ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

おめえ、可愛くねえんだよ!」

「可愛くねえ色気も無え狂暴不器用寸胴間抜け!」(一息)


「だけど、おめー……笑うと、可愛いよ」

お前みたいな心配な奴を、ひとりぼっちで放っておけるか…」


あかねは、俺の許嫁だ!」


解説編集

らんま1/2』の主人公で、無差別格闘早乙女流二代目。(一応)当代当主(名目上ではあるが師である父より跡目を譲られている)。

元祖無差別格闘流後継者候補(他に候補がいないので実質後継者)。

早乙女流の師匠は早乙女玄馬、元祖無差別格闘流の師匠は八宝斎

許嫁の天道あかねと結婚し、天道流の道場を相続して無差別格闘流を栄えさせるのが使命。あかねとは両想いだが互いに不器用で素直になれない。

呪泉郷の呪いで水を被ると女の子に変身する。お湯を被ると元に戻る。


声優編集

乱馬(♂):山口勝平 / らんま(♀)林原めぐみ

SANYOパチンコ版 乱馬(♂):野島健児 / らんま(♀)沢城みゆき

リメイク実写版 乱馬(♂):賀来賢人 / らんま(♀)夏菜


人物編集

風林館高校1年F組の16歳。


アニメ版では男の状態は「乱馬」、女の状態の時は「らんま」と平仮名で表現される(原作では「乱馬」と「女乱馬」)。


日本人であるが、中国にいた影響で普段からチャイナ服を着ており、半袖・長袖やアニメ版だと他にも数種類着用している。作中に色んなチャイナ服を着ているが、彼が持ってる服で、一番気に入ってるのが、いつも着ているあの赤いチャイナ服らしい。


作中でも度々、容姿が良いと言及されることがあり、父である玄馬には似ておらず母親似である。

また、らんまの状態ではあかねを凌ぐほどの抜群のプロポーションを持っており、物語が進むにつれて胸が大きくなっていることが判明した。

(あかねの服を借りると胸がきつく、ウエストが余る。

八宝菜が無断で拝借したあかねのブラジャーを着けられ苦しいと踠き苦しむ。←あかねは胸が大きくなりブラジャーを新調したばかりだったが、らんまはそれよりも大きくなっていた等々。)


容姿が優れているためよく異性に惚れられるが、何故か揃いも揃って曲者ばかりに好かれる傾向がある。


格闘の腕前は主要人物の中でも群を抜く実力者。師匠である玄馬と八宝斎は素行に難はあれど、格闘家としては最高峰クラスの達人であり、彼らとの戦いに日々明け暮れる乱馬もやはり格闘家としては一流の存在である。おまけにやはり最高クラスの達人であるコロンからも教えを受けるという武闘家としては恵まれすぎた環境で育っている。結果、技をほとんど我流で磨く良牙ムース九能帯刀よりも一歩先の実力を持っていることが多い。


武闘家としての最終目標は世界最強の武闘家になって元祖無差別格闘流を継承する事。しかし、八宝斎がチャランポランタンなのでその辺りの設定はうやむやのまま完結している。玄馬と早雲が辞退した時点で乱馬以外に候補がいない為、継承問題に支障はないのだろう。ちなみに、玄馬は楽太郎(楽京斎)が八宝斎の一番弟子になりかけた時に焦っている為、乱馬を八宝斎の後継者にしたいと考えているようである。


得意なものはスポーツ全般と料理(当初は玄馬に「お前の作るメシはまずい」と言われていたがあかねがメシマズなので自分で料理の腕を上げたようだ)。

手先も器用で体を使うことは何でも卒なくこなす。

アニメでは好物がお好み焼きたこ焼き。他にパフェという甘党の一面もあり、食べに行くときにはらんまに変身してあかねに付き添ってもらい呆れられている。またたこ焼きは当時スーパーで買えない貴重品で、それだけで第111話が作られたぐらい目ざとい。

苦手なものはギャンブル(考えがすぐ顔に出るため)。特に猫は幼いころさせられた無茶な特訓によって最大の弱点となっており、触れられるとパニックに陥るほど大嫌い(怖がるだけで我慢も出来る)。


格闘と名の付くものには負けたことがない、と常々自慢しているが大抵一度負けてから再戦し勝利するというパターンが多い。乱馬が言っているのは「公式戦」での勝敗のようである。

極端な負けず嫌いだがそれは乱馬の強さでもあり、リベンジに挑む際はあらゆる努力と知略を尽くす執念を見せる。あかねも「(乱馬は)勝つまでは絶っっ対に諦めない性格なんだから」と断言した。


勉学に関してはかなりテキトーで、風林館高校に通っているのも形だけと自認している。

高校には私服(黒も似合うのに…)で通っており、校長からは風林館高校で一番の不良と認識されている。他にも「武闘家にとってテストの点など無意味」と大真面目に主張したりしている。


当初は女物の服を着ることに抵抗があったが、物語が進むにつれて躊躇しなくなっていき、プール授業の時は女物の水着を着たり、女装(体操服ブルマも含む)だけでなく色仕掛けなどの「女の武器」を何の躊躇いもなくフル活用するようにまでなっている。下着だけは男物で通すことに拘っていたが、それも勝負に勝つためにあらゆるプライドを捨てたことがある。ただし、女として男に貞操を穢されることにはやはり強い忌避感を持っており、三千院帝にファーストキスを奪われた際には本気で落ち込んでいた。


ナルシストな面があり、鏡の中から出てきた女乱馬に好きになられた回など「確かに俺はこの世で一番かっこいい男さ」「どんなに可愛くて色っぽくてスタイル抜群でも異性としては愛せねえ」と真顔で言い放ち、さらに鏡の中から出てきた乱馬はあかねではなく女乱馬を好きになって相思相愛となった。また紅つばさに女状態時に「ブス」(アニメでは「ちんくしゃ」)と言われたことに腹を立て、自分のかわいらしさをつばさに認めさせようと四苦八苦したことがある。


あかね、小太刀、シャンプー、右京など複数の女性に想いを寄せられているが本人はあかね一筋。初期にシャンプーから「我愛你」と求愛されてドキッとし、彼女の可愛さに気づいたが直後に思うことが「あかねもあのくらい素直だったら」だった。初心で女癖は悪くないのだが、シャンプーの好意に答える気はないのに嫌われた途端、振り向かせようとムキになって「シャンプー勝負だ!!俺を好きだと言わせてやるぜえっ!!!」と燃えている。その姿を目撃したあかねとムースからくされ外道と評された。


……結局あかねしか好きじゃないのだから好きな子イジメせずに素直になれば良いのにと思った方も多いことだろう。


基本的には何事にも正々堂々と正面からぶち当たっていくことを矜持とするが、切羽詰まって冷静さを失うと負けず嫌いが拗れて手段を選ばないこともあり、最早卑劣以外の何モノでもない手段に走ったりすることも……。しかも無自覚だったり、良心の呵責を自分勝手な理由付けで誤魔化すので始末が悪い(この辺りは碌でもない父親の教育もあるのだろうか…)。もっとも、えげつないのはそこに至る思考と発想だけであり、生来持っているお人好しおバカさ加減で、実際の行動は大抵笑って済ませられる程度の下らない悪巧みにしかならない。


普段は快活でお人よしで人当りも悪くなく友人関係も良好なのだが、如何せん口が悪い上に、喧嘩っ早く、その上父親ほどではないがいい加減で無責任な一面があるので、余計な敵を増やしやすいタイプである。

作中の物語の発端は彼のこういった性格が原因で始まることもかなり多い。例えば、過去に博打王キングを相手に天道家の道場を担保にして賭けを行った、同じく過去に右京の作った秘伝のソースを零してしまった上に正直に話さずデタラメに材料をぶち込んで誤魔化した等が挙げられる。


ちなみに自身のこうしたマイナス面(特に恋愛方面のくされ外道ぶりや喧嘩っ早さに無鉄砲&無責任)に関してはほぼ無自覚あるいは全力で目を反らして看過している部分があり、ライバル兼友人が似たような思考をした時には思いっきり見咎めている。


ふっ、面白え。女心を弄ぶくされ外道。天に代わって俺が成敗してやるぜ

と、なると……(バシャッ!!)の出番よっ! おほほほほっ!


……ある意味間違ってはいないが、にしても友人乱馬には言われたくはなかったであろう。


ちなみに、本命であるあかねに対しては素直になれずに悪口を言うことが多く、さながら小学生の好きな子イジメである。途中からあかねが少しずつ素直になっていったことから余計にそう見えると言う声も……


しかし、突然攻撃されたら迷わずにあかねを守ったり、あかねが泣いた時に告白まがいの言葉を言っていたり、あかねの可愛い姿にくらくらしたり、色気がないと馬鹿にしているあかねの裸を見たいと思ったりと、読者や周囲の人からすればあかねへの好意はバレバレである。


そして最終章にてあかねが自分を助ける為に命を落とした(と思われた)際は、あかねの死に呆然とするあまり敵の攻撃をかわすことなく喰らいそうになる、良牙の気合を入れる為のパンチに対しても無反応、あかねの服を(あかねが小さくなったことから)取り上げた呪泉郷のガイドから取り返そうと飛びかかってもあっさり避けられ、そのまま崩れるなど、生きる気力すら無くしかねない状況に陥っていた。


なお、最終的に、あかねに無意識で好きと言った意外では直接好意を伝えられてないが、あくまでも“まだ”言葉に出せないだけなので、延長戦の中で仲良く喧嘩しつつも今より素直になれていることを願うばかりである。




能力編集

左が男乱馬、右が女乱馬

パワー★★★★☆★★★☆☆
スピード★★★★★★★★★★
テクニック★★★★★★★★★★
頭脳★★★★☆★★★★☆
ハート★★★★★★★★★★
スタミナ★★★★☆★★★☆☆

能力設定(5段階評価)はワイド版1巻で登場。

パワー、スタミナ、頭脳にややかげりがある以外は全てが最大値。これは現在紹介されている11人の中では八宝斎に次ぐ最強クラス。

女乱馬は戦闘力自体は男乱馬の劣化であるが、スピードやテクニックは下がらず、女の武器も持ち合わせ、総合的には男乱馬とある程度相互互換の強さ。

状況に応じてファイトスタイルを変えることもあるが、基本的には素早さと手数を活かした機動力重視のスピードファイトが多い。


ライバルである良牙やムースがなんらかの理由で一時的にパワーなどで上回ることもあったため、追いつかれたり追いついたりする絶妙なパワーバランスであった。


編集

※沢山あるので、主な物のみを記入する。


火中天津甘栗拳編集

女傑族に伝わる幻の神拳。一瞬の内に片手で数100発ものパンチを繰り出す。

コロンにお湯をかぶることができなくなる「総身猫舌のツボ」を押されてしまい、治すための丸薬を奪取するために会得した…のだが、普通、女傑族はこの拳法を文字通り「火中の栗」を拾う修行をすることにより会得するが、乱馬の場合、「水槽にたむろするピラニア」を捕まえるという特殊な特訓により会得することに成功している。乱馬はこの技の手さばきを攻撃に限らず様々な場面で応用している。

ちなみに空想科学読本の検証によるとあのケンシロウ北斗百裂拳より素早い拳で、「高校生に負けるなんて…」と、著者自身を絶句させた!!聖闘士との対戦検証がないのが残念。


飛龍昇天破編集

女傑族秘拳中の秘拳。通称「温度差の魔拳」。

相手が発散する通常の熱い気(闘気)を螺旋の動きに巻き込み、そこに自らの冷静な冷たい気を叩き込んで竜巻を発生させる。

武術家の強さと闘気の強さは比例する為、相手が強いほど威力が上がる。逆に相手が弱いと威力が下がり、温度差が発生しないレベルになると使用すらできなくなる。

参考:乱馬+良牙の最初の修行のときには、良牙に乱馬を倒そうという殺気がなかったため、そよ風程度の風しか起こせずにほぼ0%の威力であったが、乱馬+玄馬右京の3人に使用すると20%の威力、八宝斎に使用すると100%の威力になる。


猫拳編集

幼いころ玄馬によって課せられた「かつお節をくくりつけて多くの猫がたむろする穴に投げこむ」という修行によって体得した技。猫になりきり、猫そっくりの身のこなしで戦う拳法。

床、木、水などを拳圧でけずり節のように粉砕する。コロンと対等に戦えるようになるなど圧倒的な強さを発揮するが、一度この状態になると特定人物が宥めるまで暴走が止まらず、幼少期は近所の老婆が宥めていたが、現在はあかねが宥め役となった。暴走中の記憶は残らない。

正確には猫への恐怖が限界に達した乱馬が無意識に行っている逃避行動であり、実は指南書には「その修行方法は全く意味がないから、やめておくように」と書かれていたのを玄馬が見落としていた。


猛虎高飛車編集

自分の「強気」を闘気として発射する技で、気が大きくなればなるほど威力も跳ね上がる。良牙の獅子咆哮弾に対抗すべく会得した技で、良牙のそれはネガティブ重い気が元だが、こちらは真逆の性質を持っており、最大威力も互角。だが、乱馬の強気は単なる意地っ張りであることも多く、獅子咆哮弾との競り合いでパワー負けしたり、途中で弱気になって弱体化してしまうこともままあった。気力が重要な某対戦格闘ゲーム超必殺技ほぼそのままである。


実写ドラマ版では何故か良牙が登場していないのに使用していた。


猛虎落地勢編集

御大層な名前だが単なる土下座。


敵前大逆走編集

走・考・攻の三条から成り立つ早乙女流奥義。

カッコいい名をつけているが、つまりは敵から逃げてその間に対策を考えるという情けない技である。だが玄馬曰く「案外難しい」らしい。



演者について編集

演じる山口勝平氏は、同じく高橋留美子氏が原作のアニメ『犬夜叉』の主人公(るーみっく主人公)である犬夜叉も演じることとなった。


2024年版でもキャストはそのまま変更無く続投する。


余談編集

2024年版アニメではもみあげが短くなっており、おさげが重力に逆らって丸く跳ねているシーンが多い。


関連イラスト編集

らんまとPちゃん^^らんま½


関連タグ編集

らんま1/2 らんま1/2の登場人物一覧 るーみっく主人公

早乙女玄馬 早乙女のどか (早乙女家

天道あかね 天道なびき 天道かすみ

九能帯刀 響良牙 シャンプー ムース 久遠寺右京

呪泉郷 龍の髭


三つ編み おさげ 格闘家 チャイナ服 中華

猫嫌い 一級フラグ建築士

男子高校生 性別逆転 女体化 TS TSF


表記ゆれ編集

乱馬 ranma saotomeranma saotome_ranma

ranmasaotome ranma_saotome ranma-saotome


女性時の姿編集

らんま 早乙女らんま 女的乱馬 女らんま 乱子 桃源郷らんま

帯子 DoCo


コンビ・カップリングタグ編集

乱らん 乱あ 乱シャ 乱右


人称・口調・口癖・呼称編集

一人称
  • おれ
二人称
  • 「おまえ」メイン
  • 機嫌が悪いとき・激昂したとき⇒「おめー」「おめえ」「てめえ」
  • 「アンタ」「あなた」を使ったことは、原作・アニメを通じて皆無
口調
口癖
  • 「てめえ、なにしやがる!」
  • 「てめえ、なにしやがった!」
呼称
  • 頭が全く上がらない人物⇒「苗字・名前・フルネーム+さん」
  • 親しい人物・同い年以下の人物・敵キャラクター⇒「苗字・名前・フルネーム+呼び捨て
  • 腹に据えかねる人物⇒「xxの野郎」

関連人物への呼称編集

関連人物呼称
天道あかねあかね
天道なびきなびき
天道かすみかすみさん
天道早雲(早雲)おじさん
早乙女玄馬(くそ)おやじ
早乙女のどかおふくろ(独り言・モノローグ時・対面外のみ)
シャンプーシャンプー
久遠寺右京うっちゃん
九能小太刀小太刀・黒薔薇の小太刀
響良牙良牙
九能帯刀九能(先輩)
ムースムース
八宝斎(妖怪エロ)ジジイ・じいさん
コロンばあさん・ババア

関連人物からの呼称編集

関連人物呼称
天道あかね乱馬
天道なびき乱馬くん
天道かすみ乱馬くん
天道早雲乱馬くん
早乙女玄馬乱馬
早乙女のどか乱馬
シャンプー乱馬
久遠寺右京乱ちゃん
九能小太刀乱馬さま
響良牙乱馬
九能帯刀早乙女乱馬
ムース乱馬
八宝斎乱馬
コロン婿どの

関連記事

親記事

らんま1/2の登場人物一覧 らんまにぶんのいちのとうじょうじぶついちらん

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 26426225

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました