CV:花守ゆみり
概要
シャングリラ・フロンティアの登場人物で、劇中作「シャングリラ・フロンティア」内のトップクラン「黒狼」のクランリーダーを務める女性プレイヤー。ロングヘアーの赤髪が特徴的な女性アバターを使用。
発売当初から「シャングリラ・フロンティア」をプレイしている古参であり、ユニークモンスター「夜襲のリュカオーン」の討伐を目標としており、そのリュカオーンに二箇所も呪いを刻まれたサンラクに興味を持つ。
「旅狼」との対決でサンラクに敗れたものの、兼ねてから足枷であったリベリオス派を切り離し、新たに「黒剣」として再出発する。
来たるべきリュカオーンとの戦いには、サンラクを呂布ユニット的な扱いで共闘できないかと目論んでいるとか。
人物像
リアルの本名は斎賀 百(サイガ モモ)。年齢は24歳で、ブラジャーを破壊したことがあるという驚異のJカップの持ち主。
容姿端麗・文武両道の完璧超人で、現在は出版会社に勤めているが、余程の業績を上げたのか弱冠24歳にしてそこそこの役職に付いている。アーサー・ペンシルゴンことトップモデルの天音永遠は学生時代からの友人だが、今でも仕事でかかわりがある。
一方、斎賀家女性陣の宿命で恋愛運を全没収されており、仕事の完璧ぶりも高嶺の花扱いされる一因となっている。
シャンフロを始めて直ぐにその世界にのめり込み、1年以上経った今もリアルをギリギリまで削る程にやり込んでいるが、今のところ奇跡的に有能な社会人とゲーム廃人の両立に成功している。
恋愛面以外仕事もゲームも有能な完璧超人だが、代償と言わんばかりにゲームと仕事にリソースを全て注ぎ込んでいる関係上、私生活がとんでもなくだらしがない上に女子力は皆無。
主食はカップヌードルになっているあたり食生活も乱れており、ゴミ箱には山積みにされたカップ麺の容器が詰め込まれているという。
そんな食生活のせいでカップ麺には一家言あり、現在では昨日のインスタントラーメンが如何に店のラーメンに匹敵しているか、そしてカップ麺だからこそできる奇策邪道ともいえるフレーバーの素晴らしさを熱く語れる重度のカップラーメンオタクと化した。
休日は在宅ワークしつつ、新作のカップ麺レビューをしているらしい。
おまけに読者アンケートを経て「通販で衝動買いした謎Tシャツの上に二日くらい洗ってないジャージを着てる(帰ってから下着そのまま)」というとんでもない私生活ファッションが定められてしまった。
こんな状況なので、斎賀三姉妹の中で一番恋愛や結婚とは縁遠い。そもそも彼女自身、顔よりまず胸を見る男が嫌いである。
とはいえ、妹の玲が気になる相手ができた事には内心応援している(ただし、当初その相手が自分が今まさに興味を示しているツチノコ本人だとは気付いていなかった。気付いた後は妹を射止めた男がどういう人物か見極めようとしていた)。
そんな生活をしながらも抜群の美貌とプロポーションを維持しており、永遠や京極からは裏で嫉妬されている模様。
後にシャンフロの渋谷ジャックで描かれたカラーイラストの中でリアルの姿が書き下ろされている。
セミロングの茶髪に紫色の鋭い目が特徴的な美貌、振り向き姿でも分かる完熟メロン、そしてそれらを見事に帳消しにする「ダサいジャージにかかと側にストッパーのあるサンダル」という「残念な美人」と呼ぶにふさわしい出で立ちが明かされた。
そんな彼女だが、姉である斎賀仙には頭が上がらない。
てか、今の自堕落な生活がバレたら説教コース確定で、3年間は実家の敷地を踏めなくなる。
斎賀仙「そうですか、少し百と話す必要がありそうですね」
プレイスタイル
二つ名は「勇者剣聖」。
シャンフロのみに注力している一作品やり込み型のプレイヤー。
プレイスタイルは妹と同様の、スキル・魔法・立ち回りの効果を加算ではなく乗算できる優等生タイプ。
また、現実で修めた剣道、及び龍宮院流の剣術の技術も併せて活用する。
ちなみに、アバターのバストサイズは現実よりかなり小さくしている(ペンシルゴン曰く「相変わらずマイナス詐称激しいね」)。遠心力に振り回されないってすばらしい、と本人は思っているが、バストサイズに対するセクハラには耐性がなく、京極との対決ではそれを指摘されて動揺していた。
そして最大の特徴は凄まじいまでのシャンフロに対するモチベーション。
「リュカオーン討伐」という目標を定めてから1年もの時間が経って尚、陰りを見せない攻略への熱意こそが彼女のプレイヤースキルとアバターを支えている。
正確には、自分の戦闘スタイルではリュカオーンと相性悪いのでは、と思い悩んだ事があったが、サンラクが影リュカオーンを討伐した事を聞き、偏ったステータスでもリュカオーンに勝てる可能性を見出してモチベーションが回復した。
職業は剣聖でサブ職業は勇者。
メイン武器は勇者武器の1つである「聖剣エクスカリバー」。ペンシルゴンが所有する聖槍カレドヴルッフと同類。
上記の二つ名の由来である。
凶悪なモンスターが闊歩する迷宮をソロで攻略し、隠しエリアに到達することで入手できる。
ビルドは「後衛能力も備えた上に中距離も強い前衛」と評されるオールレンジアタッカー。
35本もの剣を使い分けて戦う。
初心者の頃にリュカオーン討伐を最終目標として黒狼を立ち上げ、1年間ひたすら鍛え上げられたその実力は、全プレイヤーの中でも総合力において最強の一角と評され、戦闘スタイルがド派手な上に映えるので大勢のフォロワーがいるとの事。
ちなみに、職業が剣聖であることから、先に登場したケット・シーのアラミースが使った『従剣劇「独奏」・至高の一閃』も使える。
神秘は「女帝(エンプレス)」、仲間へのバフや仲間からのバフの効果が倍増する代わりに一定時間バフを与えない、貰わない(自己バフはノーカン)とステータスが激減する。完全なマルチプレイ特化。
実際にプレイヤーとしてかなり強く、オイカッツォやペンシルゴン、京極相手に3タテするレベル(特に、戦術機を使ったとはいえ、オイカッツォはリベリオスを含めたリベリオス派3人を3タテしている)。
何でここまで強いのにリュカオーンに勝てないのかは、クランメンバーが多すぎてログイン乱数でリュカオーン討伐に適した人材が確保しにくい&職種が偏る・夜にログインするプレイヤーの殆どが午後十時軍に流れる(+雲一つ無い夜という最高のコンディションを引き当てなければならない)というサンラクですら「心が折れそうな乱数ジャックポット」と称する現状のせいである。
特に後者は副リーダーのリベリオスとその派閥が闊歩する黒狼より、同じ社会人の集まりである午後十時軍の方が居心地いいからという理由もある。
つまり、足枷がなかったら(サンラクから得た情報を元に)早々に影リュカオーンを討伐できていた訳である。
そのような強さであるため、墓守のウェザエモンや深淵のクターニッドに続く、長編の大ボスとして君臨することになった(リベリオス派を切り離すための茶番とはいえ、手加減するととリベリオスが気付いてしまうため、本気で戦わねばならないこともあるが)。
余談
アニメにおいて一部の原作・コミック未読の視聴者からマイナス詐称の「詐称」の部分だけを注目されて盛っていると誤解されているが、すぐさま原作ファンから「逆だ。減らしてんだよ」と訂正されるのがお約束になっている。
なお、マイナス詐称したサイガ-100のバストサイズは作者曰く「AとBの中間」。
当初の原作では黒狼クランを含めて読者からヘイトを集めていたキャラ(原因として、リュカオーンの情報がサンラクより少ない、情報提供の報酬が黒狼にとっては財布が傷まない湿気たもので明らかに主人公を舐めている(一応、ガチレズことジョゼットを説得するのに助力するつもりだった。クターニッド編前の時期では確実にサンラクはジョゼットに門前払いされていただろう)、クターニッド編での玲に対する強引な態度などなど)。
しかし、黒狼と直接対決することになる「竜災未だ止まず、狼は吠える」にて、副リーダーのリベリオスの登場によりヘイトがそちらに流れた。
ヒロインIFルートに彼女のルートがあるが、内容は生活力皆無な社会人を介護するというもの。……これ、どこのぼく勉?
関連タグ
シャングリラ・フロンティア シャングリラ・フロンティアの登場人物
桐須真冬…職場では真面目だが私生活がだらしなさすぎる残念な美人つながり。というか、百ルートがまんまこれ。
グラハム・エーカー…サイガ-100のリュカオーンへの執着について、原作者が例えに出したキャラ。なお読者の1人から「パイロットがグラハムのダブルオークアンタ」と例えられている。言い得て妙。