概要
マジンガーZの口の溝から発射される突風。光子力ビームやブレストファイヤーと並びマジンガーZの決め技として多様される。初登場は「マジンガーZ」第2話で、ガラダK7を撃破している（その前に光子力ビームでダブラスM2を撃破しているので、最初の決まり手とはならなかった）。
気化させた特殊溶解液を含んでいるため、喰らった機械獣はボロボロに腐食して崩れ去る。直撃さえすれば戦闘獣どころか、超合金Zでさえひとたまりもない。実際、暴風に煽られてマジンガーZ自身をサビさせたことすらある。が、発射している口部の溝の部分がサビたことは無かったりする。一応、濃塩酸と濃硝酸を混合すれば金が溶かせる王水になるように、混合すれば超合金Zが溶かせるようになる複数の溶解液を風で飛ばし、大気中で混ぜているのだと仮定すれば、発射直後は口部は錆びず無事だが、跳ね返されるとマジンガーZが錆びてしまうことに理由はつく。
『激マン!』でのリメイク版マジンガーでの弓教授の発言によれば、分子結合を瞬時に切り離してしまうほど強力らしい。
派生武器
| 呼称 | 使用機体 | 解説 |
|---|---|---|
| グレートタイフーン | グレートマジンガー | ルストハリケーンを上回る突風だが腐食性は無い。しかしそれを利用してグレートブーメランの軌道を突風で変更するという使い方を見せたことがある。 |
| ルストトルネード | マジンカイザー | 戦闘獣や富士山の山肌ですら一瞬で消滅してしまう威力で、発射体勢を取っていないと反動でカイザーが横転してしまう程 |
| ルストストリーム | マジンカイザーSKL | 腐食性については不明（一回きりの使用で相殺された為） |
| アイアントルネード | アイアンカイザー | こちらも腐食性は不明（上のルストストリームと相殺） |
| ルストハリケーン | マジンガーZERO | 富士山と街を消滅させるに留まらず世界を崩壊させる天変地異を引き起こす |
余談
「ルスト」は錆を意味する「rust」からと思われるが、本来の発音は「ラスト」なのは言わないお約束。
まあ日本語だと「last」と発音が被ってしまうので結果これでよかったのだろう。
