概要
永井豪の漫画版『マジンガーZ』に登場した暗殺用女性型アンドロイド。
旧アニメ版における機械獣の没設定からの流用で、漫画のみの登場。
まったく同じ外見をした3体(ガミアQ1・ガミアQ2・ガミアQ3)でチームを組んで行動する。
長い金髪ツインテールは切れ味鋭い金属線の束であり、自在に髪をなびかせてターゲットを切断する。身体能力も高く『マジンカイザー』ではバイクに走って追いついている。
Q1は甲児に放り投げられてQ2の金属髪に巻き込まれバラバラにされ、
Q2は駆けつけてきたシローのホバーパイルダーの翼の直撃を食らって腰から真っ二つにされて破壊された。
その後、逃げ延びたQ3は海底基地からの脱出を目論んだ甲児の前に立ちはだかる。接戦を繰り広げた末、海底基地の爆破装置の起動と共に逃げようとしたところで背後から光子銃で撃たれ、そのまま真っ二つにされて破壊された。
ちなみにTVアニメ版の後日談である『マジンガーZ/INFINITY』においてはブロッケン伯爵がリサに「ガミアQのコピーか!?」と発言し、それを受けたリサが「私はオリジナルです!」と憤慨した様子で返していることから、画面に出てこないだけでTVアニメ版の世界でも登場していたらしい。
※ただ、リサは機械獣ではなくINFINITYの人型コントロールユニットであり、ガミアQの基になったかどうかは疑わしい。「コピー」と呼ばれた事自体に怒った可能性もある。
同じくTVアニメ版の後日談設定である『スーパーロボット大戦(小説)』においても同等の事が語られている。
派生作品
漫画版マジンガーZ以外には、
- OVA「新キューティーハニー」(おい)
- OVA「CBキャラ永井豪ワールド」(CV:林原めぐみ)
- OVA「マジンカイザー」(CV:柚木涼香)
- 漫画「マジンガーエンジェル」
- TVアニメ「真マジンガー衝撃!Z編」(CV:雪野五月)
- 漫画「真マジンガーZERO」
- アニメ「ロボットガールズZ」(CV:松井桃子)※3.5話
- ↑のゲーム版「ロボットガールズZオンライン」(CV:加隈亜衣)
- 漫画「スーパーロボット大戦α THE STORY 竜が滅ぶ日」
- 自伝漫画「激マン! マジンガーZ編」
に登場している。
CBキャラ版
ブロッケン伯爵と共にマジンガー破壊を目論み、光子力研究所に侵入する。あしゅら男爵に操られているスパイだが途中から自分の意識だけで動いている。男性陣のあまりのバカさに呆れ果てた結果、なぜかアフロダイAに恋をする。
マジンカイザー版
非常に巨乳であり、やられたシーンではピンク色の乳首も露になっている。
倒され方が少々原作と異なり
- →原作通り同士討ちでバラバラ
- →遠隔操作された無人のスクランダーで真っ二つ
- →スクランダーからの攻撃で爆散
となっている。
真マジンガー版
関節がマネキンのように浮き出るなどより機械的なデザインに描き直されて登場。
原作では登場しないQ4、Q5も登場した。
Q3は回収されて光子力研究所が鹵獲する。
真マジンガーZERO版
衣装は黒のシャツにネクタイといった姿に変更。転校生を装い甲児を暗殺しようと目論むが、原作とは異なり、学校で三機とも撃破されている。
ロボットガールズZ版
アニメでモブとして登場した後、『ロボットガールズZオンライン』で正式に登場。擬人化の必要がないのでそのままの設定で出ている。
グレンダさんにパワーアップしてメガンダさんになるためのブレスレットを与えた
竜が滅ぶ日版
地球連邦軍の女性兵士を殺して成り代わり、光子力研究所にマジンガー軍団を搬入。本家マジンガーZを奪取するもたまたま遊びに来ていたクスハ・ミズハらにより甲児たちは脱出し、アフロダイAとボスボロットに粉々にされた。
その後『スーパーロボット大戦α』本編でもこの事に甲児が言及している。
激マン!版
『カイザー』『衝撃!Z編』を上回るムチムチした爆乳美女にリ・デザインされ、意匠もボディコンのようなより露出度の高いものにされている。肩と脇を露出したアームカバーが付いているのは初○ミクのパロディだろうか?
余談
名前はそのまんま「髪」が由来。
元々豪ちゃん先生は乳首からビームを出すつもりだったが、「流石に下品すぎるからやめよう」ということで髪を攻撃手段にした結果、この名前になったとか。
関連タグ
マジンガーZ マジンカイザー 真マジンガー マジンガーエンジェル
チックル - ダイナミックプロで初の魔法少女の主人公。ガミアQ同様のツインテールキャラ。