概要
漫画版『マジンガーZ』及び、それを原作とした『真マジンガー 衝撃!Z編』や『真マジンガーZERO』やOVA『マジンカイザー死闘!暗黒大将軍』に登場する軍事部隊。
初代漫画版ではDr.ヘルの総攻撃に備え光子力研究所がマジンガーZに加え、新規開発した4大スーパーロボットを加えた5機で構成されている。
『衝撃!Z編』だとビューナスA以外は序盤から存在したが超兵器は搭載されていない。後に搭載される。
『真マジンガー』では東映版TVアニメオリジナル機体のボスボロットもこれに加わっており、『真マジンガーZERO』だと新規開発された3大ロボはいずれもガンダムのモビルスーツのように数十機が量産されている。
4大スーパーロボット
以下は初代漫画版準拠。
ビューナスA
光子力ビーム(ただし角から出す)と、前腕から超合金Z製の三日月刀を飛ばす「Zカッター」を装備している。詳しくは該当項目で。
パイロットは弓さやか。
ミリオンα
メイン画像奥中央。光子力研究所が新規開発した「電磁砲」を顔面に搭載している(使用時は顔が下方へスライドするように開く)。
バイオンβ
メイン画像右端。胸部にルストハリケーンを搭載している。
パイロットは航空自衛隊の東しゅん。
ダイオンγ
メイン画像左上。ブレストファイヤーを搭載している。なぜか折り畳み式で、胸の装甲を開いて使用する。
パイロットは陸上自衛隊の小出政雄(当時のダイナミックプロマネージャーに因む、顔も似ている)、『真マジンガー』や『マジンカイザー死闘!暗黒大将軍』では大出。
各作品での活躍
ぶっちゃけ言うと一部の作品を除いて撃墜&戦死している。
少年ジャンプ版
「マジンガー軍団編」にて登場。Dr.ヘルの機械獣軍団に挑むが連戦で消耗していき、マジンガーZとビューナスAを除いた全員戦死してしまう。
ちなみに現在刊行されているヴァージョンはマガジン版と混同している都合上、「マジンガー軍団編」がカットされていることが多いため、存在そのものがなかったことにされるという不遇っぷり・・・・・と思われていたが実は次回作である「グレートマジンガー」の1巻に収録されている。
マジンカイザー
映像作品としては初の登場で本編ではミリオンのパイロットであるローリィ&ロールがレギュラーとして登場している。
続編である『死闘!暗黒大将軍』では全員登場するのだが冒頭の二人の退場を含めて全員が戦闘獣の手によって原作同様に破壊&戦死している。
ちなみに政雄としゅんは甲児たちと対面しているシーンすらないため、影が薄い。
衝撃!Z編
割と序盤に登場するがそもそも前述の通りマトモな武装を搭載していないため、機械獣軍団に対してはまるで歯が立たなかった(それでもジェットスクランダーを運ぶなどのサポートぐらいはできる)。後半以降は原作同様の超兵器を組み込まれたことで戦えるようになる。
最終回ではロケットパンチを内蔵した量産機が多数登場。
何気にパイロットが全員生存している珍しいケース。
真マジンガーZERO
量産機として登場。
最終防衛ラインを死守する「魔神大戦」で無数に押し寄せてくる機械獣軍団と死闘を繰り広げた。
激戦の末、四人の乗る機体は撃墜され、量産型を含める破壊された機体は後にDr.ヘルによって再利用されることになる。