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六道鯖人

ろくどうさばと

六道鯖人とは、高橋留美子の漫画『境界のRINNE』のキャラクター。トップイラスト右の人物。
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CV:山口勝平


※注意編集

このキャラクターは、その所業故にアンチが非常に多く、時折過剰なキャラヘイト表現や、「似たような人物」など本来の記事内容の趣旨からズレた書き込みが行われる事があり、それが原因となって編集合戦へと発展する事も多々あります。純粋にこのキャラクターを好きな人もいるので、悪意を含んだ表現は控えるようにお願いします。


人物編集

生きている者を死後の世界へと誘う堕魔死神たちを束ねる「堕魔死神カンパニー」の社長。名前の読みは「鯖人(サバト)」とカタカナで表記される。

死神・魂子と人間の父の間に生まれたハーフ。六道りんねの父親であり、親子そろって赤髪赤眼。

魂子からの遺伝か、常に不敵な笑顔を浮かべている。

兄と言っても通用するほど見た目が若く、一見すると爽やかな好青年だが、実際は金遣いの荒い女たらしのろくでなし

たくさんいる愛人に貢ぐために、一人息子のりんねを借金の連帯保証人にしており、彼に極貧生活を送らせている元凶である。赤ん坊のりんねから手形を取り、小学校への入学祝いを巻き上げ、高校に入れば拇印を欲しがるなどろくでもないエピソードは枚挙に暇がない(だが、幼い頃のりんねとのツーショット写真を取り返す為に奮闘(?)する話もあり、息子への情はない訳でもなさそうだ)

ちなみに恋愛の守備範囲は広く、なんと自分の母親と同世代の女性とすらも関係を持ってしまった事実すらある。(もっともコレは本人も気づけなかったゆえの事だが)ただし、さすがに小学生は守備範囲外らしい。


母親の魂子と同じく余程の事がない限り常に笑みを浮かべ、人を食ったような態度をとる。配下である堕魔死神はガチで人の命を奪う極悪な死神達だが、鯖人本人の行動は基本的にギャグ調で、今のところ自ら人の命を奪うような描写はない。

それでも数々の所業からりんねをはじめとして架印といった多くの死神たちから討伐の目標にされており、危険な死神達を統率していることもあって本作における悪の親玉というポジションにある。

何かしら料金が発生すれば、支払いは誰かに押しつけ、時には踏み倒し、まともに支払えば吐血までするなど、心の底までろくでなし根性が染み付いている。


りんねと同様に人間との混血であることが大きなネックになっているらしく、死神とは名ばかりで霊一体まともに祓えない。その上、ノルマ水増しはおろか労働そのものを一切せず、真面目に働こうものなら血の涙を流して気絶する始末。

一方で戦闘能力だけは無駄に高く、首に巻いた襟巻や「吸血火車」などを使用し、竜巻を起こして瞬間移動もできる。浄霊能力は低いものの、以前ゴールドライセンス所持者を倒したことがあるため、死神ライセンスはりんねを凌ぐゴールド(格上のライセンス所持者を倒すとそのライセンス相当の実力があると評価される)。


りんねにとってが特別な存在であることに感づいており、婚約指輪(りんねの金で勝手に購入)で半ば強制的に二人を結婚させようとしたこともある。アニメ1期2クールのOPでは、桜にちょっかいをかけようとして、魂子からハリセンの制裁を受けている。

ちなみに、率いるカンパニーはとっくに借金まみれになっており、負債ごと押し付ける目的でりんねに社長業を継がせようと目論んでいる。


鯖人の死神道具編集

  • 吸血火車(きゅうけつかしゃ)

触れた物を問答無用で一瞬のうちに換金し、相手の財産を奪い尽くす強力で恐ろしい武具。基本的な使用法としては投擲や盾代わり。投げつけた後はブーメランのように手元に戻ってくる。換金された物は社長室の金庫に転送される。吸血火車に触れた物自体も鯖人の金庫に残る為、理論上は無限に金を得ることができるはずだが、理論は理論でしかなく上手くいったためしがない。

  • あの世の盗撮グッズ

自律して相手を盗撮するグッズ。手足の生えたビデオカメラで、自分が見られると恥ずかしがって逃げ出す。桜の行動を見張るために鯖人が送り込んだものだが、発見されて自爆した。また、(ネタバレ注意!)の動向を監視するためにも使用した。

  • ゴールドライセンス

上述。死神たちの持つライセンス(死神の資格)の中でも高位に位置する資格証。高校時代の先生と対決する事で譲られたもの。ちなみに入手時の対決の折、近くの死神女子校の生徒たちが、その様子を見ていたために、ついうっかり本気を出してしまったらしい。のちにカンパニーで偽ライセンス証を増産する際の原本にした。

  • 死神の鎌

ゴールドライセンスの事を指摘され、りんねにライセンスを賭けた戦いを挑まれた際に実家の押し入れから取り出したもの。自身が幼い頃から使用していた鎌だが、押し入れに入れっぱなしであった事からも解る通り、メンテすらせずに放っておいたため、すぐに折れた。

  • 一打残し

道具ではなく、若い頃の鯖人が編み出した死神の鎌を使用した技。不浄霊を成仏一歩(一打)手前まで弱らせるための技。鎌を使用した際には無意識に使ってしまうほど、体に技が染みついている。用途は成仏手前まで弱らせた霊を女性死神に譲る事で、相手の心をつかむと同時に優しさを演出して、対象の女性死神を自分に惚れさせる こと。高校時代はこの技によって200股をかけていたらしい。正直「こんな技さえ開発しなければマトモに優秀な死神になれていたハズだ」と全員がツッ込んだ。


余談編集

鯖人の声を担当した山口勝平は、過去にるーみっく作品の主人公を2役続けて引き受けており、そのうちの一人は、実の父親に振り回されるキャラだった。やはり血は争えないのか…。

また、死神と人間の混血である鯖人だけでなく、男と女の両方の性質を持っていたり、妖怪と人間の混血であったりと、演じた3役いずれもハーフという共通点がある。ただし過去2作は主人公でいわゆる善玉だが、今作では悪役である。

山口勝平さんとるーみっく


関連タグ編集

境界のRINNE 六道りんね 真宮桜 六道乙女 魂子

死神 毒親


沢越止作品内における全ての元凶にして女たらしのクソ親父。

マダオ サイコパス ダメ人間 才能の無駄遣い 煮ても焼いても食えない:以上が彼の性格と言動を表した言葉の数々である。

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