概要
相沢智の実家の道場に通う男子高生。通称は「ジュン」「クボジュン」。
幼い頃から鍛錬を続けてきた為、運動能力は抜群。
普段は仏頂面だが、女子からの人気は高い。
相沢智の事を男友達として交友しているが、恋心には全く気付いていない始末。
女子に対する免疫は殆ど無く、そんなシチュエーションになる事を敢えて避けている。
過去に群堂みすずと一時付き合っていた事もあったが、現在は犬猿な仲で、呼称も「群堂」と苗字で呼ぶことはあっても、「みすず」と名前で全く呼ぼうともしないなど、「カレカノ」関係とは到底思えないほどに冷え切った関係性である(のちにコミックス4巻の小学生編で、小学生でのファーストコンタクト以降から、時は進んで中学生になってもこんな関係なのが発覚した)。
出会いと始りの幼少期
実は今でこそトモと体力面・運動能力・格闘能力などにおいて対等に渡り合っている淳一郎だが、最初からそうではなかった。トモとの関係も含めて。
事の始まりはコミックス4巻で描かれた10年前(恐らく小1くらいの頃)、東京から今の町の家に引っ越してきた翌日に、淳一郎はトモと出会った…しかも何の断りもなく、塀を乗り越えてトモの方から来てという、図々しさである。
更に一方的に変な東京感を語りつつもコミュニケーションを取ったり、今度は淳一郎がやっていたゲーム(ニンテンドーDSかDSLiteと思しき物)を「俺にもちょっと貸してくれよ~」と強引に借りて(勿論淳一郎は「壊すなよ!」と気が気じゃなかった)トモは「なははは!大丈夫だって!壊したりしねえよ…」と笑い飛ばしていたが…2分後、そのゲーム機本体は縦に真っ二つになってしまっていた。
チビジュン「どうしてそうなる!?」
チビトモ「いや ちょっと強く握ったら…」
チビジュン「バケモノかよお!?」
哀れ淳一郎、哀れゲーム機。
直後に彼は怒りの余り「ふざけんなこの野郎ぉ!!!」とトモの左頬を殴ってしまい、しかも血までで出ていたのですぐに内心で「お 俺は何てことを!」と戦々恐々とした顔で後悔していた。しかしトモはトモで、これでは足りないらしく、淳一郎の大切な物を壊したからと「あと百発は殴ってくれ!!! でないと俺の気が済まねえ!!」とすでに男前どころじゃない事を言いだし、淳一郎は「こいつやべえ!!!」と引かざるを得なかった。
しかし一発だけだった事にトモは「おまえ優しいやつだな!」とすっきりした誉め言葉。互いに名乗り合い、トモは去り際に「困ったことがあったら言え!力になるぜ!」とまた塀を超えて行こうとしていた。
これがファーストコンタクトであり、淳一郎曰く第一印象は「二度と関わりたくないやつだった…」との事である。
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早乙女乱馬∶色恋沙汰に非常に疎く、乙女心に鈍感すぎる格闘バカ&朴念仁。格闘道場の看板娘であるガールフレンドも存在する。