情の深さというか……それはそれ、これはこれというか。本作のアストルフォくん、セレニケちゃんからされること自体はあんまり好きじゃないけど……というところで苦悩した結果「まぁ丸く収まればいいよネ★」的な頑張りを見せてくれる。予定。 最終ページですが、組み合わせはどうあれアストルフォくんはこんな感じで本当は喋っちゃならんことをペロペロっと口にしてしまいそう。というイメージがあります。主な被害者は相談相手と認識されているケイローン先生で。随時先生の困り果てた相槌を補完しながらお読みいただければ幸いです。 色々あってセレニケちゃんがクール9:デレ1のクーデレに収まった頃、流石に流石な方向に行くアストルフォくんのトークに困り果てたケイローン先生がそれとなく暴露しないように忠告したら「ケイローンは聞きたくないのか、じゃあ別の人にしよっと」って感じでジークくんに暴露先が移り、まだまだ言ってはならないことをよく把握できていないジークくんが他のマスターのいる前で悪気なく公開処刑をした結果、バレちゃったなら仕方ないよね~★とアストルフォくんがカウレスくん辺りにデジカメ(用途はお察しください)を貸してくれるよう猛攻をしだして結果的にカウレスくんの胃が弾け飛ぶイメージです。 マスターは貸してくれなかったんだってさ。用途はお察しください。 少しでもお気に召していただけたなら、セレニケちゃんかわいいとこあるかもしれないな~と思っていただけたならば望外の幸いです。 こんなところまで読んでいただきありがとうございました。10,949文字pixiv小説作品 - 聖杯大戦に召喚されたけど暇だから黒魔術師のマスターを攻略してみた
清廉の騎士と氷の女王 7
ほぼ月刊と言っていたな? あれはウソだ。 随分とご無沙汰してしまいましたが、アストルフォくんとセレニケちゃんシリーズの7話目です。今回は原作沿いの“赤”と“黒”の全面対決、それを「アストルフォとセレニケが、多少なりとも互いへの理解を深めることができていたら」というIFでリメイクしてみました。 まずはいつもお馴染みやる気スイッチ。下記URLから気軽にポチポチ押してください。 【https://forms.gle/YUMmeY3xNqjGzXt86】 ラジオボタンで選択だけでも良し、コメントでアツいパッションを書きなぐるも良し、どうぞお気軽に、お好きに、何度でもポチってください。お一人何度でも大丈夫です。むしろ僕のやる気がもりもり湧いてくるので連投推奨です。よろしくお願いします。 さてこの間何をしていたかというと、私情で恐縮ではありますが引っ越しをしていました。やっと落ち着くところに落ち着けたので、Apocryphaのコミカライズとコンプエース最新号をポチりました。 だってセレニケちゃん出てるんだもん!!! お当番回なんだもん!!! テンション上がった!!! はい、結論から言います。わりとうちひしがれました。 最新号、サブタイトルがお名前回だったし、宣伝ツイートのセレニケちゃんは禍々しくも美しくてサイコーだったんですよ。期待値MAXだったんですよ。 すごく美しかった。雑誌サイズで見られて本当によかった。そこは後悔していません。 ただ、描写が……登場から退場までなんと9ページ。マジか。原作ではあった内面描写もまるっとカット。マジか。ジークくんをいたぶる、もとい黒魔術を使った戦闘シーンも大体カット。 これ……現実……? まぁ真面目に考察してみると、セレニケちゃんは読者から感情移入をされてはいけないキャラクターなんですよね。物語上、アストルフォが正当な理由なくマスターを裏切ったように思われてしまうと、最終的にマスターとなる主人公・ジークとの関係性、物語としての正当性に欠けてしまう。 だからセレニケさんには同情すべきエピソードを盛り込んではいけないし、多分戦闘シーンも、かっこよく思わせてはいけないからカットされたんだろうなぁと思います。仕方ないよね、黒魔術かっこいいもん。オタク好きだよね呪いの染み付いた古道具とか、陰惨な魔術を扱うゆえの敵意への敏感さとか、大好きだよね。僕も大好きです。 画像・映像媒体だと、そのかっこよさが全面に出すぎてしまって、「セレニケかっこよくない!?」と思われてはいけないから描写が最小限に留められたんだと思います。多分。 そういう風に、一応納得はしているんですが。 まぁやっぱり僕はセレニケちゃんのファンなので、推しの活躍が少ないのは素直に堪えました。そして、「あぁ、この物語は徹底的にセレニケ・アイスコル・ユグドミレニアには寄り添わないのだなぁ」と感じました。きっと今後、彼女について語られることはもうないのだと。コミカライズで出番が終わってしまったから、もうこれですべてが語られたのだと。 いやまぁまだBDBOXの特典小説とかコミカライズの単行本未収録回とか、手が届いてないところもあるからまだわからんのですが。ちなみにBDBOXは既にポチったのですが「諸々の予約販売系と一緒に配送してもらえば引っ越し関連の出費と請求時期がズレる! 天才!」とか考えたので届くのは7月頃になります。天才ぶってた過去の自分を殴り倒したいです。早く見たい!!! 閑話休題。 そういうわけで、セレニケさんに対して物語が寄り添い、読者へ理解を提示することはきっとないんだろうなぁ、と思います。ファンとしてはすごく寂しいし、原作に描かれた、アストルフォがジークへ向ける感情を欲するさまを、最期には求めたはずのものを自分で捨て去って「その顔だけが欲しかったの!」と叫ぶ狂気と切なさを、だれかに知ってもらえる機会はそこに着目して原作を読んでいただかない限り永遠に失われたのだなぁと哀しくなります。 セレニケ・アイスコル・ユグドミレニアの物語は、きっとこれ終わり。 Fateがどれだけ広がろうと、物語の寄り添わない彼女について語られる機会は失われた。 だけど、だからこそ、ここからはファンの領域なのだと思います。 物語から理解を拒絶された彼女を理解しようとすること。寄り添わせないようにしているのなら、こちらから寄り添うしかない。 多分その解釈に対する答え合わせはできないと思うけれど、それでも、好きになってしまったから。 僕はどうすれば彼女に寄り添うことができるのか、考えていきたいと思います。 願わくばこのシリーズが、答えになりますように。 以下あとがきの方がいいような端書き。 今回は原作沿いのバトル回ということで、アストルフォの動きに着目しつつセレニケちゃんの視点を盛り込んで再構成してみました。原作片手に、できる限り描写を活かして、それをどう自分の物語として描き直していけるかを頑張ってみたつもりです。 実際どうなんでしょうね、うまく行ってるかな。精一杯を詰め込んだとはいえそこはちょっと自信がないので、ご感想をいただけますとすごく嬉しいです。 原作だとアストルフォくん、「あ~マスターがいい人だったらボクこんなに悩まないのに!」みたいなことを言っていましたが、読みながら「いや……お前はそれでもマスターとジークくんの間で悩むと思うよ……」と思っており、実際書いてみたらものの見事に迷ってくれて、ほら~~~という気持ちです。 いや、アストルフォくんって情が深いので。マスターも友達もどっちも大切ということになったら、どちらかを選んでどちらかを捨てるという選択、なかなかできないと思うんですよね。結局善人なんですよ、根が。 アストルフォくんのIQがなかなか下がらないと悩んでいた僕ではありますが、この辺りを読み返して「お前本当に理性ないのか???」と思うほど色々考えているので、やっぱり無理にIQ下げなくてもいいなぁと思った次第です。 まぁ、「マスターにかっこいいとこ見せたかったのに~!」となる辺りはいい感じのおばかさんかなぁと思います。シャルルマーニュ伝説ではナルシストだそうですし、ちょっとそういうかっこつけなとこ、あると思う。 個人的なハイライトといたしましては、狂えるオルランドならぬ悩めるアストルフォ、そして独占欲と信じたい気持ちで揺れるセレニケちゃんです。このシリーズのセレニケちゃんはアストルフォくんが攻略ルートに入っているので、ある程度の譲歩……というかなんというか、が若干ある感じ。この辺りは次回に拾う予定なのでお楽しみに。 ていうかこのまま行くと、アストルフォとジークのブカレスト入りにセレニケちゃんも加わってものすごい珍道中が繰り広げられそうな予感しかしませんね。何かとジークくんにマウント取りたがって「セレニケの方がお姉ちゃんなんだから!」ってアストルフォくんに言われちゃうセレニケちゃんとかたいへんにかわいいと思います。 そして何気に、男友達と異性に対する接し方が割とパッキリ分けられていることに気づいて照れてしまうといいのだ。 今回もこんなところまでお読みいただきありがとうございました。続き頑張ります!13,558文字pixiv小説作品 - 黒魔女とマスター
黒魔女とマスター(前編)
実はマスターの中だと一番好みのセレニケさん。そんなに絵も小説も無い!という事で絵は書けないので小説を書くことにしました! 俺も絵が上手ければ…… カルデアの視察にセレニケさんがやってくるという話です。 駄文注意です! 時系列は、第1部終了後の設定となります。 尚、藤丸くんは、エロい大人のお姉さんが大好きなド変態となっております。 マシュとの関係性は、気になる異性というよりは、ダメな兄と、しっかり者で兄に制裁を入れる妹といった感じにしました。 セレニケさんの絵、小説…もっと増えてくれ! エロければなおよし! ちなみに黒魔女とは、セレニケさんのことです。13,611文字pixiv小説作品 - アストルフォくんと攻略されてるセレニケちゃんの掌編詰め
だってそれって愛情表現
だいぶ久方ぶりのFateアスセレお邪魔します!!! ちょっと色々なジャンルをつまみ食いしたりIFシリーズの続きをちまちま書いたりTRPGにハマった結果探索者カップリングとかいうpixiv0件が確定しているジャンルをせっせと一人耕したりしていたんですが、ちょっとあの例のクイズバラエティでちょっとあのそれって貴女のマスターですよね!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?ってなったので1時間半ででっち上げました。 課金は家賃まで教……入信します……!!! というわけでセレニケちゃんが「好きなサーヴァントを舐めたいタイプ」と決めつけたアストルフォくんに情緒めためたにされる話です。中身はそれだけです。 これはアスセレを書くたびにいつも言っていることですが、ジークくんが間に入ってアストルフォがジークくんに慈愛を向け、セレニケちゃんがヤベー嫉妬をぶちかます……ということさえなければ「お互い好き勝手にするハチャメチャ主従」といった感じで奇跡的に噛み合って……噛み合ってない……る……?みたいなところに落ち着いていたみたいだし、アストルフォが「マスターのアレは愛情表現」と気付くイベントがあれば(流石にガチの猟奇陵辱はともかくとして)ペロペロくらいなら「マスターってホントにボクのこと大好きなんだなぁ〜」みたいなポンコツな鷹揚さで受け止めてくれそうだよね、と思ってます。 なのでまぁ一方的であってもアストルフォがセレニケちゃんに対して「んも〜本当にボクのこと大好きなんだから〜♡」みたいなイチャイチャフェイズに入ってしまうともうセレニケちゃん勝てないと思うんですね、イヤなことはイヤ!って言うけど、まぁこのくらいならいいかな?って理性蒸発ガバ判定したことは「んも〜以下略♡」な頭お花畑で全スルーしちゃうしやればやるほど「セレニケはボクが好き!」って思い込んじゃうし「じゃあボクも好きなようにイチャイチャしよ〜っ!」ってなっちゃうと思うので……あともうどれほど怒っても怒鳴り散らしても「セレニケってば照れ屋さんなんだから〜」で流せるポテンシャル、あると思います。 尚セレニケちゃんの礼装は無事凸って剣トルフォも引きました。 あとはアルチーナがセレニケちゃんに激似の容姿で実装されたらどうしよう……と震えながら石を貯める日々です。1,309文字pixiv小説作品