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京極(シャンフロ)

きょうあるてぃめっと

京極とは、小説家になろうに連載中のWeb小説作品『シャングリラ・フロンティア』の登場人物。
目次 [非表示]

「控えめに言って、ここ僕の魂の居場所だよね」



概要編集

京極(キョウ・アルティメット)とは、Web小説作品シャングリラ・フロンティアに登場するキャラクター。

本名:龍宮院 京極(リュウウグウイン キョウゴク)

リアルでの名前はキョウゴクだが、ゲームでのプレイヤーネームは、キョウ・アルティメット。

サンラクからの呼び名はキョウティメット。 ファンからの愛称は、ほうれん草ちゃん


人物編集

実はサイガ-0の従妹であり、京都でも最強の剣道少女であり、祖父である龍宮院富嶽が創始した、龍宮院流剣道の継承者。

一人称に『僕』を使うボクっ娘だが、試合や剣道の稽古に際しては、一人称は『私』を使う。

龍宮院流剣道を修める為の修行の場としてシャンフロを利用し、主にPKを行うヤバい奴として有名になり、一時期にはPK専門クランである『阿修羅会』にも所属していた生粋のPKER。この時期にアーサー・ペンシルゴンと出会うが、阿修羅会のクランオーナーがヘタレた為にクランを抜け、その後、しばらくはフリーで活動していた。

それから暫くして、ペンシルゴンは新たなクランである『旅狼』を立ち上げた後、『旅狼』と『黒狼』がクラン同士の抗争を始める事態に陥ったことで、『旅狼』に参加する……


というより、絡んできた黒狼クランの一員をPKしてしまい、旅狼と黒狼の対立の原因になった(もっとも、この対立自体、裏で繋がっていたサイガ-100とペンシルゴンによる、黒狼のリベ……なんとか派との分離を狙った茶番ではあるが)。


サイガ-100と対決するものの、あくまでも剣道に拘っていたことが原因で、剣道には無い自由度に敗北する。このままでは外道三人衆に煽られる事が目に見えたため、サイガ-100がアバターの胸を現実より大幅に削った事を指摘して動揺させるという卑怯な手を使った(途中から半ば私怨混じりになった)が、結局戦闘中にセクハラしたことを外道三人衆に弄られる形になった。


その後、クラン抗争時に、サンラクが紆余曲折の末に彼女よりも先に龍宮院流を修得したことを知った為、一方的なライバル視を行う。その際に、サンラクから『辻斬・狂想曲:オンライン』通称、「幕末」をプレイするように唆され、見事にその策に嵌まってしまい、その余りのクソゲーぶりにサンラクに復讐を誓うが、未だに果たされていない。

ちなみに、「幕末」自体にはかなりハマってしまい、その所為で最近は夕飯時には中々顔を出さなくなったため、自炊をするようになった。


龍宮院 富嶽編集

故人。京極の祖父であり、彼女が超えようとする目標。

京極自身、大のおじいちゃんっ娘だったようで、富嶽に関する事になるとかなり我を忘れてしまう。

かつてはサイバーテクノロジー全盛期の時代に現れた二刀流の剣道家として名を馳せ、「生前の公式戦の戦績は8238勝6敗」「道場にはこの人が勝ち取ったトロフィーだけで床が抜けた場所がある」「四十歳よりも前は相手の竹刀を吹き飛ばす程の剛剣の使い手だった」などと、逸話だけでもボスキャラの風格を漂わせる。

戦法・戦術として、「相手の技を見て次にどう動くかを見切り、それに最適な対処ができるように自分の身体を制御する」ことを要としており、鋭い勘と経験則より「幽霊と戦っているようだった」と呼ばれる達人芸を実現させた。

晩年は「とある事実」を悟ってしまい、ひどく絶望して酒に溺れてしまった。

本人は最期までVRゲームには興味が無かったので知る由もないが、その異常なまでの戦闘力はフルダイブVRゲームには非常に適性があり、事実上の作中最強キャラであり、『辻斬・狂想曲:オンライン』不動のランキング一位のユラと対等に戦うことができる人間であることが作者により明かされた。


斎賀家と龍宮院家は遠縁の親戚関係にあるため、斎賀玲ことヒロインちゃんは「富嶽お爺様」と呼んでいた。

また、生前の業績に反して、「極み」とか「至る」とかが好きな少年ハートの持ち主であり、ネーミングセンスは非常に残念。


VR教材「龍宮院富嶽全面協力! VR剣道教室・極」編集

京極の祖父であった龍宮院 富嶽が、人生を振り返って自分自身の剣道人生を後悔したことで、孫娘の京極をはじめとする「のちに続く者に同じ道を歩んでほしくない」という思いから、その一助になるなら。と、監修したVR教材。教材内では、トレースAI裏ボスとして対戦することとなるが、京極は富嶽が裏ボスで戦えるとは知らず、後に富嶽と戦い龍宮院流を修得したサンラクを通してそのことを知ることになる。


プレイスタイル編集

ジョブは「剣豪」で、基本的には剣を一本だけ使ったオーソドックスな剣士。また、シャングリラ・フロンティアの中でも珍しい『改宗』済みのプレイヤーであり、現在は身体能力にステータス補正がかかる狐の獣人種族となっている。

主に刀を使って戦うものの、基本的には龍宮院流の練習も含めた対人をメインにシャングリラ・フロンティアをプレイしているため、ほぼ対人特化型のプレイヤー。


幕末では基本的にリアルバレとか気にせず龍宮院流の解説をして、イキリ散らすだけイキリ散らしてボコボコにされる。


実はオイカッツォと同じデータ収集で対応するタイプなのでプレイヤーの性能が固定されている格闘ゲームの方が得意だがそれに気づいていない。


人間関係編集

一応、シャングリラ・フロンティア内では同じクランのメンバーとして活動はしているものの、ある意味では宿敵にして天敵。

サイガ-100との戦いにおいて、自分よりも先に龍宮院流の神髄を掴み、自分の物として使いこなしている姿を見たことから、いずれは白黒を付けようと付け狙っている。

また、サンラクの策略に嵌まる形で『幕末』をプレイさせられ、そのクソゲーぶりからいずれは天誅することを望みつつ、ルストよろしく、ことあるごとにサンラクに『幕末』にプレイするように勧めるのだが、実際にはサンラクが『幕末』にログインするたびに、悪辣極まりない策によって嵌められいいように利用されてカモにされており、天誅を達成できないどころか、京極にとっての天敵ともいえる存在となっている。

ただ、『幕末』自体には嵌まっており、『幕末』によって覚えたプレイスキルがそのまま現実世界でも応用できたことから、伸び悩んでいた剣道の実力が上がり、自分よりも強い兄に一矢報いることができたことから、ある意味では自分を指導してくれた恩人とも言える。

ちなみに、サンラクが京都住まいだった場合、彼との恋愛フラグが建っていたとのこと。親密度が上がると反比例して距離感が縮まるとは作者の談。


従姉妹にして、ある意味で最大の天敵たる姉妹。

未だに親戚付き合いがあり、別に仲が悪いわけではないが、剣道の試合終わりに入る風呂でいつも彼女たちの発育した胸に敗北感を味わわされており、そのことに関しての怒りをゲーム内で爆発させていた(正確には玲ではなく、仙と百の方にタゲってる)。


シャングリラ・フロンティアで知り合ったゲームフレンド。

元々はPKを主要な活動内容とするクラン阿修羅会で知り合った仲で、彼女が改めてクランを立ち上げたことで、プレイヤー同士の戦いを行えると思い彼女を伝って『旅狼』に加わった。

サンラクとオイカッツォなみに彼女の性根については知っている。


『幕末』における彼女の目標。幕末における最強プレイヤーであり、事実上の作中最強キャラクター。通称はレイドボス。

基本的には得意げにイキリまくって自信満々に喧嘩を売った挙句に、なすすべなくボコボコにされるだけの関係性だが、レイドボスさんからは、そのどれだけ敗北を重ねようとも決して懲りずに自分に挑む姿勢を気に入られ、ボコボコにしてトドメは刺さずにしなびたほうれん草のようになったらその場を立ち去られる(上述のホウレンソウちゃんはここから由来している)。


余談編集

ちなみに、彼女の誕生日は6月25日。……絶妙な負けっぷりからして某蟹座の聖闘士の波動を感じるのは気のせいだろうか。


なお、PKとしては真正面から「これからお前をPKする」と宣言して正々堂々と戦う清々しいスタイルであるため、本人のイケメン具合も相まって、他のプレイヤーからはあまり嫌われてはいない。


関連タグ編集

シャングリラ・フロンティア

シャングリラ・フロンティア作中に登場するゲーム

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