概要
メガスマッシャー とは、マンガ「強殖装甲ガイバー」において、ガイバーが使う必殺技。
漢字で「胸部粒子砲」と書く。
発射手順
- 胸部の装甲の左右両方、もしくはどちらか片方を、手で引き剥がす様にして開く。
- 開いた装甲の下に粒子砲本体がある。
- 透明なレンズ状の物体が前にせり出すように膨張する。この物体はゼリーみたいに柔らかい。中央に黒い発射器官が見え、全体としては目玉状。
- エネルギーが充填され、砲の中に粒子の光が満ちる。
- 発射。
その威力は作中で記録映像を見た科学者が「ビッグバンの小型版」と評したほど。
クロノス科学陣の計測では、その出力は100メガワットを超えるという。またゼクトールなど似て非なる高出力レーザー兵器を扱う者からすると破壊によって生じる跡は生体レーザーのそれとは異なる特徴が判別できるらしい。
作中ではガイバーの登場から既に数年が経過しているが、あまりに高性能な為かクロノスの調整体でも、単独でメガスマッシャー並の破壊力を持つレーザー・ビーム系兵器を使用可能なのは、獣神将を除けば一部の超獣化兵位である。ギガンティックでは強化型の「ギガスマッシャー」となっている。
胴体部に大出力砲を内蔵する例は人間大ロボットなどでは珍しく無いが生体ベースのヒーローの武装としてはエポックメイキングな部分がある。
女性版ガイバーの発射シークエンス
別の意味
胸の装甲を自分の手で開く動作から、前合わせの衣服の前を自分で左右にはだけるイラストに付けられることもある、当然ながらR-18が多い。このせいでよく勘違いされるが本家のメガスマッシャーは肺が変化した物であり乳房は全くの無関係である(精々蓋となる胸部装甲の形に反映される程度)。
ただ、メガスマッシャーを照射する半透明のレンズ体は柔らかい材質で出来ており、胸部装甲を解放するとたゆんっと美事な乳揺れを見せるため、あながち否定し辛いところもある。
なおガイバーⅠは、分解酵素液を前腕部に吐きかけられ手を負傷して動けなくなった状態の際、意志力のみで両胸部装甲を展開させ、スマッシャーを撃った事がある。こちらはさしずめボタン飛ばしか。
関連タグ
インスペクター:(スーパーロボット大戦に登場するバンプレストオリジナル勢力。高周波ソード、メガスマッシャーなどガイバーをモチーフにしたと思われる武装を装備した機体が多い。)
ジョン・クローリー:ガイバーをモチーフにしたと思われる『メガスマッシャー』という超必殺技を持つ。胸の前で両腕を構えて球体型の気弾を作って発射する技。『発射後に弾道を操作できる』という、格闘ゲーム史上でも非常に稀な性質を持つ。
デュラクシール:同名の武装を使っている。
ゼノン:同名の超必殺技を持つ。こちらは巨大なビーム砲。
別の意味での関連タグ
バストガン(巨乳ハンター):乳揺れによって攻撃する超音波砲。爆乳(当時この言葉はなかったが)のみが使える必殺技だが、主人公のスペルゲン盆地胸バリアーによって跳ね返された。