「もうここはお行儀よく戦うコロシアムじゃない、さぁどうするヒーロー?」
「今の俺は、誰にも負ける気がしない(キリッ)」
Q3.某深淵で一番やばかったネタは?
「メダカのメスにされてブラックバスに襲われる怪文書を見たときですね……おいそこ笑うなっ!!」
プロフィール
本名 | 魚臣慧(ウオミ ケイ) |
---|---|
年齢 | 19歳 |
誕生日 | 8月29日(おとめ座) |
プレイヤーネーム |
|
英語表記 | Oicazzo→OiKatzo(諸事情で変更) |
特技 | 徹夜 |
好きなもの | ゲーム、勝利 |
嫌いなもの | 敗北 |
得意ジャンル | 格ゲー |
苦手ジャンル | ロボゲー(後述) |
プレイスタイル | 徹底的な理詰め |
ポケモンに例えると | ミミロップ(オス) |
CV | 小市眞琴 |
概要
小説家になろうに連載されているweb小説、『シャングリラ・フロンティア』の登場人物。
作中で主人公のサンラクが所属しているクラン『旅狼(ヴォルフガング)』に所属するクランメンバーの一人。
アニメ版ではPVやOPで顔見せしていたものの、シャンフロ内での本格登場は第11話からとなった。
人物
マルチプロゲーミングチーム「電脳大隊(サイバーバタリオン)」に所属し、世界で活躍する格ゲー日本最強のプロゲーマー。有名なのはもちろん、中性的なルックスもあって、色々(意味深)な層に人気がある。
『シャングリラ・フロンティア』では女性アバターを使っているがれっきとした男性。ちなみに女性アバターを使うことに関しては、格ゲーやっている関係上女性キャラを使うことはよくあるので抵抗力がないという理由から。
姉が二人に妹が一人と言う女系家族で育ったことに加えて、余りにも女性的な容姿を持つことから、姉や妹から、魚臣家の名誉三女として扱われている。
そのせいなのか、彼に関するカップリング論争ではどんな組み合わせでも総受け扱いされるようだ。果てには上記にあるように別の生物に変異させての受けや、きのこたけのこ戦争に組み込んだ3Pなど、組み合わせは無限大。ただし、魚臣×魚臣の同一CPはどちらかを攻めにしないと行けないためにかつて大炎上した禁則事項らしい。慧が攻めになるのは解釈違いとして受け取られ、この深淵掲示板に荒らしが潜り込もうものなら、「お前も掛け算に組み込んでやろうか」と返り討ちに遭うのがオチ。深夜での掲示板の様子は、ディープスローターのせいで下ネタに強いサンラクがキツいと感じるレベルの魔境と化している(ちなみに、サンラクが深淵掲示板を覗いている理由は、カッツォへの煽りネタを仕入れるため。実際魔境ネタでカッツォを何度か閉口させている)。
公式での名前は「Kei」か「K」、プライベートでは「魚+臣+慧(圣)」で「鰹」になることから、鰹にちなんだ語句を「カッツォ」と捩ったHNを使用している。(例:追い鰹→オイカッツォ、戻りガツオ→モドルカッツォ(便秘)、鰹のタタキ→カッツォタタキ(円卓)、鰹節→カッツォ武士(幕末)他などなど)
なお、カッツォはイタリア語(cazzo)で「畜生め!」または「ち◯こ」を意味するのだが、本人は知らない模様。
逆に意味を知ってる様子のアージェンアウルからは本名をもじった「ケッツォ」と呼ばれ(それでも結局下ネタに聞こえてしまうが)、下ネタに敏感なディープスローターからは「堂々と下ネタを名乗るスゴい人」と認識されている。
なお、オイカッツォの基本綴りは「Oicazzo」だが、アニメ版ではこの綴りはマズいと判断されたのか、「OiKatzo」と表記が改められている。
ちなみに教養に関しては、ゲームに専念するために必要最低限の成績しか取っていない。つまり、サンラクより勉強できない。強いて言えば、物理だけは少しだけ真面目に取り組んだ。
その教養の低さが、カッツォが下ネタになり得ることに気付かない一因になっていると思われる。
そのためか、アニメ第27話のシャンフロ劇場ミニでは、アクアパッツァの語源を知らなかった(カッツォの最後の台詞的に出題者はサンラク。彼の父親は釣りバカなので、その英才教育故に魚料理に詳しい)。
また、ペンシルゴン、サンラクと共にウェザエモンを撃破し、初のユニークモンスター討伐を果たした偉大なプレイヤーの1人でもあるのだが......
- 初心者ながら夜襲のリュカオーンから呪いを二箇所刻まれ、詳細不明のモンスターを連れていたことで有名となったサンラク
- 悪名高きPK集団「阿修羅会」のNo.2であるペンシルゴン
といった2人の持つインパクトが強すぎることに加え、カッツォというプレイヤー名はプライベート用でその素性が魚臣慧ということはほぼ知られていないことに加え、いくらプレイヤースキルが高くとも一般プレイヤーと大差ないプレイングのためシャンフロ内での知名度は他の2人と比べて低いどころか旅狼の中でもぶっちぎりで低い。一応、手広く攻略しているためかペンシルゴンとは別ベクトルで人脈はかなり広くユニーク以外の情報は手堅く手広く網羅している。
ユニークに巡り会えない故か外道二人と比べるとシャンフロを「ゲーム」として見ているケが強い。
「カッツォ」のHNもプライベートでゲームする時に使うだけ(というより、カッツォ自身は知らなくても、上記の事情から全世界で配信される番組で堂々と「カッツォ」と名乗れない。サンラク達も配信中はカッツォと呼ばないようにしている)であり、一般人からすれば「日本一のプロゲーマーがネカマ化して遊んでいる」「日本一のプロゲーマーがユニーク自発できないマンになっている」とは想像しにくいため、魚臣慧であることは案外バレにくいものである(ペンシルゴンが天音永遠本人だと気付かれにくいのと同じ)。
ただし、旅狼内では外道2人によってチャット内にて盛大にバラされた。
プレイスタイル
アドリブマンに見えて徹底的な理詰めタイプであり、データを集めるほど強くなる。
公式戦の総合戦績の勝率は八割を切ったことがないが、アドリブでリズムをズラしまくる上にロマン思考で固定されているサンラク相手だと七割以上が安定しない。
クソゲープレイヤーとしては「難易度が鬼畜調整されたクソゲー」を好み、時々サンラクから該当するゲームを紹介してもらっている。
一方で操作と行動の間にワンクッション挟まるロボゲーは苦手。
サンラクからは、それを承知の上でロボゲーを無理やりやらされ、ボコボコにされた経験がある。
また、理詰めで実力を上げていくスタイルは「ある程度安全マージンを取った上で実力を上げていく」という事であり、そのスタイルが災いしてか、単独でのユニークシナリオ遭遇が皆無で、そのことをサンラクからは「ユニーク自発できないマン」とからかわれている。そして度々ユニーク由来のキャラやイベントを見聞きする度に、嫉妬に狂うのがお約束となった。
基本的に格ゲーを得意としている関係上、対人戦は得意としているものの、PvPを前提としつつも余りにも人間性を捨てすぎたゲームである『辻斬・狂想曲:オンライン』は苦手としているようで、「まさか、世紀末円卓よりも『こんにちは、死ね!』がデフォルトの世界があるとは思わなかった」としみじみ述懐している。
外道三人衆の中ではいじられ役になりやすい方で、気を抜くとすぐさま標的が急変する彼らの会話でよくタゲられる。
例:
- 自分達に黙って裏で何かやってるサンラクを、ペンシルゴンと共に問い詰める
- サンラクは重要情報を白状し、そのために底が見えない穴の中に行かなければならないと告げる
- サンラク「とりあえずバンジージャンプしてくれオイカッツォ」
- ペンシルゴン「よし、じゃあ飛び降りようかカッツォ君」
シャンフロのオイカッツォ
メイン職業は修行僧。拳気というバフ魔法で自分を強化する格闘家。HPとVIT多めに振った軽戦士ビルドで、多少のダメージを考慮した「やられる前にやれ」な格ゲーマーな彼らしいステータスになっている。
なお、シャンフロにおける修行僧は、戦士職の面が強い一般的なイメージに反し、拳で戦う魔法職という扱いである。
修行僧がメインなので武器を使ったスキルを覚えないが、サブ職業の考古学者でムチが使える。ただし武器というよりかは相手を捕らえたり、高い場所から降りるためのロープ代わりにするなどのアイテム的な扱い方が多い。
鍵開けなどのトレジャーハンタースキルも扱う(ただしほとんど振っていないので成功率が低く、数をこなして強引に突破している)。
サブ職業は考古学者の他にも手広く齧っており、NPCに皮肉すら言われる程に色々試している模様。
スキル
- レペルカウンター
パリィ等で攻撃を受け流した直後にカウンターを打ち込む。「ジャストパリィ」から進化。
サンラクも使用している。
- インファイト
超至近距離での格闘ダメージに補正をかける強化スキル。
近接戦闘を得意とするカッツォとは相性抜群。
こちらもサンラクも使用している。
- デュアルインパクト
左手で刻んだ十字の刻印に右手でストレートを打ち込む。
- 縄傀儡【蛇】
サブ職業「考古学者」の固有スキル。
縄を操り、対象を拘束する。
魔法
- 拳気『赤衝(せきしょう)』
「修行僧」の職業に就くと取得可能な魔法。拳が赤く光り、筋力と耐久力に補正が入る。
- 混合拳気【火緋彩(ヒヒイロ)】
赤と黒の拳気を混ぜることで筋力を強化する緋色のオーラを拳に纏わせる。
- 三色混合拳気【過重黒衝(かじゅうこくしょう)】
赤、青、黄の三色の拳気を混ぜ、自身を強化する黒色のオーラを拳に纏わせる。強力だが、反動でスタミナ切れにより動きづらくなる。
人間関係
- サンラク(陽務楽郎)
『ベルセルク・オンライン・パッション』(通称『便秘』)で知り合った外道三人衆の一角。
『便秘』は動画サイトに投稿された動画で興味を持って「ダウンロード版」を購入したが、バグがよりひどい「パッケージ版」でバグ技を駆使していたサンラクに合計15連敗を喫したことから、サンラクにお礼参りするためのめり込んでいった。結果として20連勝して雪辱は果たしたのだが、プロゲーマーがアマチュアに惨敗したことにキレてうっかり自身の素性をばらしてしまい、以来サンラクとはクソゲー仲間として長い付き合いとなっていく。
『シャングリラ・フロンティア』も、サンラクがハマっている姿に触発された事と、後日発売される『GH:C』がシャンフロエンジンを搭載されている事から、打倒シルヴィア対策でその仕様に慣れるために始めた。目的が達成された後でも、その後も他外道2人がシャンフロを楽しむであろうと考え、意地になって引き続きプレイし続けている。
ちなみに、カッツォは以前にサンラクのプレイスキルを買ってプロゲーマーの道へスカウトした事があるが、大学進学を理由に断られている。事情を聴いてサンラクの意思を尊重するが、サンラクを自分達のチームにスカウトすること自体はまだ諦めていない。
- アーサー・ペンシルゴン(天音永遠)
『ユナイト・ラウンズ』で出会った外道三人衆の一角。
そちらでラスボスを超える女帝として君臨していた彼女に対し、サンラクと共に暗殺を決行。最終的に自爆されて相打ちに持ち込まれたが、この時の縁でゲーム友達となった。
神ゲーとして名高い『シャングリラ・フロンティア』では、サンラクとペンシルゴンの三人で一緒にクラン『旅狼(ヴォルフガング)』を設立する。
世界最強の格ゲーマーにして、最大のライバル。
カッツォが所属するプロゲーマーチームの格ゲー部門「爆薬分隊(ニトロスクワッド)」のメンバー。
ちなみに、夏目恵とシルヴィアから好意を寄せられているのだが、本人は気づいていない。
シャンフロではユニークを自発できない彼であるが、現実世界におけるこの境遇そのものがユニークである。
余談
シャンフロの世界ではアバターの性別は弄れても声はリアルから変えられないが、カッツォの声を担当することになった小市眞琴氏は、アイマスの結城晴を担当していることで知られる女性声優である(るろうに剣心(2023年度アニメ)の明神弥彦等少年キャラもこなしているが)。
作中では性別が反転し、容姿が変化するクターニッドの青の聖杯の光を受けても、全く変化が無かった(強いて言うなら生えた)と言う記述がある事から、これは原作準拠ともいえる。カッツォ、お前……
ちなみにオイカッツォのアバターデザインは、女性的な見た目になっただけで顔は慧のままというものであり、その事をカッツォ自身は気付いていない。
なお、漫画版はともかく、アニメ版でのオイカッツォのアバターは女性的な動きが多い。本人は無意識なのだろうが、これは総受け扱いされても仕方ないだろう。
ちなみにシャンフロでのプレイヤー名の由来は
といった経緯から。
サブ職業『考古学者』で鞭やロープを使うことについては、世界的に大有名な考古学者が鞭の使い手である事から、多くの読者・視聴者にあっさりと受け入れられている。
なお、プライベートアカウントのPNをカツオ関連縛りをすることは上述通りだが、慧自身の教養レベルもあってか最近はネタ切れ気味だそうで、コミック13巻のおまけ小説で外道三人衆と「ヤミナベ・メーカー」を遊んだ際のPNは「キザミショウガノセカッツォ」であり、サンラクに「語彙尽きかけてるの見え見え」とツッコまれていた。
サンラクが「顔隠し」としてアメリアと勝負する事が決定した際のGH:Cでのプライベート用のアカウント名は「カッツォクラウン」で、こちらもサンラクに「クラゲじゃねえか」とツッコまれている(案の定、対戦時に「クラゲ野郎」と煽られた)。
上述の通り、理詰めのせいで単独でユニークを自発できない事をネタにされているが、後々に単独ユニーク自発目前で「後でいいや」とスルーしてしまったことがある。そういうとこだぞカッツォ!!
トドメとして、同じく正攻法でシャンフロをプレイしているメインヒロインちゃんでさえユニークを自発できている。
関連タグ
サンラク アーサー・ペンシルゴン シルヴィア・ゴールドバーグ
ネカマ:シャンフロでのカッツォは、言うなればこれに当たる。
ミミロップ(♂)、ザングース:シャンフロ主要登場人物でポケモンに例えた場合の作者からの解答。やはり総受け。
ナットレイ、ミミッキュ、カバルドン、エルフーン、ニンフィア、トゲキッス:シャンフロの登場人物がポケモンをプレイした場合のカッツォの手持ち。ガチ勢なのだが選出が……。
夜桜さんちの大作戦:3月3日のシャンフロ劇場ミニのオチは、テレビ放送版においては『夜桜さんちの大作戦』の新番組予告が流れたため、オイカッツォがシャンフロではなく新番組の方へログインしてしまうように見えるという妙な繋がり方になってしまった。