概要
ダブラスM2と共にマジンガーZと最初に対戦した機械獣。身長18m、体重200t。死神を思わせる外見をしている。
頭部の鎌型の刃はブーメランにもなり、大型の建物も切断できる。その鋭さは、Dr.ヘルが「基地そのものを壊しかねない」と言っていた程。前半のOPでも、戦車に投擲し切断していた(しかし、超合金Zには全く通用せず)。
漫画版では、自衛隊の歩兵部隊目がけ投げつけてバラバラに切り刻むという卑劣な真似を行っていた。
また、肘部分の関節は蛇腹状になり、若干長く伸びる。
ダブラスと組んで光子力研究所に攻め込むが、原作でもTVアニメでもルストハリケーンで破壊された。
前期OP内では、戦車を抱え上げたところを光子力ビームを受け破壊されている。
OPで毎週ダブラスと共に破壊されているのはあまりにも有名で、「マジンカイザー」「真マジンガー」「マジンガーZ/INFINITY」等の派生作品やスーパーロボット大戦などでもほぼ皆勤賞である。機械獣の顔と言っても差し支えない。
原案デザインは、石川賢氏。当初は頭部の鎌の形状が異なり、肩部分の形状が撫で肩で、腰部にも何らかのパーツが付いていた。(参照)
アニメに登場させるにあたりリライトされたが、上記以外の変更点は無い。当初からイメージが固まっていた、完成された秀逸なデザインであると言える。
「真マジンガー」に登場した際には、カラーリングが多少変更され、頭部、下腕部、腰部は赤く塗られている。
マジンガーZ/INFINITY
ダブラスM2とともに、マジンガーZとの戦いを見せてくれた。
スクランダーで飛行するマジンガーZに鎌を投げつけ、その後にマジンガーZの背後から鎌を振りかぶり襲い掛かる。しかし、スクランダーから連射するサザンクロスナイフの直撃を受け、鎌の片方をマジンガーZに奪われてしまった。マジンガーZは奪った鎌で、ダブラスM2の首の片方を切断。
爆炎とともに接近し、残る鎌で切りかかるも、マジンガーZが腕に展開したアイアンカッターの刃で受け止められる。続けざまに、マジンガーZはもう片方の腕にアイアンカッターを展開。胴体部に切り付けられ、そのまま両断、爆発炎上した。
機械獣軍団の中でも、マジンガーZと印象的な戦いを繰り広げ、更には「アイアンカッターによる、今までには見られなかったやられ方で退場した」という、やられ役、引き立て役としての冥利に尽きる活躍を見せてくれた。
マジンガー乙女
機械獣姉妹長女、桂(けい)として登場。
ロボットガールズZ
機械獣ガールズとして凄く美少女なガラダちゃん(CV:森下由樹子)になっている。どうしてこうなった?
鎌は側頭部ではなく後頭部に備え付けられ、一振りでビルをぶった切る程の切れ味を有するが、チームZには毎回ボコり倒されている。
GRK-7
「マジンカイザーSKL」に搭乗するキバ軍の使用するメカ。
ガラダK7の量産型のようなもので、頭部の眼が5つに増えている。ミサイルはオミットされたが、代わりに携行ライフルを使用する。
関連項目
マジンガーZ スパロボ マジンカイザー 真マジンガー CBキャラ