ルスト(シャンフロ)
るすと
「そうですね、とりあえず操作性に関しては大幅に優しくなっていると感じました。前作は五感五体の全てを動かすことを前提とした設定だったのでどうしても操作難易度が高かったのですが今作では思考反映も含めて大幅に操作の簡易化ができています。それを踏まえた上で前作の操作スタイルを任意で選択できるので前作経験者であっても取っつきやすいですね。ユーザーインターフェースの観点から見ても新規と経験者の双方に配慮している素晴らしい判断だと思います。特に2からの操作法と1からの操作法にそこまでの差が生じていない、というのが高得点ですね。戦闘に関してですがデモプレイ用に調整されているのか少々体力が低いように感じました。たしか装甲全外しのフレーム状態での被ダメージ補正が2倍だったはずでランチャーの火力と軽量級フレームのダメージからしても1の頃よりも脆いなとは思いました。とはいえ単純な速度に関しては操作性の向上もあってか制御が難しい傾向もあり戦闘がスローテンポになっていたのもあったのであの軽量級の動きは目を見張るものがあり…………」
本名 | 佐備 夏蓮(さび かれん) |
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プレイヤーネーム | ルスト(Nephilim Hollow、シャングリラ・フロンティア) |
所属クラン | 旅狼 |
年齢 | 16歳 |
身長 | 148cm |
体重 | 40kg |
誕生日 | 10月1日 |
星座 | 天秤座 |
通称 | 緋翼の不死鳥、『ネフィリム・ホロウ』のことになると早口になる人 |
好きなもの | 『Nephilim Hollow』、ギリギリの戦い |
嫌いなもの | 未完、投げっぱなしの展開 |
趣味 | 『Nephilim Hollow』、ストレッチ |
特技 | 早起き、開脚前屈 |
好きなタイプ | いちいち指示しなくても動ける人 |
嫌いなタイプ | いちいち指示しないと動けない人 |
夢 | 『Nephilim Hollow』が今世紀最大の覇権ゲーとなること |
好きなゲーム | 『Nephilim Hollow』 |
嫌いなゲーム | 『ギガンティック・ファントム』(『Nephilim Hollow』のパクリゲー) |
座右の銘 | 好きこそものの上手なれ |
CV | 高橋李依 |
『ネフィリム・ホロウ』において絶対王者と名高いトッププレイヤー。相棒のモルドとは、リアルで家と部屋の窓が隣同士な幼馴染み。
サンラクとの対決を切っ掛けに一度は引退していた『シャングリラ・フロンティア』に復帰し、「旅狼」へと加わる。
人物
外見は背が低い女子高生。
基本的にはクール、を通り越して無愛想なキャラクターであり、無口で寡黙な態度を崩さず、感情表現を余り表には出さないが、割と好戦的で短気。彼女の喋り出しには「……○○」の様に三点リーダーが使われる。
他人に対する興味が薄く、ゲーマーではあるが、キャラクターの好感度を稼ぐタイプのゲームは苦手としており、ゲームのNPC相手の会話はかなりいい加減。
口下手で自分の興味の無い事には関心を持たない一方で、興味を持った事にはとことん突き詰めるタイプの天才肌だが、この手のタイプにありがちな、好きなものや興味のある事には強引な手段を使ってでも割り込む典型的なオタク気質でもある。
とにかくロボットやメカが大好きで、ロボットが絡むと無愛想で無口ないつもの調子を投げ売り、途端に饒舌かつ積極的になる。
基本的にはロボであれば、どんなものでも好きなようで、搭乗式のタイプのロボットから、AI搭載型のパワードスーツ、アンドロイドまで、どんなロボットでも飛びつく。
作中では、ちょっとやって投げていたシャングリラ・フロンティアにパワードスーツがある事をサンラクに聞いて即復帰、ダンジョンの一つであるリヴァイアサンでロボットが購入できると知った時には、いつものキャラを投げ捨ててヒャーヒャーと叫びまわっていたことから、サンラクから、ロボスキーヒャーヒャーゼミと呼ばれた。
なお、勉強はできない方であり、カンニング用のカンペを作ろうとしてモルドに没収されている。
料理も下手で、自分で味見しても普通に美味しいと感じてしまう味覚をしている。
ちなみに、作者がもしもヒロインちゃん以外がヒロインだったらとの話題でルストが上った際、(サンラクと仲良くなる事=モルドと疎遠になる事を)NTRモノと評し、ルストがヒロインなら主人公はサンラクではなくモルドになってたのではと言われるくらいの仲。
2人一緒にいることが当然であり、「あれとって」「はい」が普通にできるほどの老年夫婦の如き関係である。
実はゲームのアバターはリアルの顔を配色を変えただけでそのまま使用している。なお、何がとは言わないが薄い。
アバターは赤髪で顔に傷がある長身女性。赤いパイロットスーツを着用している。
彼女が最もやり込んでいるロボットゲーム。サンラク曰く、「見る分には楽しいが、実際にやるには難しすぎる」タイプのゲームであり、ガチで人型ロボットを操縦する適性がないとプレイ出来ないという特性故に過疎傾向があるものの、熱心なプレイヤーが居着いており、そこで不動の一位ランカーとして君臨している。
機体の赤色カラーが実質ルスト専用カラーと化しているくらい。
世間的にはクソゲーと判定する声もあるが、批評されているのは操作性がゲキムズなことだけであり、ストーリーやパワーバランスはしっかりしているため、サンラクに良ゲーの判定を受けている。
(現実で例えるなら、難易度高めのフロムゲーがクソゲーではなく良ゲーとして判定されている感覚に近い。)
ルストはリアルで開脚前屈ができるくらい体が柔らかい事もあり、ネフホロの操作システムに順応している。
機体名は「緋翼連理(比翼連理)」や「二律灰反(二律背反)」など四字熟語+色で付けており、パーツやカラーもそれらしい構成で組んでいる。
また「負けるまで同じ機体構成を使う」という縛りを課しているため、あまりに「勝ちが混む」と「そろそろ着替えたい」と溢し始める。
後に、続編(シャンフロエンジン採用)が発売されると知った時には、泣きながらテレビにかじりつき、暫くの間ずっと笑顔で生活していたほど。なお一位を定位置とするほどの腕前から2のデモプレイ(PV撮影)で彼女が採用され、そのテンションは天元突破していた。
ちなみに冒頭の長台詞は『ネフィリム・ホロウ2』の先行プレイ配信後に笹原エイトのインタビューでリアル「あいつネフホロの話になると早口になるよな」をやらかした時のもの。同時に会場にいたサンラクやペンシルゴン、サイガ-0、そしてその後配信を見るであろうオイカッツォにも(モルド共々)リアル顔バレする羽目になった(顔バレ前から、真っ赤な機体を使っていたことと機体の動きからサンラクとペンシルゴンに薄々気付かれてはいた)。
なお、ネフホロで散々戦っていたからかサンラクの動きのクセを知っており、GGCで『顔隠し』として参戦した彼のカースドプリズンの動きを見て、サンラクではないかと推察していた。
同時に顔バレする速さからペンシルゴンが天音永遠本人だと気付き、天音永遠のネームパワーでネフホロ2を宣伝してと迫り、ペンシルゴンを怯ませた。
メイン職業は魔弓使いで、サブ職業は騎士。
弓を武器に選んだ理由は「ネフホロ」と似たような感覚で遊ぶため。
ルスト曰く「これ実質ビームってことにしよう」
アバターは銀髪で褐色肌の小柄な少女を使用している。ただ、コミック版で秋津茜に撫でられそうになって「ネフホロみたいにかっこよくキャラメイクすればよかった」と後悔している。
性転換するとギャルゲーに出てきそうな長身のイケメンと化す。
戦闘ではモルドに支援してもらい、ルストが攻撃するというコンビネーションを繰り出す。
ただし、モルドの支援あっての強さではなく、2人共ソロでも相当な実力者であり、それが2人揃っているからこそめちゃくちゃに強い事である(ネフホロでもそんな感じである)。
何気に、墓守のウェザエモンの報酬である戦術機すべてに適性があるため、後に戦術機すべてをリアクターも含めて借りパクした。特に朱雀がお気に入り。
流石にオイカッツォに返却を迫られたが、製作費込みで廉価版を製作して渡す事で妥協してもらった。
ちなみにシャンフロ時のルストのテンションは、ネフホロの時と比べると低めであり、実際喜怒哀楽が激しいネフホロ時に比べるとシャンフロでのルストは仏頂面な場面が多い。
主な装備
- 錫響の魔弓(ティン・ダ・ロアロ)
コミック版でのルストのメインウェポン。
魔法弓というMP消費型の魔法攻撃を放つ弓。
弦の張られていない弓だが、強く握ると魔法的な弦と矢が現れ、射ることができる。
重力の影響を受ける通常の矢とは違い、直進軌道で飛ばせる特徴もある。実質ビーム発言もそのためである。
- 聖幽柳の弓(ラール・ウィロー)
Web版におけるルストのメインウェポン。
こちらも魔法弓。
- 剛弓(正式名称不明)
剛弓という、高威力を誇る大型な弓。
コミック版では下弦にバイポッドの様な装飾が付いたデザインとなっており、射る際は地面に固定する必要がある。
- 颯駆け
ルストが着用している防具一式。ヘソ出しホットパンツのラフなデザイン。
以前、『ネフィリム・ホロウ』で急激にランキングを上げたサンラクが操る「キングフィッシャー」と戦う。結果は引き分けであったものの、ナンバー2の「スーパー玉男(ボールマン)」すら歯が立たない現状故、自身に並ぶ好敵手の登場に心躍らせていたのだが、サンラクはそれきりで同ゲームを引退してしまい、関係は切れていた。
また、『シャングリラ・フロンティア』もモルドと共にプレイしていたが、ロボットやメカを使える気配こそあるものの、いつまでプレイしてもそれらのアイテムを使えるきっかけがつかめず、旧大陸最後の街「フィフティシア」にて、ユニークモンスター『深淵のクターニッド』に繋がりそうなユニークシナリオを発生させるも、クリアすることなく同ゲームを引退していた。
その後は、ずっと『ネフィリム・ホロウ』を中心にプレイしたところ、せっかく手に入れたパワードスーツを自分だけが使えない事に対する憂さ晴らし目的でカムバックしたサンラクと遭遇。早速対戦するも、サンラクがブランクで勘が鈍っている事からあっさり勝利してしまい、納得がいかず騒ぐ彼女をモルドが宥めた後、翌日再戦する約束を取り付ける。そして、サンラクの用意した対ルスト&モルド特化の新機体「フィドラークラブ」と激闘を繰り広げた末に敗れる。
その直後にサンラクの漏らした嘆きから「シャンフロにパワードスーツがある上にサンラクが現物を持っている」と知って狂喜乱舞し、サンラクに情報を提出する代わりにこれからも定期的ネフィリム・ホロウを続けてほしい(あとパワードスーツを教えろ)という交換条件を出すが、サンラクは「このユニークシナリオをクリアする事で、本命のユニークシナリオEXが開放される」と予想し、まずはそのクリアを目指す事に。
そして、「フィフティシア」にて合流し、成り行きからサイガ-0と秋津茜を加えたパーティでユニークシナリオへ挑むが、事前予想に反して同時進行でユニークシナリオEXが開始されたため、『深淵盟都ルルイアス』を攻略する事となる。
同パーティにてそのままクターニッドをクリアし、そのままなし崩し的に主人公たちの所属するクランである『旅狼(ヴォルフガング)』に所属する(クランに入ると共有装備であるパワードスーツが使えるかも、というサンラクの殺し文句がトドメとなった)。
ネフホロ2の製作が決定してからは、事あるごとにネフホロを押し薦める「ネフホロはいいぞ女」と化している。
作者によると、「最初はクターニッド戦だけの使い捨てのキャラのつもりだったが、愛着がわいたのでそのまま登場し続けることになった」キャラ。
HNの由来はおそらく、苗字から「錆=ルスト(正確な発音はラストが近いが、某鉄の城の技の1つなどから「ルスト」の方が有名)」と思われる。
なお、彼女のネフホロに対する熱意は、現実におけるガチ勢の反応のそれに近い(実際、歓喜しすぎて発狂したり、死んだんじゃないかと思ってしまうくらいしばらく黙って泣き出した人とかもいるので、ルストの表現は大げさとは言えない)。
斉木楠子…同じくクールで感情の表現が多くなく、好きなもの事になると人が変わるキャラクター。
エルネスティ・エチェバルリア…中の人繋がりでなろう作品随一の妖怪ロボ大好き。他者から背丈が小さい事を指摘されていることも共通している。当然、ネタにされている。
相沢智…こちらも中の人繋がりな他、イメージカラーが赤、男勝りで汚い口調、石川界人演じるキャラと絡むなど共通点多数。
シャア・アズナブル…赤いロボットに乗ることに定評のある凄腕パイロット繋がり
ハスラー・ワン、ナインボール…ネフホロの元ネタの1つであるアーマードコアにおける登場人物と、その愛機である赤い機体。作中のレイヴンのランクで堂々の1位であることも共通する。作者コメントでも「ナインボール系女子」と言われている。
ゴルーグ、ボスゴドラ、エアームド、ファイヤー、シュバルゴ、エンペルト:
シャンフロ登場人物がポケモントレーナーだった場合のルストの手持ち。ほぼはがねタイプ構成で、ロボットっぽい見た目のゴルーグや、緋翼連理ポジションと思われるファイヤーがいることもあり、普通に強そう(弱点タイプの対策をしっかりしている辺りが)。
……というより、サイガ-0の方もそうだが、普通に四天王やチャンピオンとして立ちはだかっても違和感ないメンツが凄い。